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「サマーヌード」、「ハリがないと」、「サーフジーンズ」 [ ・耳コピ挑戦]

●実は仕事の〆切が迫りつつあります。本来、悠長に遊んでいるヒマはないはず。

しかし、どうにも気分が行き詰まって、作業がはかどらず。打開すべく、ベースを持ってテレビ前に集合! (人はそれを「現実逃避」と呼ぶ……w) 

ユニコーン「MOVIE29」DISC2に収録されている、真心ブラザーズの楽曲「サマーヌード」の音取りをすることにしました(≧▽≦)。以下、完全に「チラシの裏」話です(笑)。コードメモとかはナシ。仕事が仕上がったら取りかかる……かも!?(^^;)

その前に、真心のオリジナルバージョンを聴く。あ、オケとかが盛りだくさん入っていたんだったね。わかる人にはわかる言い方をすれば、アルバム『レット・イット・ビー』のフィル・スペクターバージョン並みの賑やかさ。

レット・イット・ビー

レット・イット・ビー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2013/11/06
  • メディア: CD
※2013年発売の「新価格」バージョン、とのこと。フィル・スペクター氏プロデュースのオリジナル盤。なんだけど……正直、あまり好きじゃない(^^;)。


レット・イット・ビー・ネイキッド

レット・イット・ビー・ネイキッド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2013/11/06
  • メディア: CD
※断然、こっちの方が好きです! とくに、盛大なオーケストラと女声コーラスが入っていない、「ロング・アンド・ワインディング・ロード」のシンプルさ、美しさがね。しみじみ、心に染み入ります。

「サマーヌード」も、オリジナル盤の編成よりユニコーン「MOVIE29」DISC2収録のシンプルバージョンの方が、ずっとずっとカッコイイ。民生さんが一生懸命おしゃべりしているかのようなベースと、桜井さんの肩の力の抜けたギターと、誰か知らないけどキーボードの人の熱演があれば、曲の彩りは十分。※この「誰か知らない人」については、別記事でチラッと触れます、多分。余力があれば。


●さて。

「サマーヌード」、民生さんはよく歌うベースラインを弾いておいでではあります。しかしベーシストのベースではないためか、どこか「わかりやすい」ベースでした(弾けたとは言っていない)

ベーシストの手元がよく映るおかげで、ポジション取りが楽でした。「え、そんな小節の途中でポジション移動させるの!?」と、ギターのプロの「無駄のない合理的な動き」に驚愕。(ベース)ギターって、そうやって弾くもんなんだ……! 勉強になりました! 

驚愕といえば、あのベースラインを弾きながら、同時に音の上下変化が大きいメロディーを歌える民生さんって、やっぱりただ者じゃない! と。当たり前ですが(笑)。そのうえ、最後の最後は熱唱のあまり手元を見ずにポジション移動をなさっている!? す、すぎょい!!!

この曲に関しては、ポジションがわかったので、それだけで満足(笑)。


そうだ、サンフジンズの「ハリがないと」の方が、もう少し簡単そうだったよ? → コピーする曲を変えることに。 → 曲最後の「オシャレな崩し」以外は、音が取れました♪ (弾けたとは言っていない) ほぼ3、4弦しか使っていないのね。メモ:4弦5フレットから8~9フレットスライド。おお、これならほぼ「弾けたつもり」になれます、だってコードチェンジもほとんどないしね(笑)。なぜか「手島いさむ大百科」を思い出しました(笑)。民生さんの好きな曲調、なのかも。

ついでなので、次の「サーフジーンズ」も探ってみる。あ、意外にこの曲、「Gm」だったの!? ギターに気を取られていると明るい曲調に聞こえたんだけど。おおー、ベースとギターがユニゾンになる箇所、近い音が出せただけで気持ちがイイ! (弾けたとは……以下略) こちらは「頼みたいぜ」スタイル。シンプルな3コードに近い、という意味で。

※そういえば、サンフジンズのスタイルに関連して、当ブログコメント欄にて、「KM」さんから以下のようなお話をうかがっていました。
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サンフジンズの何かのインタビューで(中略)、民生さんが、そもそも自分はこういう音楽がやりたかった、ってのをサンフジンズでやってる、というようなことをおっしゃってました。シンプルでかっこいい8ビートを、というようなことを(後略)
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うん、なるほど! サンフジンズ、上の2曲に限っては、民生さんの関わった作品の中でも、とりわけシンプルなコード進行の曲ですね(^^)。(どなたが作曲したかは知らないですけど ^^; )。うかがっていたお話の内容、ベースで音取りをしてみて実感できました! 
んで、蛇足ながら、ベースを弾いていて「手島いさむ大百科」と「頼みたいぜ」を連想したから、民生さんは『Z』&『ZⅡ』レコーディング(2010年ごろ?)辺りから、そうしたシンプルな曲調を好まれていたかも……!? 両曲ともユニコーン作品だったので、転調などのひねりを入れざるを得なかった(笑)ようですけど。そのシンプル路線を煮詰めた感じがサンフジンズから感じられます、言われてみると確かに!


あ~、楽しかった♪

実際はリズムも音感も相変わらずズレっぱなし(;_;)でヒドイもんですが、ビデオに合わせて弾くと、弾けた気になるもの(楽器あるあるw)。ひとっ走りしたような爽快気分を味わって、現実逃避を堪能したのでした(笑)。これから仕事でパソコンのキーボードを叩きまくらねばならんのですが「うっかり左手指先に水ぶくれを作ってしまった」のは、ナイショです(≧▽≦)。



●コピーとは名ばかりの「ポジション探り」をしてみて、「ギタリストの弾くベース」の特徴も実感できたような気がします。民生さんと岸田さんの弾くベースをなぞってみて……

(1)ベーシストのベースと比べると、ポジション数とかは極力省力化してあるっぽい。シンプル。(ポジション移動が少なめ、とか) 

(2)その代わり、限りあるポジションの中での「フレーズが歌うバリエーション」がギターソロ並みに大変に豊か(ギターソロの調子でアドリブっぽく動くので、フレーズが覚えきれない……っていうか多分、覚えて弾くものではないのだな、アドリブだもの ^^; ) 

(2’)民生さんに至っては、繰り返しのパターンでも同じ弾き方は決してしない。パターン化していません。これ、ポール・マッカートニーの手法と同じ! ポールの「Nowhere Man」のベースは、3回の繰り返し箇所で1回も同じ弾き方をしない。ワンパターン、許さじ!(笑) それと同じ感じがする。ポールもデビュー前はギタリストだったこともあり、特にジョージ・ハリスン楽曲でギターソロ並みのベースフレーズをブイブイ歌う傾向があります。「ギタリストのベース」あるある、かな(≧▽≦)。


よし、しばらくはこの3曲のマスターを日課としよう(^^)。

※音感のズレが、思ったより深刻。「次の音は『ラ』だから5フレ!」と思って左手を押さえると、ざんね~ん、実際の曲は「ソ」でした~! みたいな。定規に印刷されている目盛りが薄れて読みにくくなってしまったかのように、自分の中で音階の目盛りが消えてしまっている感すらあります……。

(´・ω・`(´・ω:;.:...(´:;....::;.:. :::;.. ....

楽器から離れていた時期が長かったからなぁ……。毎日リハビリしたら、目盛りが復活するかしら???





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