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タロット系の本をチラ見(笑) [ ・タロット遊び]

前の記事に情報を追記したら長くなりすぎたので、記事を分けました。


●先日来、「タロットって何ですのん?」と好奇心から調べまくっております。さすが占い師さんのところで「棒の女王」のカードを引いただけのことはあります! と自分でも思います(笑)。「熱狂的で」「情熱的に」「のめり込む」んですと! もっとも、いま現在はタロットのお約束事が細かすぎて「癇癪を起こし」ている状態かも( ´艸`)。(リンク先より引用


さて、図書館で『トートの書』を借り、難解すぎて放り出しまして(笑)。

他の本も読みましたよ。そもそも「タロットってなぁに?」「どうやって占いの答えを出しているの?」ってところから、わかりませんので(≧▽≦)。なんか、カード78枚の意味を丸暗記して、そこから話をこじつけているのかなぁ? などと思っていたら、さにあらず。

絵柄から情報を読み取るんだって。それも、詳しい人らは「描かれた人物が、右向きか左向きか」までこだわるみたい。そこに何の意味があるの? → 入門書ではそこまではわからず(>_<)。(


はじめての人のためのらくらくタロット入門

はじめての人のためのらくらくタロット入門

  • 作者: 藤森 緑
  • 出版社/メーカー: 説話社
  • 発売日: 2008/11/17
  • メディア: 単行本
これも、図書館で借りた。通称「ライダー・ウェイト版」をもとにした、入門書。

大アルカナのカードの「正位置」&「逆位置」の読み方について、見開き2ページで解説。「シャッフル」やら「カット」やらといった基本的なお作法について書かれたページのあと ちょっとしたコラムを挟みつつ、占い方法についての章が。

「1枚引き」による今日の運勢の結果一覧表、なんてのもある。22枚のカードのうちどれが出たら○で、どれが出たら△で……×で……って。正位置なら◎なのに、逆位置なら×、とか。

ここで「ん~?」と思う。
わかりやすいよ? わかりやすいんだけども、個人的に、「○×」方式は好きじゃないから。1日24時間あれば、いろんな出来事があるから、○とも×とも言いがたいグラデーションがあるじゃん? だから、信じようにも信じられないんだよねー。それに、朝から「○」「×」決めつけられるのも、ちょっと……。自分には「プラスの言霊」を言い聞かせて気分を上げたい方なんで(^^;)。 ←占いに向いていない(笑)。恐らく、同じカードでもプラスの言葉を告げてくれるとかいう「オラクルカード」とやらの方が向いているんだろうな……と、この世界に首を突っ込んでみて初めてわかった。

ま、「○×方式」の是非はさておいて。
この本には、2枚のカードで「表面意識と潜在意識」を占う・3枚引いて「過去・現在・未来」を占う・ヘキサグラムといって7枚のカードで状況把握をする……といった方法が載っていました。それぞれに詳しいリーディング事例が合計で44例もあり。モノクロですがスプレッドの画像があるのでそれを眺め、解説を読む前に自分で予測を立ててみたりできます。

ケース事例に、占った結果のカードが並べてあるのを眺め、初心者なりに解釈してみる。「ん~、すったもんだあるけど、最終結果が良さそう(×のカードの逆位置=○?)だから、ま、なんとかなるんじゃね?」などと思って読み進めると、「ですがぁ……」違う、との解説。ことごとく推測が外れる。7枚全体を見てほとんどのカードが逆位置で出ている展開をどう読むか、なんて事例になると、ド初心者が思いもつかなかった解釈に着地しているわけです。そういう世界なのね?

(@_@)

言われたら「なるほど~」と思わないでもないですが。どうやってその結論に達するの? その過程が、なんかよくわからないや(^^;)。 ←物知らずのうえ、当方、理屈で物事を詰めていく「左脳的言語作業」が、ホントに苦手ですから……。わかる方には「わかる、わかる」って内容なんだと思います。だいたいワタクシ、「良いカード・悪いカードの逆位置」って概念自体が、入ってきませんねん。世の中の多くの事象、そう簡単に「良い」と「悪い」の二軸にキッパリ分けられるかぁ? ここで既に抵抗感が(笑)。

この本の内容を、ちょいと変則的なトートタロットにスライドさせて落とし込めば良いのでは? と読むまでは思っていたんだけど。甘い甘い。そんな単純なものではないということが、だんだん肌身に染みてわかってまいりましたぞ……。だって、トートタロットには「正位置」「逆位置」の別が、ないからね? 各カードの解釈内容も、なんかだいぶ雰囲気が違うからね?

なんか……思った以上に読み方がカッチリと決まってんのね? 「正」「逆」が決まっているっていうのがキュークツね……と感じましたです(^^;)。キュークツっていうか、面倒くさいのね(笑)。


その後、ネット上の「タロット占いが好きな人たちが集まっている場」を、たまたまのぞきまして。

むむむ、「ライダー版」派が圧倒的多数? トートの悪口言われてる? キチンと教科書に沿って練習しないと占いとして使えない? エェェ……堅苦しいな、学校みたいだな。 ←この辺りで、まだカードも届いていないのに、気分が冷めかけている(笑)。

もっと……お気楽に遊べばいいのにねえ?(^^;)


●さて。話を、追加で欲しくなっている「クリスタル・タロット」に戻しまして。

絵柄が素敵で惚れたんだけど、厄介なことにこれが「マルセイユ版」に準じているらしく。ワタシが空輸を待っている「トートのタロット」でもなければ、入門書が一番多くて入りやすいとされている「ライダー版」でもない……第三の陣営(?)。あ、世間的には「第二の陣営」です。第三陣営はトート(笑)。けど世間とずれたワタクシ的には、その辺が入り乱れております(笑)。

つまり「クリスタル・タロット」を買っちゃったら、絵はキレイだけども「マルセイユ版」のおベンキョウをしないといけないわけね? ますます面倒くさい迷宮に首を突っ込むことになりそうな(笑)。

……(´・ω・`)……。

 ・トートタロットは、日本語解説サイトのアドバイスが(ワタシにとっては)共感が得られるもので、それだけ読めばもういいや(根本的な思想までは深めたくない)って気がするの。(思想とか神秘性とか魔術がどうたらっていうのが、どうしても心に染みなくてね……)

 ・でも、トートのスモールカード(小アルカナ)の見分けのつけやすさは、素晴らしいの。絵柄として。カラフル好きとしては、視覚情報で入ってこられると超覚えやすい。ただし、何が描かれていて、それが何を表しているか……とかを絵から読み取るのは、よほどの知識がないと無理(>_<)。かろうじて覚えられるのは、「Change」とかって簡単な意味だけ(^^;)。

 ・トートは、教条主義的ではないから、説教臭い感じがしないし。偏見で決めつけちゃってゴメンナサイ(-人-)。「ライダー版」って、小アルカナが「なんか説教臭い成功物語」になっちゃっている印象が否めない。「こうすべし」「これは避けるべし」みたいな、定規でピチッと測ったような。人間観に自由さがない。不真面目なワタシの身には合わない(^^;)。

 → 「そうだ!」

各カードの意味はトートの解説サイトで覚え込んで、実際に使うカードは「クリスタル・タロット」……っていうのはどうだろう?(笑) 「クリスタル・タロット」は「マルセイユ」式だから、数札の内容はカードから読み取るのではなく覚えなくてはならない。どうせ覚えるのなら、自分の覚えやすいカードで覚えて……ってのはダメ?(笑) 

ダメもOKもないよね。自分が好きなように遊べばいいんじゃん、占い師になるわけでなし(≧▽≦)。 ←なんか、正統派のオベンキョウの道を歩まねばならないんじゃなかろうか……って考えに、ずっと縛られていた気がする。けど、たかがお遊びですぞ? 霊感もなければ神秘性も感じていないニンゲンの(笑)。

自分のために楽しまなくて、どうする? と思っちゃったので、独自の道を歩んでみようかと思っておりまする(笑)。

タロットの理解のために、もう1冊、図書館で借りてきた本があったんだけど……。


数の原理で読むタロットカード

数の原理で読むタロットカード

  • 作者: 松村 潔
  • 出版社/メーカー: 星和書店
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本
恐らく、数札に絵柄が描かれていない「マルセイユ版」を使えるようになるためには、この辺をアタマに入れておかないといけないのでしょうけど……。前記事『トートの書』と同じ拒否反応が出ちゃった(^^;)。パラパラ~ッと全体を眺めて、溜め息。なんだ、この数式(笑)。

ワタシの好きな仏教由来の「十牛之図」()なんかも、チラッと取り上げられているんだけども……。もとの「カバラ数秘術」やら「錬金術」やらの基本的な考え方がないとチンプンカンプンだし。西洋占星学も関わってくるし。トートの書と同じ用語が一杯ちりばめられているし……。

「わからん、さいなら!」(´・ω・`)ノシ 

どうも多分、ワタシのアタマは西洋占い方面には向いていないようだよ(笑)。アタマっていうか、「気持ち」かな。「算命学」はめっちゃ好きで、意味不明の難解なサイトを読んでいたら「何を言っているかわかりたい」って気持ちになるから、そこからどんどん深める気になれるんだ……けどなぁ。

不思議。

ちょっと余談。

さがしてごらんきみの牛―詩画・十牛図

さがしてごらんきみの牛―詩画・十牛図

  • 作者: マ・サティヤム・サヴィタ
  • 出版社/メーカー: 禅文化研究所
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: 単行本
「十牛之図」をモチーフにした絵本。とても淡くてキレイな色彩です。このお話は、「人間は誰でも心の内に牛を飼っている。その牛を探して少年が旅をし、牛を見つけ、成長する」という物語を借りて、仏教の「悟り」について書いてあります。本当に理解できたとは言い切れないけど、腑に落ちるところがあるのよね。個人的に、体験と重ね合わせて。絵本の元の話は結局「潜在意識」やら「自我」などについて語っているので、タロットの世界ともそう遠くはなさそうなんだけど……。


●ともあれ、「タロットカード」という、カラフルな美しいモノがこの世に存在することを知りましたので、(その思想や神秘や意味は脇に置いておいて ^^; )その絵柄を眺めることで満足を得よう、と思ったのでした。カラフルなものを眺めていたら、カラフル好きなワタクシには何かしらの養分になるに違いない、きっと♪ ひょっとしたら絵の描き方とか、色彩センスとかにプラスになるかもよ!? そのためなら、トートとマルセイユの垣根を越えて、二つタロットを持っていても良いと思う、うん(笑)。

余談だけど、算命学で言うとワタクシ「アレンジ好き」の星が三つもありまして。
趣味のバンドでも「ビートルズのコピーバンドだ」っちゅうに、全然別の有名曲の前奏から始めるとか、妙なアレンジを思いついて遊んでいます(笑)。その方式で行くと、「正統派のタロットの占い方を一からキッチリと学ぶ」とかより、「自分流のタロットを考えて遊ぶ」とかの方が楽しそう……( ´艸`)。いや、自分流を作るにしても、まず基本を知らないと作れないんですけどね、わかってますけどね……(^^;)。


※追記:Amazonの「なか見検索」機能でタロット本を見て回り、以下にカードの読み方の「詳しいルール」が記されているのを発見!

タロット物語 小アルカナから学ぶ成功哲学

タロット物語 小アルカナから学ぶ成功哲学

  • 作者: 尾瀬 泉
  • 出版社/メーカー: ブイツーソリューション
  • 発売日: 2014/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ははあ……そういう細かいルールに沿って、絵柄を読むんでしたか! 実はこのルール、以前リンクしたサイトに載っていました(>_<) ←読み飛ばしてた! ただ、そのサイトの内容、この本をまるまる引き写してあるようなので、作成者が同じでない限り著作権法に違反……(もごもご)。

タロットの「絵柄の読み方ルール」、ユング心理学を応用したコラージュ療法(?)と近いです、多分。正しく勉強したことはないのだけど、「左が無意識(潜在意識)、右が意識(顕在意識)」と聞きました。同じ! これなら、タロットをなさる皆さまが「デッキによって人物の向きが違う」などと細かいことを気にされる理由が、よくわかります。

ただ。コラージュを読み解く場合は「画面向かって左」が無意識……と読むのに対し、タロットでは「描かれたこちらを向いている人物の『左手』が無意識」=向かって右を無意識と捉えることもある……などとおっしゃいます。ええい、面倒くさい!(>_<)

タロットはやったことがないけど、コラージュに関して少々知識のあるワタシにとっては、どのみち覚え直しが必要(^^;)。っていうか、これからこんなに細かいあれこれを覚え直すの、面倒くさいよぅ……(;_;)。それなら、トートのカード78枚全部の意味を丸暗記したり、わけのわからない象徴を覚えたりする方が、まだマシ……(笑)。

世の中の皆さまがなぜに「ライダー・ウェイト版」から始めろとおっしゃるのか、今やっと理由がハッキリしました。これだけの「お約束」がキチンと描かれているのなら、そりゃライダー版でお約束を覚えなければならないですね。「好きでもない絵柄を見ながらお約束ごとを守る」……そういう不自由なオベンキョウは、正直、苦手です(^^;)。 ←絵柄の雰囲気からテキトーに読みたい派(笑)。


余談だけど。タロット愛好家の皆さまの集まった場での書き込みを読んで、「トートタロットは見ただけでアタマがフラフラ(?)する」と書いてあるのを見て、ビックリしてます。ワタシにとっては「ビビッドに心を揺さぶる何か」だったんだけど……人によってこうも感じ方が違うのか、と。世の中、感受性が敏感な方が多いんですかね。この反応の違いが、算命学で言うところの「身弱・身強」に対応していたりしたら面白いなぁ( ´艸`)……などと、いらぬことを考えています(笑)。 ←ワタシは身強だから平気なのかしら? とかさ。



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