SSブログ

「風と太陽」、完結編(耳コピメモ) [ ・耳コピ挑戦]

●本日より、ユニコーンツアー「第三パラダイス」、スタート!!!
涙のお留守番組は、行けなくて悔しいので「すばやくなりたい」と「風と太陽」、カバーしちゃった♪ ええっと、ベースだけじゃないです、簡略化した和音と打楽器も一応……(白目)。

思いがけず休日ができたんで。曲全体を把握したくなっちゃったんで。ユニコーンの音について文字でブログに書いていくのが面倒になっちゃったんで(というか、メモしても自分すら後で見ないという事実に気がついたので ^^; )

 → 動画にメモするクセができてしまいました(^^;)。

で、自分で弾いてみて、とくに「風と太陽」について、わかったこと。

あんなに「わけがわからない」印象が強かった同曲、作品全体をまるっと覚えられさえしたら、非常~に楽しくなる曲である、ということ! 

『MOVIE31』でも、民生さんが同曲歌入れ中、間奏部分で「じゃーん♪」「じゃじゃじゃじゃぁ~ん♪」って合いの手を入れて楽しげだった(笑)シーンがあったけど。まさにそういう気分になります! 

スラッとは弾けなかったし、細かいコピーもできなかったけどね? ピアノでのコード弾きにチャレンジ、先に録音しておいたチューブベル(のど自慢の鐘)の音を聞きながら弾いていると、とくに間奏あたりで異様に気分が上がるのです(笑)。ただ単に流し聞きしていたときと違って、演奏に参加(?)しているとテンションが上がる曲、でした!

……でも、その楽しい気分に至るまでの道のりが、長かった(^^;)。

曲の全体を把握するのに四苦八苦したのは、他の記事に書いたとおり → 。全体を覚えてスラッと思い出せないと、楽しい気分はやってきませんでした……半月かかっちゃった(^^;)。


●「風と太陽」、キーボードでコードとメロディーを弾いてみて、わかったこと。

ABEDONは、この曲で同じメロディー(ウワモノ)の和声(背景のコードなど)を、どれだけ変化させられるかを試してみた……!? そんなフシのあるところが、4箇所もありました。普通こういうパターン、1曲の中でそんなに見かけないような。

例えば、歌い出しの最初。

ドレミで言うと、

「ド♯シラ、ファ♯ラッシ/ド♯シラ、ファ♯ラッシ/ド♯シラ、ファ♯ラッシ~♪」……って、実は同じ音程のフレーズを3回、繰り返しています。

でも、そこに付いているコードが、ずいぶん違う! ……(1)

<1回目>
F♯m7、  Em7
「ド♯シラ、ファ♯ラッシ」

<2回目>
D Bm?、  G
「ド♯シラ、ファ♯ラッシ」

<3回目>
F♯m7、  Bsus4
「ド♯シラ、ファ♯ラッシ~♪」

これが「普通じゃない」ので、初めて聴いたとき「???」ってなったかも(^^;)。
それが、ここだけじゃなくて……。


「うぉぉ~」のところのハモリでも、「片一方は変化しているのに、もう片方が変化しない」組み合わせをしているのね。 ……(2)

最初の「うぉぉ~」と次の「うぉぉ~」はメロディーが違うのに、ABEDONパートは同じハモリフレーズを繰り返していました! (文字化しづらいなぁ…… ^^; )
  ↓
 「うぉ~ぉ~ぉぉっ、うぉぉ~らい」
民:「ド♯ーレーシラ、ド♮ーレーシ」
A:「ミーファ♯ーレー、ミーファ♯ーレー」

民生さんのところでは、ドのシャープが取れて「転調した」くらいの感じがあるのに、ABEDONのハモリパートはまったく変わらないフレーズ、2回とも同じ音程だった! ちょっと驚き!


もう1か所は、コードで。歌詞でいうと「エクサ/サイズ」しているあたり。 ……(3)
  ↓
「Am/F△7」と、ルート音だけ見たらまったく違うコードなのに、ピアノでここの簡略コードを弾いたら、

「(左手)ラ(右手)ラドミ/(左手)ファ(右手)ラドミ

ベース音以外、まったく同じ和音で差し支えがなかったという……(笑)。


ついでに言うと、この部分、同じメロディーが2回繰り返されるけど、ABEDONのハモリがやはり二通りになっていました ……(4)

<1回目>
民「ソッファッミーレー/ソッファッミーファソードドドー」
A「ミ~レ~/ド~レ~」

<2回目>
民「ソッファッミーレー/ソッファッミーファソードドドー」
A「ド~レ~/ミ~レ~」

多分、です。2回目の最初のABEDON、正直よく音が聞き取れず(^^;)。 → ライブではこれで歌っていた気がする。


……ABEDONは当曲で、こういう「同じメロディーなのに、バックのハモリやコーラスが異なる」もしくは「調が変化したかと思うくらい全体の印象が違うのに、実は同じ和声(コードやハモリ)を繰り返している」……という、凝った技巧を練り込んでいたんですね! ほかの音楽に詳しくないからわからないんだけど、かなり意図的に考えないとフツー自然にこういう流れにはならないと思います。コードやメロディーを感覚的に組み立てたら、音が「定石の」並びになって(自然な分、ありきたりに聞こえ)、ワタシは初めて聴いたときにここまで「???」と引っかかったりしなかったと思います(^^;)。

ギター以外の主なパートを全部スケッチ(?)、曲全体を把握してみて初めて、「そーゆー遊びをなさってたんかー!! Σ(゚д゚;)))」とわかったのでした。だから「下手なのに耳コピする」のも、あながちムダではない……と、自分に言い聞かせる(≧▽≦)。


今回、歌とハモリも音をとってみたんだけど、さすが民&ABEコンビ、とても難しいことをしているね……。これ、誰かとハモってみたいなぁ♪

どっかでユニコーン・セッション会とか、やってないかなぁ? ……って、ちゃんとした演奏はしたことがないのに、言うだけ言ってみる(笑)。



●ナゾのマイブーム=「ユニコーン楽曲の印象を、エレキギター以外、コピってみる」! エレキギターはね、持ってもいないし、なぜか長年、食指が動かないのですよ……。和声が好きで旋律が苦手だから、かなぁ……。

なんでこんなことをするんでしょうね? と我ながら思うのですが。

……そこに曲があるから、です!(`・ω・´)キリッ それも「何をやっているのかよくわからない、複雑な曲」が目の前にあるから……!

ユニコーンが何をしているのか、解明したくなるというか……?? だから、あえて「よくわからない曲」にチャレンジしたくなるというか??? 感覚的には、○十年前にビートルズの『RUBBER SOUL』を聴いたとき以来ですね、こんなに「何をやっているのか知りたい!」って深掘りしたくなったのは(笑)。

ラバー・ソウル

ラバー・ソウル

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2013/11/06
  • メディア: CD
※初めて「コピー」とか「カバー」とかをしてみたい! と高校生の時に思ったアルバム♪ 不協和音、てんこ盛り!(笑) 「一見、簡単にコピーできそうにない曲」ほど、闘志が燃え上がるような気が……(弾けたとは言っていない)。そう、ラジオ音源で聴いていた高校生に音がとれるはずもなく、結局スコアを買いました……(≧▽≦)。

バンドスコア ビートルズ/ラバーソウル (バンド・スコア)

バンドスコア ビートルズ/ラバーソウル (バンド・スコア)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック
  • 発売日: 2002/09/14
  • メディア: 楽譜
※スコアっていうのも「完全コピー」とは限らないのよね(´・ω・`)。

と、ここまで書いておいて何ですが、『イーガジャケジョロ』発売時の記事でも『RUBBER SOUL』を引き合いに出していた……(忘)。『イーガ...』が『RUBBER SOUL』なら、『ゅ13-14』はビートルズ『REVOLVER』? いや『ゅ13-14』は、『REVOLVER』ほど「好きな曲とそーでもない曲の落差」がない気がする。どの曲もまんべんなく好き♪ で、個人的に「コピーしたいくらい好き♪」な気持ちになったのは、やっぱり『イーガ...』じゃなくて、『ゅ13-14』と『RUBBER SOUL』なんだなぁ……みつを。


●話を『ゅ13-14』に戻して。

ビートルズだろうがユニコーンだろうが、実は難しいのは一見、簡単そうに思える曲の方なのね。ニュアンス、出せないもん、全然。難しい曲は、ニュアンスが出せていなくても、音がとれただけで「カバーしたったぜ!」って達成感が味わえますし(笑)。

『ゅ13-14』でいうと、「風と太陽」や「第三京浜」が、パッと聴き(?)で難しそう。

でも、実は「マッシュルームキッシュ」とか「フラットでいたい」とかの方が、ワタシにとってはずっと難しく。たった3コードだけど全然、再現できない。あれらは「呼吸するように自然に、楽器が演奏できる」人たちでないと、難しいのではなかろうか……。

キャラの強い(強すぎる ^^; )ボーカルも、素敵なノリのギターもハープ(ハーモニカ)も、もちろんたやすくマネできるものではないんだけど……とくに「フラット……」のEBIベース! なんで、あんな速いフレーズが右手親指だけで弾けるんですかっ!? (『MOVIE31』映像より) 2本指でも追いつきませんっ! 弾いているのは「コロナド」ちゃん、なのかしら? コロナドちゃんは弦高が低いのかしら? 違った、別の赤っぽくてボディーの薄いベースギターでした。あの速さ、左腕がつるんですけど……(^^;)。

あれらの曲は、高い高~い技術と魅力的なボーカルがないと、カバー無理……。


……ひとりごとが長くなりました(^^;)。


行きたかったんです、本当に。「第三パラダイス」に……。行けない代償として、『ゅ13-14』コピーにどっぷりつかっているところ(≧▽≦)。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0