SSブログ

クセ(個性)とバランスの話 [★音楽]

●音楽関係の話を聞いて「ほぉ~!」と思うことがあったので、それに
アイドルやユニコーンの小話も絡めて感想文(笑)。


●今週(2014年7月22日)深夜、テレビをザッピングしていたら、
中居くんが司会の深夜バラエティーに、音楽界で華々しくご活躍の皆様が集まっていた。

※ゲスト:「清塚信也・NAOTO・高嶋ちさ子・木嶋真優・中丸三千繪・猿谷紀郎・ 藤原いくろう・マーティ・フリードマン・古澤巌・東儀秀樹・溝口肇・島健
……テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」一流音楽家大集合SP(番組サイトより引用

途中から見たので、最初は何のことやらわからなかったんだけど。
クラシック界の、指揮者と演奏者の関係とか、ギャラがどうしたとか、
ま、ちょっと下世話な裏話。

……と思ったら、面白い話が聞けた。

バイオリニストの高嶋ちさ子さんいわく、「音程が合わない人と演奏するのは嫌」みたいなことを。

(1)バイオリンとは、「ここを押さえれば必ずこの音が鳴る」という楽器ではない
(2)一人ひとりが自分の音感で音程を探っているため、音の取り方にクセがある
   つまり、微妙に音がズレてしまう! (しかも持って生まれたクセらしい……?)
(3)それはその人その人のクセなので、合わない人と共演すると常に微妙にズレてしまう
(4)たとえ二人のバイオリニストの間で音程がズレていても、もう一人入って三人になれば
   三人目がクッションになり(?)ズレは緩和される! オーケストラともなると
   大勢に紛れて(?)まとまって一つの音になるから問題がない
(5)しかしズレた二人だと、永遠に溝が埋まらない……

だから高嶋さんは「音程が合わない人との演奏は嫌」みたいなお話でした。
他のバイオリニストもうなずいていた気がする(うろ覚え)。

……バイオリンが、ギターのようにフレット(音程を決めてくれる仕切り? ^^; )がないから
音程が定まらない楽器なのは知っていた。弟が持ってて、触らせてもらったことがある。
正しい音が定められず、絶対音感がないと難しい楽器だと思ったよ……。
余談ながら、トロンボーンも同じですわね。腕をどれだけ伸ばしたら正しい音程が出るか、自分で決める楽器、という意味で。三味線もテルミンも同じか(笑)。

バイオリンができる人って、全員「超絶・絶対音感」があるのだ……とばっかり思っていた。
そしたら「人によってクセ」!? (2)以降の話に、ビックリしたのでした。
なるほど~、プロでもそうなんだ……。



……といった話を、具体的に2、3個ばかり。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽