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「コミックソング」特集 [★音楽]

●NHK BSプレミアムの番組、「たけしのこれがホントのニッポン芸能史(8)~コミックソング~」を視聴。長くて情報量が膨大な番組なので普段は見ない。けど、コミックソングとなると見逃せませぬ。ワタクシの好みの何かが出てくるに違いない、と。

ああ、出てきたともさ!(笑) → 

なんせ、昭和のコミックソング史を、クレイジー・キャッツより以前からじっくり取り上げた番組。最初はユニコーンの位置づけがどんな辺りになるか……コミックソングとは言い切れないにしても、ルーツにはなっているだろうな、とか……そんなことを気にして見ていた。けど、途中から「コミックソング」そのものが気になり始める(^^;)。

気になることが膨大すぎて、どうにも記事にまとめようがないのだけど、そこから二つ三つ、言いたいことを少しだけ。

PUFFYの「これが私の生きる道」ってタイトルは、小林旭の「これが男の生きる道」が元ネタだったのか!(笑)
 同曲は資生堂CM曲だったんで、「私・生・道」で「しせいどう」と読ませる遊び……かな? くらいにしか思っていなかった。元ネタがあったうえでのこの遊びだとしたら、もう天才的だとしか言いようのないタイトル!(笑)

これが私の生きる道




・小林旭に「さすらい」って歌もあるww

さすらい ←(きっと同名異曲)




……とりあえず、民生さんの遊びの元ネタは、洋楽を聴いていただけではわからない、ということがわかりました(笑)。民生さんの親世代の流行歌まで知っていて初めて、奥田ワールドが理解できるのかも……。奥田民生さんという方の「音楽データベース」の引き出しの膨大さを実感。
そういえば、解散前の「ぴあ」で「民生さんが選んだレコード100選」みたいな特集があってね。その本、友人から譲り受け押し入れのどこかにあると思うんだけど。まだ20代半ばくらいか何かで、どのレコードも解説が付けられるくらい聞き込んであったご様子。「すごいな、この人」と思った記憶が。



●ユニコーンと別枠で、もう一つ、気になったことを。

・平成のビートルズとまで言われた楽団「たま」を、「コミックプレイヤー」にしないで~(^^;)。
確かにメンバーの石川さんは「たまのランニング」と世間に呼ばれ、ひときわ目立つ風貌ではあったけど。実は作詞・作曲・歌・パーカッションが冴えに冴えた、れっきとしたミュージシャンであり……。あの服装は、コミカルさを狙ったというより、人と違うことを極めた結果だと思っている。それに「たま」は、他メンバー全員の服装もそこそこヘンだったのに、石川さんだけ取り上げるとは……。解せぬ(^^;)。
他に挙げられていた「コミックプレイヤー」が、電気グルーヴ・ピエール瀧さん、グループ魂・港カヲルさん、ゴールデンボンバーの樽美酒研二さんで、そのルーツは米米クラブ・ジェームス小野田さんだ! などと言われると、「ちょっと待って!?」と異を唱えたくなる。このお四方は「パフォーマー」の趣が強いけど、石川さんは「この方がいないと、楽団としての音楽が成り立たない」演奏者の一人ですから……。う~ん、ちょっと毛色が違わないかい? 世間から見たら、同じなのかぁ~?



●さて、番組自体の話題に戻りまして。とても貴重な番組だったんじゃないかと。

個人的には、以下が嬉しかった。

クレイジー・キャッツの「お笑い演奏メイキング」が見られたこと。昔見た「お笑い音楽」演奏があまりにも鮮烈に印象に残っていまして。その一部とメイキングなんて、滅多に見られるものではなく。スタジオで間合いを検討するサマは、ユニコーンと変わらないかも!? ああ、ワタシが物心ついた頃には俳優になっていたあの方々は、本来すご腕の音楽家だったんだな……と、あらためて実感。

所ジョージさんの弾き語りが、(曲の一部だけど)これでもかと聴けた!(≧▽≦) よく、昔の曲も覚えているよね~? スラスラとギターを弾きながら歌うサマが、カッコ良く。ゲストで音楽評論家の萩原健太さんが、「所さんは他にない格別の存在のシンガーソングライター」だとしながらも「でも(詞も曲も)詰めが甘い」と評していたのが、おかしく(笑)。でもゲスト・宮澤エマさんに褒められたので、所さん、うれしそうでした(^^)。

大瀧詠一さんと小林旭さんの扱いが、とにかく新鮮だった。この方々も「コミックソング」に入るのかぁ~、言われてみたら妙な活動の数々よね~、と。小林旭さんなんか、世代じゃないから「赤いトラクター」しか聞いたことがなかった。まともに聴いたら、なんのてらいもなく堂々と妙な歌詞も歌いこなされていて。ちょい前ノリ気味でシャープ気味の歌の迫力に圧倒され。所さんが「コミックソングの帝王」と評していたけど、ホント、そんな気がしてきました(笑)。


番組でもじっくりと取り上げられていた、クレイジー・キャッツ、ドリフターズとユニコーンの関係を掘り下げて考えてみたくなり(^^;)。かなり近い位置にいると感じたのね。けど、「他と違う音楽」を目指したこれら先達たちが、最終的に俳優やコント集団になったことを思うと、あまり針が振り切れても音楽から離れちゃう……のかな? とか。これら先輩バンドに比べたら、ずっと「音楽」分野に留まってい続けるユニコーンなんて、羽目を外していると言ってもおとなしいもんだ……と思いました(^^;)。

だめだ、考えがまとまらない(´・ω・`)。この辺にしておきましょう。


こんな貴重な歴史を掘り下げたコンテンツが再放送なしだとしたら、もったいない。番組内で「所ジョージだけで1時間半の特集を」って言ってたけど、ホント、「クレイジー・キャッツだけで1時間半」「影響を受けた現代のミュージシャンたちだけで1時間半」取り上げてもいいくらい(笑)。もっと「具体例」をたくさん見聞きしたい……と思わされた特集でした!




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ラテン系「リカルド・サントス」の話 [★音楽]

先日のユニコーンの民生さんABEDONさんのラジオ番組とやらで、幼少期に聴いたレコードの話があった。それを聞き、ふっと自分が幼少期に聴いていた妙なレコードを思い出した。このたび素性がやっと明らかになったので、それについて。

ホリデイ・イン・ジャパン・デラックス

ホリデイ・イン・ジャパン・デラックス

  • アーティスト: リカルド・サントス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2001/07/25
  • メディア: CD
※うわー、ジャケット違うけど、これだこれ! 一部記憶にないけど、聞き覚えのある曲たちが~(嬉々)! パソコンならリンク先から試聴可能。

日本の抒情歌を、西洋のオーケストラが「これでもか!」とラテン風や中国風にアレンジしまくった、奇天烈でノリノリの1枚。中国風って、日本人が「中国っていうとあの響き」って勝手に思っている、5度(?)離れた旋律が並行してハモる(?)感じ。当時の西洋人には中国と日本の区別はついていなかったのだろうし、今の日本人も中国に対して当時のイメージを書き換えられずにいる気がします、あ、音楽的にね(^^;)。

「さくらさくら」みたいな元が静かな曲でも、パーカッションが跳ねています! ブラスが、吠えまくっています! 「七つの子」のギロ(溝の彫ってあるパーカッション)の音の長さと勢いに笑います! 「フィシャーーーッ!」って。これは民生さんにぜひ聴いてもらわないと(笑)。

ええーと、曲によるんですが、とにかく笑えます。

子どもの時に聴いたキリだったんだけど、曲によっては今でもアレンジが最初から最後までアタマにこびりついているものも。強烈で鮮烈で、楽しいアレンジが多いです。「音的に多少ふざけたラテン系」がお嫌いではない方は、ぜひ聴いてみてください! 

とにかく、上記リンクの「お江戸日本橋」と「さくらさくら」だけでも試聴してみて、その「けったい」さにのけぞってみてください♪


●実は我が家にはこのレコード、度重なる転勤やらで、もうなくて(残念)。

どこの誰による、なんて名前のレコードだったか、まったく情報がなくて……ホントに長年、脳内再生のみで音は聴けず。それがこのたび見つかったので、小躍りしている次第(^^;)。

やっと盤名がわかり、音も(試聴レベルだけど)聴け、聴いたらうっすら思い出せる曲もあったんで、可能な限り曲解説をしてみようかと(音源を持っていないので、うろ覚えですが ^^; )


現在、把握している情報(^^;)。


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「エコー」の難解さ [★音楽]

●すみません、ユニコーン新曲「エコー」の話の前に、まったくのワタクシゴトをぼやきます(^^;)。

ただいま休暇続行中につき、「エコー」の耳コピを開始しております♪ ビデオ録画を見ながら楽器が弾ける環境にはない(ワタシにはチャンネル権がない、そしてチャンネル権を持つ女王様が絶えず報道番組をつけっぱなしである ^^; )ので、だいたいのコード進行をメモって楽器を弾ける場所に行って、詳しいコードを探って……。

……という記事を書きかけていたのですが。

女王様外出のスキにビデオを流しながら音合わせしようとしたところ、衝撃が……

自分の予想していたキーより、1音低かった! Σ(゚д゚;)))

楽器なしで予想しメモしていたコードが、すべて1音高かったのです。最初からコピーし直しだ~(^^;)。

なぜ衝撃かというと、学生時代に耳コピしまくっていたころは、コピッた音が1音なんて単位でズレたことがなかったので……。絶対音感こそないけれど、せいぜい半音ズレくらいだったかと。(`・ω・´)キリッ ←それじゃダメじゃん(笑)。

最近、楽器を触る機会が極端に減ったからなぁ……。バンドこそ組んでいるものの、弾いているのは、いつも「お決まりのビートルズ作品」限定だし。

楽器さえ手元にあれば、ズレているのはわかるので修正できる程度の「相対音感」(?)はあるのですが……。曲全体をまるっと1音ズレて音取りをしていたというのは、ちょっと自分的にショックでした。音感も、使っていないと鈍るんだね!(≧▽≦)


●個人的な前置きが長くなりました(^^;)。

それにしても……。「エコー」、思った以上に異色の曲です!

この曲、カラオケで正確に歌うのも至難の業だと思うよ! すごく音の取りにくいメロディーになっているから、コピーバンドの皆さんなんかは、ボーカルの力量が問われると思うよ。簡略化して半音隣の音を使ったりしたら、そう難しくもなくスルッといけますけどね。それでは民生さんの狙った捻り感は出ないのぢゃ(^^;)。

「エコー」の難解さについて(現時点でわかったこと)


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「ヒット曲が欲しくば、以下の手法を使え」!? [★音楽]

●「ソドレミ」の話が出たところで、バンドメンバーと話していて笑った、「ヒット曲の法則」みたいなことについて。

「ヒットした曲によくある特徴」っていうのを、各々いろんな番組で見聞きしていて、「それを全部使ったらとんでもないヒット曲が作れるね! 作らないけどね!(≧▽≦)」って盛り上がったのでした。

曲作りをされる方には、何かのご参考になるか、ならないか……(笑)。


★曲の出だしは「ソドレミ」もしくは「ソドレ♭ミ」にする
 長調(メジャー)だと「ラレミ♯ファ」でも「シミ♯ファ♯ソ」でも(以下略)いいのよ♪

★コード進行は「カノン進行」にする
 ハ長調(キー「C」)なら「CGAmEm/FCFG」を繰り返す

★歌の始まりは「弱起(じゃっき)」にする
 曲の出だしが小節の1拍目からではない、くらいの意味。例)サザンオールスターズ「TSUNAMI」のサビ前:「♪(1、2、3)見つめ/あ……♪」。小節の始まりからカウントすると4拍目に、「見つめ」って歌い出しが始まります。

★歌のサビは「あー」と、母音の「a」を伸ばす
 例)サザンオールスターズ「TSUNAMI」のサビ:「♪○○○/あーうと、す/なー○○、お/しゃー○○……♪」の辺り!

※すごいな、サザン!

他にもあったかな? 出典は「どれみふぁワンダーランド」やら「亀田音楽堂」やら、その辺の音楽番組からです、多分(詳細不明)。

た・だ・し。

二つ目の「カノン進行」は、採用すると一発屋になりやすい!? なんて説もありますので、保証はできませんけど(^^;)。

※これ「カノン進行=一発屋」ということではなくて、ベテランも駆け出しの人もカノン進行を使っているんだけど、駆け出しで使っちゃうと「無闇にヒットして、それを超える曲を作るのが難しくなるので、結果、『一発屋』に見られてしまう」……ってことかなぁと。だって、今ごろの季節になるとよく耳にする、超ベテラン山下達郎さんの「クリスマス・イブ」だってカノン進行っぽいからね? (原曲は「カノン進行」とはちょっと違うっぽい気もしないでもないですが。歌い出しのメロディーをカノン進行のコードに乗せても、1か所違和感があるくらいでほぼOKな気がします。専門家ではないので「気がする」ばかりですが ^^; あ、思い出した。この曲の間奏は、ほぼ「カノン進行」のおおもとである「カノン」へのオマージュだったではないですか! つまり、達郎さんは「カノン」の聖なる感じを意識して、わざと使っているってわけです、多分)

クリスマス・イブ(2015クリスマス・スペシャル・パッケージ) ←へえ~、達郎さん、今年用のバージョンがわざわざあるんだぁ~!? もはや年末の風物詩、といったところでしょうか。あ、デビュー30周年だからかな? 今年は各方面で「○周年」がやたらと多い年だった印象!



●……と、ここまで書いておいて、なんですが。

本当の名曲は、上記のような条件をアタマでこねくり回してパズルのように仕立てたものではないだろう、とシロウトながら思います。

「Yesterday」や「なごり雪」のような、いつまでも歌い継がれる名作は、「天からメロディーが降りてきた」そうです。記事にし損ねている(^^;)んだけど、星野源さんも1回「天から(?)降りてきた」のをつかまえたことがある(?)そうです(出典:NHKコント番組「LIFE」第3シリーズ……だったかな?)。

話は曲作りに限らなくて。

ドラマの脚本や小説や漫画も、「面白いなぁ」って感じる作品の作者さんが「キャラクターが勝手に動き出すので、それをつかまえて表現しているだけ」なんておっしゃるのを、よく見聞きします。あ、ドラマを演じる俳優さんも、そんなことおっしゃいますね? そういうお話、1回や2回でなく、たくさん見聞きします。つまり「理論」だけではなく「直感」のような何かを使って発想した作品だ、ということなのかな?

そうした、何らかの「降りてきた」ものを「つかまえた」経験がある方こそ、「アーティスト」と呼ぶにふさわしい気がしています(^^)。だから逆に言うと、そうした特別な経験もない実に大勢の人を簡単に「アーティスト」と呼ぶのには、ワタクシ未だに抵抗があります(笑)。

サザンは、上記の条件に当てはまる箇所も多いけど、もちろんそれだけではなくて桑田さんの「つかまえてくるメロディー」が多くの人々の心に響くものだから、不動の位置にいるものと思っています♪


●話が大幅にそれました(^^;)。

音楽好きが集まって「有名ヒット曲の条件」について仕入れた話題を集めたらこーゆーことになった……という、些細なお話でした♪ 出典もアヤフヤなお話につき、内容の保証はしません(笑)。




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「ギルフォード・バケツ・ドラマーズ」!!! [★音楽]

●居間で老親がNHKの「世界街歩き」ってBS番組を観ておりまして(カンタベリー/イギリス編)。ワタシはテレビは見ずにユニコーンの新曲動画を(遅まきながら)パソコンで見ていたのですが。

ん? ノートパソコン越しに見えるテレビで、なんか音楽をやっている? 街頭でドラム? 

え、チョーカッコエエーーーーー!!!

大道芸のように、二人組が何かを叩き終わり、インタビューに応じていました。その二人組の名前は、「ギルフォード・バケツ・ドラマーズ」だって。え、叩いていたの、バケツと鍋!(≧▽≦)
(ここでワタクシ、「たま」の石川さんを思い出したのでした……あの方も、楽器こそ「アレ」でしたけど、素晴らしいリズム感の演奏でした! 最近聴いていないけど)


●早速、「ギルフォード・バケツ・ドラマーズ」をネット検索。Facebookがあるようだけど、ワタクシ、あれはやっていないのでパス。でもカタカナでもちゃんと、正式な名前がヒットするのね! 「Guildford bucket drummers」で、YouTubeの動画もたくさんヒット! だいたいが、道行く人が「なんじゃ、こりゃ♪ Σ(゚д゚;)))」と足を止めて撮影している動画らしく、途中から始まっていることが多い模様。

あらためて、路上ライブ映像を拝見!

( ´∀`)ポワ~ン♪

ス・テ・キ♪

何がすごいって、二人のリズムが……呼吸が、ピッタリなのよ! 楽器が何か、とかは、もうこの際関係ない(いや、楽器がバケツや鍋や非常ベルw だけなのもすごいし、安定しないそれらを叩きながら位置直したりしているのもすごいんだけど)

で、テンポのアップダウンも、変化に富んでいるのにピッタリ! 文字通り「呼吸が合っている」としか言いようがない。あんまりピッタリだから、兄弟か何かかしら? と思ったけど、それほど似ているようでもなく。じゃあ、練習のタマモノで、あそこまで呼吸が合わせられるようになったのかしら? 

で、リズムがピッタリ合っているからって「正確無比で機械的」かって言うと、「機械的」ではない。むしろ、音の表情が(バケツや鍋にもかかわらず)非常に豊か! 聴いていて、リズムに合わせて踊りたくなるような躍動感!

なおかつこの二人、叩きながら新体操団体競技のごとく、お互いのスティックを投げ合い、相手が投げたスティックを受け取り、ピタッと決める! なんだ、この芸達者具合!!

なんかねー、右の人がやや細くて芸術家タイプ? リズムにのめりこんでいる。リズムの流れもこの人が作っている感じ……なのかなあ? 一心不乱。で、左の人が、ガッチリした「にこやか」さん。足でシンバルを操作しながら、右の人をとってもよく見ている。時に右の人が顔を上げて、アイコンタクト。リズムが合うと「ニコッ」と笑う。

こーゆー、音楽的ワクワクがある音楽が、一番好きだなー♪♪♪
音楽って本当は、大仕掛けでなくてもいいのよ……シンプルに、身の回りにあるもので……。
もっとも、その「シンプル」に、「研ぎ澄まされたセンス」がまるで含まれていなかったら、例えば幼児がお茶碗をお箸で叩いてはしゃいでいるレベルになっちゃう(笑)ので、難しいことなんですけどね(ё_ё)。この方たちは、もう、センスが良いから、何を使っても芸(術)になる感じ( ´∀`)。

もうね、もしオラの街であの人たちがパフォーマンスしていたら、ワタクシ多分、最初から最後まで、ずーっと目をハートにして耳をダンボにして、聴き惚れちゃうね! ライブビデオが出たら、買っちゃうね! お金さえあれば、だけど(¥_¥)。

インタビューを見るに、カンタベリーで活躍しているのではなく、イギリスのどこか (「ギルフォード」って名前が付いているジャンw)からたまたま、その街に来ていたような? アップになった顔を見たら、まだ少年っぽさが残っているような? (二十歳そこそこ、くらいかなぁ?)

うー、彼らについて、もっと見聞きしたいなー!


★YouTube動画がご本人たちによるものかどうかわからない限り、ひょっとして肖像権やら著作権やら問題があるかもしれないので、リンクはしません。でもご参考までに、そこから得られた情報をチラッとメモ書き。

 ・2012年11月アップ:既に二人で、とても簡素なバケツセットで演奏? 人に見せるというより、夢中になって遊んでいる感じ? 10代の子どもに見える。www.youtube.com/watch?v=0RS-g_Zaxq4
 ・2013年1月アップ:二人ともまだ細い子ども。セットがだいぶ本格化。
www.youtube.com/watch?v=wENlGOIH29U
 ・2013年4月アップ:細い右の方が一人で演奏?www.youtube.com/watch?v=bhac9W7asLE
 ・2013年10月アップ:二人で演奏している。なんか番組っぽく作られた映像? それによると、彼らの名前は「Josh Stagg」さんと「Oli Hall」さん??? 左の人がガッチリ、急に青年っぽくなってきていますwwww.youtube.com/watch?v=0TVp_CISv28

 ・2014年1月アップ:二人で演奏。www.youtube.com/watch?v=o1SeUkAzL78

 ・2014年8月アップ:もはや完成されているね!www.youtube.com/watch?v=LyARroz_0BI
 ・2014年12月アップ:寒いのに頑張っているね!www.youtube.com/watch?v=YSkJ5GYu7Js

……憶測だけど、子どもの頃から二人になって、バケツを叩いて夢中で遊んでいたのかな? それがだんだん発展して現在の形になり、立派に完成したのかな? 「好きこそものの上手なれ」ってことかな? ……だとしても、まだ幼いうちから、ふたりのリズム感はズバ抜けて優れています。


★公式(?)Facebook(?):https://www.facebook.com/GuildfordBucketDrummers

※ここを見たら、NHK「世界街歩き」の取材が今年(?)の7月1日だったっぽい様子? 
※左の、にこやかな方の人が「Oli」さん?
※Oliさんは、ガン患者のために、髭を剃って何か寄付集めをしている??? ←英語がわからないので、違っていたらゴメンナサイ(汗)。


これからどんな活動をするのか、楽しみだね!
( ´∀`)







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CMの「音」 [★音楽]

●CMで使われた「マシュ・ケ・ナダ」の話をしたついでに。

最近のテレビは、音楽の扱いがぞんざいだ、と思う。
音に頼って、音で耳を引っ張ろうとしているのに、
視聴者が聴いているのをおかまいなしに「ブチッ」と切る。

昔はね、CMって15秒なり30秒なりで「完結していた」と思うのです
(どのくらい昔かは、ご想像にお任せします ^^; )。
キダタロー先生みたいに、短いCM曲をたくさん作れる専門家がいて、
音楽は時間内にキチンと終わっていたと思います。

浪花のモーツァルト キダ・タローの ほんまにすべて

浪花のモーツァルト キダ・タローの ほんまにすべて

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: アップフロントワークス
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: CD

試しに、ご存知の方は「カステラ一番、電話は二番……」とか、
「伊東に行くならハトヤ……」などと歌ってみてください。
最近見かけるCMなら「ゆったり、たっぷり、の~んびり」(ホテル三日月)とか。
(ローカルCMかな?)

たとえ続きがあるのだとしても(知らないけど)、
時間内に「チャン!」って終わるでしょ?( ´∀`)

最近のCM曲は、「タイアップ」が多いから。
出だしで人を

「 ( °o°)ハッ 」

と引きつけられればOK。
人がいっぺんテレビの方を向けば役目は終わり……?
みたいな扱いが多い。

だから、意識して聴きだすと、
シエンタのCMで使われた「マシュ・ケ・ナダ」同様に、
すんごく気持ち悪い箇所で「ブチッ」と切れているCMが多い……(;_;)。

例外:AppleとGoogleとユニクロとメガネのパリミキは、「時間内に終わる」「印象的な」音楽を使っている気が。ただし個人的に「Apple」は落ち着くけど、「Google」と「ユニクロ」はわりとガシャガシャ派手な音楽が多い印象かな? 個人的に、あまり静かな音楽だと聞き流している可能性もありますが……(^^;)。


●そんな、「音楽のサワリの切れ端」が浮かぶテレビCM界で、
個人的に非常に音が気になったCMは……。
         ↓

コロナ エキストラ ビール 瓶 (新) 355ML × 24本

コロナ エキストラ ビール 瓶 (新) 355ML × 24本

  • 出版社/メーカー: モルソン・クアーズ・ジャパン
  • メディア:
※ビールは20歳になってから!

コロナビールのCM、とくに30秒バージョン。
さっきまでの騒がしい音楽の断片が、ピタッと無音になる(気がする)のね。
厳密には無音にすると「放送事故」になるでしょうから、
小~さな波の音がフェイドインしているんだけど。

テレビから突然音がしなくなるものだから、
逆に視聴者が「えっ!?」ってテレビの方を向く仕組み。

ヨソが「目立つ音を!」「キャッチーなサウンドを!」と
耳を引っ張る音ばかり探している中で、その流行を逆手にとって
無音(っぽい演出)をすることで目立たせる……。
巧みなCMでした!(慣れるまで何度、テレビの方を振り向いたか ^^; )

また「ザザーッ……」っていう波音も、耳が休まる感じがして
CMとしての好感が持てましたなー(癒)。

好きな音楽のCMもいいけど、途中で切られるのがキライ。
ならいっそ、こんな感じの耳の休まるCMの方が好感度がアップするなー(笑)。

と、個人的な感想、でした(^^;)。

【追記】この記事を書いた後で、あらためて「いろいろなCM」音を意識的に聞いてみたんですが。意外にオリジナルソングで完結しているCMも、ありました、ありました。「ハウス・ジャワカレー♪」とか「レバープラス♪」とか(ハウス食品はピッタリ合わせた音楽が多い気が)。「めっちゃコミック~♪」とか「ザ・ガード(整腸薬)」とか。サウンドロゴのワンポイント使いの企業も多いですね。ただその中で、「突然ブチッと音楽が切れるCM」が目立つ(耳立つ?)んですわ。ゲーム系とか化粧品系とか自動車系とか、若向けの商品が多いかな? 「スーモ」も、オリジナルソングにかかわらず途中で終わってる~(笑)。
ということで、多分「主流はピッタリ完結オリジナルソング」か「ワンポイントサウンドロゴ」を使用したCMなんだけど、それでは目立たないからと「途中でブチッと切れる音楽」のCMが台頭。それが増えすぎて今度は「出だしが無音!?」のCMが登場し始めた!? とか、そんな感じかもしれませんね。知らないけど(^^;)。





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トヨタ・シエンタのCM曲 [★音楽]

●だーいぶ前から、気になっておりましてね。
トヨタ自動車のCM曲が。
あのー、なんかサッカー選手が出てくるやつ。

 ★トヨタ「シエンタ」公式サイト:http://toyota.jp/sienta/cp/special/

だって、BGMが往年の名曲「マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)」だから!

ヴェリー・ベスト・オブ・セルジオ・メンデスとブラジル’66

ヴェリー・ベスト・オブ・セルジオ・メンデスとブラジル’66

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/06/21
  • メディア: CD
※「マシュ・ケ・ナダ」収録アルバム。

当ブログをパソコンでご覧いただくと、左のカラムに
「お気に入りアイテム」っていうのが表示されます。
長年そこに入れてあるアルバムの、代表曲です!


この曲を聴いたのは、昔むかしの話で。
「オンエア・チェック」と言って、ラジオ放送をテープに録音し、
それを聴いていたころのことです。
現代の、データで音楽を聴いている層にはわかるまい。( ̄ー ̄)

ラジオの音質は良くないわ、テープにカセットデッキのアナログ機器だわ。
いま思うと、とても音質の良くない音源を聴いていたわけです。
その後CDも買ったと思うけど、もはや自分が音楽離れしていてサラッとしか聴いていないかも。

で。
このたび、トヨタの車のCMでこの曲がテレビから流れますとね。
びっくりするわけですよ、その音の良さにw

「おおおおお、こんなにリズムパートがクッキリしてたっけ!?」と(笑)。

いいですねえ、このブラジルのリズム。
前奏の「ズチャチャズ、ズチャチャズ……」ってところから、
もう踊り出したくなります( ´∀`)。

とくにパーカッション! タンバリンもしくは類似のパンデイロ?
それとスネアドラムの「カツ、カツ」って音のするリムショット。

でも、歌い出しを「お~♪」って歌ったところで、CM終了(T_T)。

正直申しますと、聴かなくなって早○十年。曲のタイトルがすぐに思い出せなかった(^^;)。「お~、ありあぁ~よ~、おぱーおぱーおぱー……」(ワタシにはそう聞こえる)と歌っていって「ま~しゅけ、な・だ♪」あ、そうだった! と思い出した次第(^^;)。

続きを聴いてみたい方は、ぜひトヨタ「シエンタ」公式サイトへ。
「SPECIAL MOVIE」として、曲が長々と聴けますよ♪
あと、サッカー選手のハメス・ロドリゲスさんとやらの映像もたっぷりと!




どんな意味の歌なんだろう?


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気になる声、はっけーん♪ [★音楽]

●実は最近、とんと音楽を聞かなくなりまして。
っていうか考えてみたら元々、好きな音楽以外は全然聞かない人だった(笑)。
好きじゃない音が流れるくらいなら静かな方がいい、っていう(^^;)。

好きな音楽すら、縁遠くなっておりましてのぅ……。
先月にはユニコーン民生ちゃんの「50祭」があったんだけど、
それもご縁がなかったな……。
当日、「ああ、今日……今ごろ……おめでとう……」って思い、
翌朝のZIPか何かで映像をチラッと見、(きっとDVD出るよね……)と
祈るような気持ちでやり過ごして(笑)、それっきり。

……という、比較的静かな日々を送っておりますが。

テレビをつけると、何かしら音楽(の断片)が聞こえてきますなあ。
親が見ている退屈な旅番組のBGMが「馴染みのある曲」ばっかりすぎて、
(ああ、担当者が多分、同世代だな)(いや、この曲が入っているから弟と同じくらいw)
などと、「懐メロ(?)」に耳を傾ける日々なのです。が。

久し振りに珍しく、新しい音楽&声にググッと耳が引っ張られました。

それはコカ・コーラCMで使われていた、「ゲスの極み乙女。」の曲。


私以外私じゃないの(通常盤)

私以外私じゃないの(通常盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/04/22
  • メディア: CD


そういう名前のバンドがいることは、知っていた。
好きな漫才コンビ「ハマカーン」のギャグじゃん? と思っていた。

下衆と女子の極み 強くなりたきゃパンを食え

下衆と女子の極み 強くなりたきゃパンを食え

  • 作者: ハマカーン
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2013/06/29
  • メディア: 単行本
 → 関係ないんだって?(by Wikipedia)

※「ハマカーン」は、持ちギャグが「下衆(ゲス)の極み!」っていうの。
 んで、それを言わない方が、女子っぽいおしゃれな生活をしているってネタもあって、
 だからあわせて「下衆と女子の極み」って書名になっているのね。


●話がそれました(^^;)。
バンド「ゲスの極み乙女。」が気になる、という本題。

CMでは、女性にしては太い、男性にしては高い、中性的なボーカルが一瞬流れる。
その声に耳が引かれたのね。
ずーっと気になっていたんだけど、CM見ては調べるのを忘れる、の繰り返し。
昨日やっと、上記リンクのCM使用曲を聞きました。

Σ(゚д゚;))) !?

ナンカ、スゴク音楽的にシッカリしてる……!?

曲を最後まで通して聞くと、「骨太」って思う。
で、どーしてかわからないんだけど「ファンク」っぽい、と思う。

ユニバーサル・インベーダー※「ファンク」って厳密にどんな音楽かわからず、イメージだけで言っています。ワタクシ音楽ジャンルに詳しくないので、この人たちもどこか「ファンクっぽい」って勝手に思ってますからね(笑)。



「ゲスの極み乙女。」、ご本人たちは「ヒップホッププログレバンド」っておっしゃっているんですって
(Wikipediaより引用)。

よくわからないジャンルはともあれ、最初気になったボーカルのみならず、
アンサンブルが音楽としてカッコヨイです!
ちょっとでも「好きじゃないかも」と思ったら曲の途中でも聴くのをやめる
ひねくれ者のワタクシが、珍しく完聴(!?)いたしましたぞ!

あらためてヘッドフォンでキチンと聴いたら……。
おおー、ベースがブンブンうなってる~! 
思った以上にアンサンブルがしっかりしていました!

なんていうの? 「代役が利かない」感?(笑)
「私以外私じゃないの」って曲の間奏最後の方なんか、
全パートが同じリズムで「歌って」いて、
そのセンスがちょっとジャズっぽいとも思った!

おおおー、「いろんな音楽を知っている人たち」だなあ、と何となく。
とにかく、ただの「ロックバンド」じゃない。他の色みが強い。


【追記】
気になったのでいろいろググっていたら、やだー、
ワタシなんぞが言うまでもなく、上記は既に周知の事実だったのですねー。
-------------------------------------
「メンバー全員がプログレ好き」
「メロディーはあくまでポップで聴きやすいが、演奏に耳を傾ければ、プログレはもちろん、ジャズやクラシックなどの要素も併せ持った高度なアンサンブルが詰め込まれた作品」
「彼らは国内外の様々な音楽を聴き漁る雑食的なリスナー体質も持ち合わせ」
-------------------------------------
「ワーナーミュージックジャパン」のインタビューより抜粋。強調は当ブログによる)



●とりあえず、サビがキャッチーなCM曲だけ、ひねくれ者のワタシの
壊れ気味のアンテナに引っ掛かったのかな? と思ってたんだけど。

本日、テレビを見てて「知らずに別の曲も引っ掛かって」きましたぞ!?
テレビでなんか映画の宣伝をやってましてね。
そのBGMが、よそ事をやっていたワタシの耳をグーッと引っ張ったんです!

グ~~ッ (`・ω・´)o<´・Д・`)

調べたら、やっぱ「ゲスの極み乙女。」!
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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/06/17
  • メディア: CD

オバチャン、もう新しいバンドのキャラに惚れたり
全曲集めたりするエネルギーはない(笑)ので、深追いはしないと思いますが、
少なくとも「曲が流れてきたら必ず振り向く声リスト」に、自動的に入りました!
意識して振り向いているわけではないのでね……(^^;)。


<My「曲が流れてきたら必ず振り向く声」リスト>

奥田民生 (当然!)
岸田繁(くるり)
  ※じゃあ、サンフジンズなんか大好物でしょう!? と思いきや、
   なぜかそんなに「ハマリ」もせず。謎。
星野源
川谷絵音(ゲスの極み乙女。)

……(´・ω・`)

全っ然、共通項がないねw
でもなんででしょう、これらの方々の歌声が聞こえると、トキメキます( ´∀`)。
しいていうと、彼らの歌声には情感を感じている……とかかしら? ハッとするの。
あ、井上陽水さんも追加ね。


以上、どうでもよい個人趣味のご報告、でした(笑)。


※どうでもいいんだけどさー(よくないんだけどさー)……。最近、某大臣が「マイナンバー制度」導入に引っ掛けてテレビの記者に向かって「ゲスの極み乙女。」の「私以外私じゃないの」を一節、歌っててさー。記者、失笑。「あちゃー、いい歳した大人が、調子に乗ってるなあ……」と、自分でもないのに恥ずかしく感じておりましたらば、直後にまさかの年金個人情報流出。浮ついた大臣の態度も含め、「大丈夫かいな、国に個人情報をまかせて……」って思わされましたぞ!
「ゲス……」の皆さんには何の落ち度もないんだけど、あんな場面で調子に乗って歌ってほしくない感じがしました……(´・ω・`)。


あ、グチを失礼。
お口直しに、もう一度聴き直そう~っと♪  ←相当好きらしいw

……YouTubeの公式チャンネルが、次々と彼らの楽曲を流してくれ、
それはそれは興味深いバンドだと、あらためて思ったのでした♪




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みゆき様 [★音楽]

●本日1月6日、ギリギリ松の内。

ということで、明けましておめでとうございます。
大変マニアックな重箱の隅つつである当ブログ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
<m(_ _)m>


と、年明けのご挨拶をしておきながら、本日の話題は2014年紅白歌合戦(笑)。
真面目に見ていたわけではなく、ノロノロと遅れた年賀状作業をしながら、
気になる音が耳に入ってきたら画面を見る、といった感じでしたが。

……あのぅ、あれですね。

今年はジャニーズ勢が多かったなぁ! キライじゃない、むしろお好きな方ですけど(^^;)。
好きだとしても、あそこまでジャニーズが多いと「う~ん!?」と思わざるを得ない。
というのも、ジャニーズは「歌だけ」で勝負はしていないから。
あ、ジャニーズ勢に限りませんよ。
紅組の、名前を覚えきれない団体女子アイドルグループも同じ。
(ワタシの中ではパフュームだけは別格、なのです。なぜか ^^; )

みんな、踊りなりルックスなりパフォーマンスなり、他の付加価値を持っておりましょう?
持っているからには前面に押し出す、押し出すとそれはそれで魅力的ではあるんだけど……
もう「歌」合戦ではないよね?(^^;)

だから……つまるところ……現在は
空前の「パフォーマンスブーム」の最中なのですよ、多分。
昔の紅白歌合戦は、もう少し「歌」合戦でしたからね?
その分、子どもにはつまらない(失礼)演歌が多かったという印象ですが。

今は、むしろ子ども~若者世代が喜ぶプログラム → 「パフォーマンス合戦」に。

それと……みんなで歌おう的なコンセプトがあったらしく、
出演者が他の人の歌の時も出てきて斉唱するような場面が、たびたび。
ますます、出演者本人(たち)だけの歌を楽しむような状況ではなくなり、
パフォーマンス色が濃くなってしまった気がします。

いや、ケチをつけているわけじゃないんですよ?
もはや年越しの季節に欠かせない年中行事(笑)。祭典は楽しければOKとは思っています。
そーゆー楽しいのも大好きだから、ユニコーンも大好きなわけだし。
今年の紅白ではN居くんのソロ歌が予想以上にたっぷり聴けて、小躍りもしましたし(笑)。

ただね。
冒頭に書いたように、作業のBGMにしていたのですよ、同番組を。
そしたら、聞き応えのある音が流れてきたら画面を食い入るように見るけど……
今回はそうした場面が少なかったかな……というのが、大変正直な感想、です(^^;)。
あ、以前「音程のズレが気になる」と書いた方が出た時、一応耳がそちらを向きました。だから……その方も声なり何なり、表現力を持った方だったんだな……! と認識。「何か」がナイ音には、ワタシは振り向きませんから(笑)。ただ……やっぱり一部音程が下がっており、どうにも居心地悪くなって場を離れました(^^;)。


●グチっぽくなったけど、紅白では、発見もあり。

・和田アキ子さんって、本職はすっごい格好いいボーカリストだったんだな! とか
これについては、歌番組が激減して以来ボーカリストたちがテレビ界に居場所を失って、各々副業(!?)に進出せざるを得なかった時代背景を語らねばなりますまい。が、長くなるので省略(^^;)。
・サザンの曲って、やっぱりノリが良いな♪&社会風刺的な歌詞が心に響くな、とか。
・「レリゴー」の本家アメリカ人の歌は、「これぞ歌!」って感じで耳が惹きつけられたな、とか。
・美輪様のは凡百の歌を超えた演劇表現ね。あまりアップに寄らず天上感満載の演出ね、とか。
・あ、そうそう。金爆ことゴールデンボンバー、ユニコーン以上に「どこへ向かっているの」的な
 不安感はあるけども、歌は確かで聞かせるね。毎年同じ歌なのが気になるけど。
 

それら以上に、一番感動したのは、中島みゆきさんの歌でした!

麦の唄(NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌)

麦の唄(NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2014/10/29
  • メディア: CD
※年が明けたら、ドラマ主題歌が2番の部分に変わっていました! ドラマも第2部に突入だよ! って感じ。物語に合った歌詞が、心憎いです♪

まず中島みゆきさん、この方がテレビに出ること自体が珍しい。
先日の吉田拓郎さんは、珍しいとは言ってもここ数十年で何度もお姿を見てきた。
けど、動く中島みゆきさんだけは、見たことないからね、一度も!
そりゃ、アタクシがあまり熱心に音楽番組を見ていない……という背景もありますけども。それにしても、息長くヒット曲を出し続けている人にしては恐ろしく、テレビ出演歴が少ないと思います(Wikipedia参照)。

ザ・ダンシング・サン/松任谷由実同じくテレビ出演が珍しいユーミンが2011年の紅白に出たときも、
そりゃ、感動はしましたよ。「ユーミンが出ている!」って。
長期間のプロジェクトと重ねた演出に、泣かされましたよ。


そんな拓郎さんやユーミンさんでさえ比にならないくらい、みゆきさんはテレビでは見ない。
テレビ番組とのタイアップ曲はたくさんあるものの、ご本尊はなかなか出てこない。
みゆきさんはテレビ界における「イエティ」並みの歌手、なのです。
そのみゆきさんが「出てきた」っていうだけでも、かなりの鳥肌もの。

でもまあ、もともとNHKのドラマ『マッサン』を見ているからね。
珍しきこと! とは思いつつも、出演者の玉山鉄二さんとシャーロットさんが見守る映像を見ながら、
(まあ、お馴染みの主題歌が流れるのですね……歌詞の最後がやっとわかるかな)……
と、少々タカをくくっておりました。

そしたらどうよ、みゆきさんの歌唱力は!

いや、すごい人だって知ってたけどさ……生放送で歌うの見るのは、初めてだったんだよ……
暦が還っている方とはとても思えない、ド迫力の声量!
声量だけじゃないからね。なんだろうね、あの迫力は。
堂々と、ある種の気迫を身にまとい、しかし表情は穏やかで。

歌が上手いのは当然。前出の歌手のように「え? あれ?」って音程のブレ、なし。

どころか!

「えっ、そこ、息継ぎしないで歌い通します!? Σ(゚д゚;)))」

驚異のブレスなし。それでも息切れなし。朗々と歌い上げます。
同年配の歌手の皆さんは、それぞれそろそろ、良くも悪くも枯れてきているのに……ね?

なんならCD(テレビ主題歌)バージョンより数段うえを行く歌唱! それを生放送で! 
多分、魂が込められていると思うなぁ、美輪様と同じで!
あんぐりと口を広げて、心を打ち振るわせながら聞き惚れてしまいました。
ドラマ出演者の「エリーちゃん」ことシャーロットさんも、聞きながら涙ぐんでいて。
エリーちゃんが涙ぐんでいる間に、みゆきさんの衣装チェンジ!

もうね、黄金のドレスを着た歌の女神様に見えたよ!
っていうか、「美魔女」だよね、本物の。うわべだけじゃなくて。
彼女の歌を聴いて、すっかり魔法にかかりました。

演出(盛り上げ方)もよかったのかな。ドラマとリンクさせてて。
「歌」って……ていうか、テレビって……こうでなくっちゃ!(^^)


●前出のように現在はパフォーマンスブームっぽいですから、
テレビで見られる「歌」に常に「歌心」などを期待するのは難しいかもしれませぬ。

けども。時としてこのような「自分からは聞かない宝物」に出合えることもあります。
まだまだ捨てたものではないですね~(^^)。
みゆき様部分の録画は、永久保存です。もう三度見しました(笑)。

そうそう、年末年始の間にNHKで集中的に過去の番組を再放送していたんですが。
NHK総合の「SONGS」と同BSの「カバーズ」、あれに出てくる方は
確かな歌を聞かせてくれますね!
好きか嫌いか、好みは分かれるけど。

好きな歌手の時しか見なかった番組だけど、
もうちょっと見てみてもヨイかな? と見直しました♪




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音程のズレについて(^^;) [★音楽]

●妹の家に遊びに行っていました。
そこで偶然、実家の父から「某演歌歌手の出演番組」録画依頼が舞い込みました
(偶然っていうか……ワタシが家にいないから録画操作ができないってさ ^^; )
仕方なく妹に録画してもらい、仕方なく録画確認している折に、
普段聞かない演歌歌手の歌もチラッと聞きました……。

お、音程がズレていて、気持ち悪い……(×_×)。
普段は演歌界の歌手の方が、Jポップと呼ばれる世界の歌手よりは数段、歌がうまい……という印象を持っているのですが。

「音程がズレている」……こんなことを申し上げては大変失礼な、大御所です。
表現力は大変にある方です。お姿も見目麗しく、芸能人として申し分なき方です。
そんな方のことをこんな風に申し上げてはバチが当たりましょう……。

しかし、ハッキリ申し上げる。この人、音程が伴奏より大幅に下がっておりまする。
半音(1/2)、とは言わないよ。けど、確実にズレている。1/8音くらい(テキトー)。
伴奏とキレイに並行して、しかし伴奏の音程より下を歌っておられます。合っていない。
実はその日に限った話ではなく、紅白なんぞで聞くたびに、この方の音のズレは気になっていました。この人、大ヒット曲あるけど……音が下がっているんだけど……ありなの? と(^^;)。

念のため、一緒に聞いていた妹に確認してみました。
ヤツとワタシは、同じピアノレッスンを受けていました。
しかも妹はずっと吹奏楽やオーケストラに参加していたため、
ワタシよりも音楽に接していた時間は長いはず……。

「ねえねえ、あの歌手って売れているけど、いま確実に音程がずっとズレているよね?
気持ち悪いくらいズレているよね?」

そしたら意外や、返ってきた答えが……

「そぅお~? 言われたらちょっとズレているかもって気もするけど……
そんなに気にはならないよ?」

Σ(゚д゚;))) エッ、ソウナノ!? 

ずっと音楽を続けていて、今でも息子の音楽教育に熱心な妹でさえ!?
一般的にはこれ許容範囲なの!?
軽く衝撃を受けました(笑)。

つまりだなぁ、ワタシは絶対音感は絶対にないのだけど、
相対音に関しては過剰なまでに厳密な耳を持っている……らしい(苦笑)。
「細かすぎるチェック耳」と申しましょうか(^^;)。
……知らんかった!

ええー、じゃあバンド練習の時、ボーカルの子に
「ちょっと音が下がり気味かも……」って指摘したのは、
実はプロ歌手以上のレベル、過剰な理想を求めていたことになる……!?
ボーカルちゃん、ごめん!!!!! (-人-)


いつもの個人的ブツクサ


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