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アメトーーク「ギター芸人2016!」 [★映画・ドラマ・テレビ]

●2016年5月5日、テレビ朝日系「アメトーーク」のテーマは「ギター芸人2016!」。

昨年も「ギター芸人」放送してて、しっかり見ていました。で、消せずにいます。
だって、押尾コータローさんがゲストだったから! カッコイイねぇ~(♡▽♡)。
もし学生時代に彼のギターを聴いていたら……年代的にそれはありえないんだけど(^^;)……、間違いなくヒマに任せて音取りを試みたであろうと思われ。無理を承知で(笑)。今からでも遅くないか、音取ってみるか!? (弾くとは言っていない)

……というのもあるのですが、フットボールアワー後藤さんのギターにも惚れてましてなぁ。

このテーマのリーダー(?)である彼は、必ず、とあるメンバーのことを「吉本一ギターがうまい」と紹介。昨年も今年も。その方は確かに既存曲のコピー・速弾きなど、技術は高かった。けど、「人に聴かせる」「開かれた」音……ではなかったかな? 良くも悪くもギターフリークのギター、って感じ。ついでに言うと、今年の回でのコピー曲が半音惜しかった。そこ、もう1個隣を弾いてほしい~って(^^;)。

後藤さんのギターは、聞き手を想定したギターというか。語りかけてくるというか。どこが聴きどころで、どこが笑いどころか、明確に表現してくれているというか。本物の表現者だなぁ~! と感嘆したのでした……昨年「渋いおよげたいやきくん」のアレンジを聴いて(笑)。
「野生爆弾」のかた(名前変わった?)も、マジメに弾いたら相当上手そう。アドリブ、楽にできているし! 音楽性高し! でもネタ的に「女子引き気味系」なので、ワタシは後藤さんに1票(笑)。

んで、ワタシにとっては大事なことなんだけど……後藤さんはチューニングがちゃんとしてた! 最近、テレビでギターを弾く(おもにお笑いタレントの)チューニングが、合っていないことが多い。チューナーが小さくて便利になったんだから、だれかちゃんと見てあげてえぇぇぇ! って言いたくなるような歪んだギター音が、結構よく聞こえてきます、テレビから。

そんな調子外れのギターのチューニングを引き受け、ドヤ顔をして笑いをとる後藤さん……本物だ! と感動したのも、去年の放送でした(≧▽≦)。

では以下、「ギター芸人2016」のネタバラシ。最後のスペシャルゲストが誰だったか未見で楽しみにしておきたい方は、以下ご覧にならないでくださいね♪

今年の放送のネタバラシしま~す(^^;)。


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前季のドラマの感想w [★映画・ドラマ・テレビ]

●2016年春ドラマの感想を書いていて思い出した。前季(2016年1~3月)ドラマで、「ニヤリ、ニヤリ」し続けた、楽しいドラマがあったんでした。

・NHK『ちかえもん』

もう、タイトルからして楽しいwww ドラえもん? ナニ? → 近松門左衛門!

松尾スズキさんが怪演する五十がらみのオッサン「ちかえもん」が、表情豊かでかわいらしくて(笑)。彼をかわいらしくみせる脚本の妙と申しましょうか。もうそれはそれは、愛すべき作品でした!


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「近松はいかにして『曽根崎心中』を書いたか」というドラマの本筋も、想像もつかない結末が用意してあって度肝を抜かれたんだけど。本筋の脇が、とにかく楽しかった!(≧▽≦)

主人公ちかえもんの声で、「教科書に載っている、あの近松門左衛門です」に始まり、「痛快娯楽時代劇やのに……」みたいなナレーション。で、劇中歌として、ちかえもんが昭和歌謡曲を一節歌う(≧▽≦)。ちかえもんの書き損じた脚本を、コミカルに劇中劇で再現。

毎回シメの決まり台詞も「……てな、陳腐な言い回しは、ワシのプライドが許さんのである」だった。プ、プライドって英語ww 第5回「標的、忠右衛門(ターゲットはちゅうえもん)」なんてサブタイトルもあったしwww

もう、楽屋落ち一歩手前です(笑)。

でもね、「内輪受けだけ」とか「奇をてらいすぎ」とか、そういうところまで行かないの。下手をすると本当に面白くなくなるところを、非常に微妙なバランスで見事な「ニヤリ」に仕立ててあるの。どう見せたら内輪受けにならないか、ちゃんと計算されつくしているんだと思う。……好きだな~、こういう巧みな世界! 個人的にユニコーンを好きな理由と重なる気が(笑)。下手すると「自分たちだけわかっていて面白がっている」になる、ギリギリの地点を攻める感じ? 「そうならない地点がわかっているセンスの良さ」に、ワタシは大喜びするのです(^^)。


あら、この作品の脚本家・藤本有紀さんも、クドカンさんが受賞した「向田邦子賞」を受賞! ワタクシ、向田邦子さんのエッセー自体が好きだったから、この賞の受賞者にも知らずと惹かれるのかも~? 「ちりとてちん」も「平清盛」も飽きずに見続けられたもんなぁ……!

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●話を「ちかえもん」に戻しますと。

時代劇であるにもかかわらず、「ちかえもん」は音楽も楽しかった! 「ターンターンターン、タカ、タッタッタッタッタン!」と、短調なのに元気良くコミカルで昭和大衆演劇っぽい(?)(けどどこか上品な)テーマ曲から、ちょっと切ないシーンの「はあ~、はあぁ~」みたいなお姉さんが歌っているBGMも、気がついたら脳内再生されていることが(笑)。

なぜそうなるか。答えは音楽担当が宮川彬良さんだから! そう、音楽番組「どれみふぁワンダーランド」の!

この方、絶対「心から楽しんで」曲を作っているよね! っていう何かが伝わってくるのです。言葉(作品に込められた思い、のインタビューなど)を聞かなくても、音の並び(?)だけから! 「イヤイヤ作った」感が皆無の音楽って、楽しい♪ 事実は知りませんよ、知りませんけども。多分アキラさんは音楽をイヤイヤ作るってことがないんだと思う。だから聴いていて楽しくなるんだと思う。某民放の朝ニュース番組で、「イヤイヤ作ったっぽい、いかにも楽しげな(だけど全然楽しくなれない)商業音楽」を繰り返し聞かされていると、うんざりするのね(毒)。


NHK木曜時代劇「ちかえもん」オリジナル・サウンドトラック

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リンク先、40曲もあって驚いた。「そんなにあったっけ!?」と。でも、試聴したらシーンが思い浮かびます♪ ああ、あったあった! 「おかしなふたり」が、ユニコーンファンにはどこかで聞いたようなタイトルですが(^^;)かわいくて好きですね。

なんだろう、全体的に昭和っぽいんだけど、どこかベタな昭和とは違う風味。昔のジャズ? みたいな感じも入っているような? リンク先でザッと試聴したら、結構ラテン色も強くてカッコ良い。楽器や音色が、1曲1曲とても印象的。ピアノは、この打鍵の力強さはアキラさんご自身の演奏ですかねー? やだ、このサントラ、欲しくなっちゃった(笑、お金が…… ^^; )。


木曜「痛快娯楽ミュージカル」時代劇、ちかえもん。これが前シーズン、唯一楽しんだドラマでした♪
他が面白くなかった、っていうわけではなくて。この冬はドラマチェックする余力がなかったのね(^^;)。



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今季ドラマの感想 [★映画・ドラマ・テレビ]

●4月いっぱい、根詰めて仕事をしておりまして。連休で羽休め。
今さらながらやっと、4月スタートのドラマを見始めました(笑)。

もう第3話とかだったりするけど、「脚本が良いドラマは途中から見始めても面白い!」と思って、興味があるドラマだけチェック♪

『重版出来!』……繰り返しになるけど、鑑賞後が爽やか(?)な仕事人ドラマ、ですね(^^)。重たすぎないしうそっぽすぎないし。現実社会で働いていると、「そんなにトントン拍子でうまくはいかないよ」とか「そんなに手柄を立てる新人、いないよ」とか、思わないでもないですけどね(^^;)。それは意地悪な見方であって。漫画業界の裏話や編集者・営業の苦悩・出版業界の実情なんかはリアルで、しかもどこか共感できるものなんだよね~、別業界であっても!

『ゆとりですがなにか』……クドカン脚本ということで今季はこれを一番楽しみにしていました。が、第1話がなぜか録画失敗(>_<)。第1話のおさらい番組と2、3話を見るも……。面白いですよ? 自分からは一番遠い(身近に知り合いのいない)世代の話なのに、妙に引き込まれますから。けど……今季のクドカンは、妙にシリアス。「ニヤリ」は少ないし、泣きそうな気持ちにさせられたりします。これは「ゆとり世代」へのマジメな励ましのメッセージを込めたのかな? 嫌いじゃないですよ。キャラ濃いしw 濃いだけでなくて一人ひとりの思いや人生を浮き彫りにして、複雑に絡ませてあって面白いし。

『99.9-刑事専門弁護士-』……正直、ノーチェックでした。若者向けドラマでしょ、って(^^;)。でもネット上のレビュー(?)で、「キャラが濃い」と書いてあったので見ました、なんせキャラ濃いのが好きなので(笑)。第3話だけしか見ていないけど、脇役が重厚で豪華だなぁ! NHK『ちかえもん』の、不幸糖売り「万吉」と平野屋「忠右衛門」がセットで出てきたとき、思わず「あっ!」って(笑)。 あと、泣かせますね。あのタイミングであのオチはないだろ……オバチャン、泣きそうになりました(;_;)。歳のせいで涙腺が緩くなったかな? と思ったのだけど、同じ日にその後で見た「いかにもお涙頂戴」のお芝居には泣けなかったので、やはり当ドラマの「泣かせ」が上手なんだろうと思います。

『コントレール~罪と恋~』……そんなのがあることも知らなかった、NHKの夜ドラマ。本日お昼、たまたま見ました。「引き込まれた」のと「引っかかった」のと、半々で。役者さんの魅力が満載! やっぱり主役の存在感って大事だよね~&この後どうなるのかな~、と、つい見とれました。今後の展開が激しい大人の恋愛ドラマ、らしいっす(笑)。引っかかったのは演出ですかね。映画『バグダッドカフェ』をまんま真似たような、現実の日本ではありえない店構えとか。他にも何か忘れたけど、「そりゃねえべ?」と思わせるちょっとした演出がありまして。よく言えばファンタジーなんだけど、ファンタジーが過剰すぎると「ウソ」に見えちゃうんだね~、と思いました。

・『名探偵ポワロ』……言わずと知れた、NHKBSプレミアムで放送されたドラマ。昔放送されたものの、リマスター再放送。旧シリーズ(リマスター前)も含めて飛び飛びで鑑賞しています。Wikipediaによると、先週土曜日に放送されたのは約25年前(!)の第27話の再放送らしく。ポワロ(デビッド・スーシェ)さんがお若い! 声優の故・熊倉一雄さんのお声も、近年の放送より20数年分お若い! アガサ・クリスティーの原作を全編ドラマ化したという偉業も含め、いろいろ感慨深く楽しんでいます(^^)。 難を言うと、時々「イギリスの古いファッションの」「似たような美男美女が」何人も出てきて見分けがつかない回があった(笑)ことくらい、かな。登場人物が多いと、本気で見ていないとね(^^;)。

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……だから何? って言われると、何でもないただの個人的な覚え書き、ですけど(^^;)。久し振りにドラマがゆっくり見られて、楽しかったので♪



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