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ユニコーン「エコー」とドラマ第一印象 [ ・ユニコーン関連]

●ドラマ「重版出来!」の再放送、土曜日の午後に録画できていました。しょっちゅう流れる地震速報に涙目になりながら(;_;)、拝見。

 → ユニコーンが主題歌だから、とか、一切気にせず、「見応えあるドラマ」として楽しめました。
ストーリー運びは、やや現実離れした「ベタ」な感じもありましたが、途中で見るのをやめたくなるようなことはない、手堅い作り。働く人々の群像劇として、面白かったです。元気がもらえそう(^^)。

同時に、近い業界に身を置いている者としては「ホント……正解ってなんだろうね……」と考えさせられるテーマもわかりやすくちゃんと描かれていて、ためになりました! いま、ちょうど個人的に「編集者と執筆者」の距離を測りあぐねているところだったのでね!

で、なんか第一話めでたしめでたし! のところから、ユニコーン楽曲スタート! ユニコーン「エコー」の一部が聴けました。

路線としては、未聴の方にご説明すべくムリヤリ例えるなら、民生さん弾き語りから入りアコースティック寄りという意味では「私はオジさんになった」が近い。ミドルテンポで手堅い雰囲気だという意味では、「早口カレー」が近い。ABEDONが最初はブルースハープ? な編成は「イーガジャケジョロ」に似ていると言えなくもない。全体的には、民生さん色の強い(ユニコーンらしさの薄い)編曲、という印象。

でも、前から書こうと思っていたんだけど、民生さんって絶対に「過去の作品と似たメロディー・曲調は意識的にものすごく避けている」方だと思う。ここだけの話、ワタクシ「キーポンロッケンロー♪」と歌った後で、どうしても脳内で「HELLO」の前奏が始まってしまいます(^^;)。ABEDONも曲ごとに違った美しいメロディーを作り上げているんだけど、ユニコーン楽曲においては曲構成のクセというか……「ABEDONらしい」独特の間合いがある気がします♪
「エコー」は、どの曲とも似ていません。んで、その分メロディーが複雑で難しい印象。毎週聴いていたら、耳に馴染んでくるんだと思う。この辺り、裏腹なんだよねー。誰にでもすんなり入ってくる「カノン進行」とかだと、覚えやすいけど手垢がつきまくった「どこかで聞いたことがあるフレーズ」になりかねない。それを避けるとオリジナルだけど難解な印象を与えてしまう、という……。

音色自体は、非常に好みでした♪ 川西さんドラムが元気なのも嬉しく。曲終わりがバラバラなのがユニコーンらしくて面白く。……あっ、今回テッシーはヘッドホン左側(左チャンネル?)から聞こえてくるアコギでしたか!? ←違うっぽいですね、訂正。まだ公式音源は聴いていないんだけど、ギター、もしかして3本「鳴っているぅ~♪」? 出だしの民生さんの音色+途中テッシーのアルペジオ音色+聞こえるか聞こえないかくらいの音量のアコギ……が入っているみたい。もっとちゃんと、台詞とかぶらない楽曲が聴きたいなぁ!

何より嬉しかったのは、ドラマと主題歌が、とても馴染んでいたこと! ドラマを見ていた気分そのまま、すんなり違和感なく曲が始まり、ドラマの雰囲気を壊すことなく、浮くこともなく、さりげなくドラマの一部となっていたこと。やっぱり、こうでなくっちゃね! (^▽<)-☆


毎週の楽しみが、一つ増えました♪



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