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小田和正とポール・サイモン? [★音楽]

●一昨日夜(2022/07/31)、テレビ朝日の『関ジャム 完全燃SHOW』で、小田和正を特集。たまたま見ていて。

小田和正(オフコース)作品の「Yes・No」ともう1曲は、イントロと歌い出しで転調してキーが違う! と、例を聴かせてくれていた。

転調しているので予想したのと違うキーになり「うにょ~ん」とした違和感が(語彙w)。番組でも「これは歌いにくい、難しいことしている」的なミュージシャンの解説が。


これを聴いて思い出したのが、サイモン&ガーファンクル(ポール・サイモン)作品の「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌(So Long, Frank Lloyd Wright)」。

同曲も、間奏終わりからブリッジを歌うところで半音転調。同じように「うにょ~ん」として、ヒジョーに歌に入りにくい。

入りにくいけど個人的にこの「違和感」、不協和音と同じで聞き慣れたらクセになって好きになる、巧みなワザだと思っています♪



●ワタシはオフコースは通らずに来ているので、有名なフレーズをちょろっと知っている程度。小田和正の音楽的ルーツも全然知らないし調べてもいない。んだけど。

小田和正は多分、ポール・サイモンの「フランク・ロイド・ライト……」にインスピレーションを得てアレンジしたよね? と思う。理由はいろいろある。

・世代的に、サイモン&ガーファンクルを聴いていてもおかしくない。
・オフコースの美しくて厚いコーラスワークが、サイモン&ガーファンクルと同路線。
・「Yes・No」は「フランク……」の10年後の作品。

極めつけは

・「フランク・ロイド・ライト」は歴史的な建築家の名前。小田和正も学生時代に建築を学んでいたと! じゃあ、フランク・ロイド・ライトのことを知らないわけはない!


あくまでも憶測だけど……

「フランク・ロイド・ライト……」は、マイナー曲ながら後追いのワタシでさえ知っている曲。まして当時「ミュージシャンで」「建築を学んでいた」「コーラスワークを得意とする」人物が「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」を聴いたこともない、なんてことはありえない……と、「うにょ~ん」を聴きながら思ったのでした(笑)。



●それにしても、番組で見た小田和正作品、コーラスワークがすごすぎる。

番組の解説でも言っていたけど、複雑なフレーズが、まるで建築物のようにきっちり計算されて構築されている感。何気なく聞き流していたから、(ほぼ世代にもかかわらず)知らなかった(^^;)。


コーラス好きなんだけど、なんで聴いてこなかったかねぇ? → 多分、繊細で美しすぎると感じたから、かな?

サイモン&ガーファンクルだって、繊細で美しいけどねぇ? 

個人的には、美しいのもステキだけど、もうちょっと荒ぶるラフさが好き……だったのかもしれませぬ。
(≧▽≦)


あらためて小田和正作品、聴いてみようかな? と思わされた良番組でした☆


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