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ユニコーン「民生50祭」2曲の感想♪ [ ・ユニコーン関連]

●今年は、なぜだか気忙しい。
何もしていないんだけど、腰を落ち着けてユニコーン情報をチェックしていない。

んで、あのさ……アルバム『イーガジャケジョロ』のレコーディング風景って、
まだ映像として発売されていないよね? → (←同じボヤキをば ^^; )
ワタクシが見落としたとかじゃないよね……公式サイトのディスコグラフィーに載っていないもんな……。あちこちを検索して情報を探して確かめればいいのに、なぜかそれに集中する余裕のない今年なのであります(^^;)。

ああ……「50祭」×2(EBIくんの分も)とあわせて、アルバム『イーガジャケジョロ』のレコーディング映像も豪華ボックスで……なんて妄想もしていたんだけど(「勤労ロードショー ~MADE IN JAPAN~ [DVD]」を思い浮かべております ^^; )。

「民生50祭」だけでミュージックビデオ(MV)1商品出るってわかってしまった以上、豪華BOXもないですわね……(←まだ諦めきれていない ^^; )。


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前置きはこのくらいにして、公開されて何か月も経っているであろう、民生さんの50歳お誕生日おめでとうライブ(正式名称:ユニコーン 奥田民生50祭“もみじまんごじゅう”。以下「50祭」)での新曲2曲の、個人的な感想を♪


●ファンの方なら、数か月前にとっくに何度も視聴済みであろう、ユニコーンの最新2曲。5月のライブで発表済みだからね、最新って言ったって3か月も前の話ですが(^^;)。

あらためて、「民生50祭」特設サイトで映像を視聴し直しました♪

「ロック!クロック!オクロック!」
「私はオジさんになった」


えっとねー、作詞・作曲のクレジットとか、全然調べていません。
たまたま視聴した順番で、その印象から、当てずっぽうを述べますとね。

「ロック!クロック!オクロック!」

 → これ、ABEDONが作曲してないか?
   ・理由1……前奏がとっても長い:ABEDON作品は、前奏が長い。
    「HELLO」とか、ほかにも確か。私はABEDON曲の時は「待つ」(笑)。
   ・理由2……その前奏が妙に「和風」:ABEDON作品は、どこか日本の旋律。
     前奏だけでなく、タイトルコール部分も妙に和風(笑)。
   ・理由3……ABEDONはメタル調作品「CSA」(現「SMA」)の作者だし。
    ※古くから存在している曲のタイトルが途中で変わるバンドってのも、異色だよねー(笑)。

 → 歌詞はきっと「作詞/ユニコーン」でしょう。
   ABEDONと民生くんが中心になって、「うひゃひゃひゃ」とか笑いながら4人で(場合によってはマイケルさん含め5人で)意見を出し合いながら歌詞が出来上がっていったのではなかろうか。(憶測) 【訂正】訂正。ユニコーンの「50祭」各2曲のうち1曲は、本人抜きで歌詞が作られるのが恒例、でしたね。よって、「ロック!クロック!オクロック!」の方は「民生さん抜き」の4人によるもの……ですね?

「私はオジさんになった」

 → これは民生さんっぽいよねー。どこをどう見ても。
   ・理由1……「マシマロ」に通じる、
     長々歌いあげた行動を「するわけない」と翻す、人を食った歌詞。
   ・理由2……大変に高度な言葉遊びの歌詞。
   ・理由3……こう……心にしみる歌詞。一人でじっくり練り上げた感。
   ・理由4……タイトルが、最近復活した森高千里さんの往年のヒット曲、
     「私がオバさんになっても」をもじってあるよねw

 → 出だしのギター弾き語りの感じからしても、音の凝り方やコーラスの厚みからしても、民生デモ曲がピアノ以外すっごくしっかり作り込んであって、それをユニコーンで編曲した、って感じ。(推測) どこかちょっとビートルズっぽいんだよね、どこかわからぬけど。

真に受けないでくださいね、全部妄想です(笑)。



●次は、映像から読み取った誤情報を。
真偽のほどを確認しようがないことを、以下に書きます(^^;)。

「ロック!クロック!オクロック!」はねえ……

とにかく5人が楽しそうで何よりだ! (笑)

まさか、この数か月後に川西っさんが「ああなる」とは(;_;)……とか思いつつ、大笑いするメイキングを眺めるのであります(前奏と間奏を待ちながらw)。

・まず、民生さんの声の幅に驚くよねー! デスメタル系のつぶれた発声から、Bメロで急にデーモン小暮閣下並みのハイトーン! (っていうか閣下自身も幅広いよね、物マネ入ってません?w) 排水が「ちゅまる」とか、犬の「しゃんぽ」とかが、カワイイw

 ※まったく個人的見解ながら、歌が確実にうまい最近のオジサン歌手を3人挙げろと言われたら、ワタクシ迷わず民生さんと閣下と横山剣さんを挙げるね! どのライブを見ても「桁外れにうまい」プラスアルファで「何かある」からね! (お三方いずれも、歌の迫力が圧倒的、ですな! 先日書いた「聞こえたら、つい振り返る声」とは、また別で)

・タイトル部分のコーラス、左で声を潰しているのがABEDON? 映像では「ABEDON×EBI丼」「川西っさん×テッシ」でブースに入っている? でも、ABEDON声はヘッドホン左から、EBI声は右から「にゃー」って聞こえてくるような気がするデス(笑)。川西さんのすっごく通る声が右から聞こえてくる気もします。テッシーのソフトな声は……埋もれている? PCだとよく聞こえない(>_<)。

・往年のイーグルス「ホテル・カリフォルニア」を思わせるようなツインギターが、カッコイイデス! よく見たら、ツインギターのローパート(?)はABEDONじゃないか!? すごいー!

・レコーディングスタジオの景色、一瞬「CSA」の時と似ているように思ったんだけど……? 木枠とガラスの感じが、「CSA」の時に上半身裸で片足かけて歌っていた景色と、似てません? 同じ場所かどうか、検証する余力はないけども。

・そして最後の最後! 「民生奥田のロック」wwwww きっと本当は「民生奥田のロック」だったんでしょうなあ。「」で歌いきって、一瞬眉が上がる民生さん。顔に出るなあ。表情豊か(^^)。
 そして「『と』になってしまった」との申告&皆で大笑い。そこまでMVに収録されているという、楽屋落ちギリギリの構成……! こういうところが、ファンにはたまりません(笑)。【これも訂正】のちのテレビ番組「関ジャム」にて、本当は「お前と死ぬまで」だったことが明かされましたね! でもボーカル一発録りのうえ、ミスったまま残されたため、ホントの歌詞はお蔵入りww ユニコーンらしいや(≧▽≦)。民生さんは歌い終わってから「本名(フルネーム?)になってしまった」とか何とかおっしゃったとうろ覚え。

ともあれ、なんだか懐かしげなロン毛パーマのカツラでコスプレして歌うオジサンたち……。

ワタクシ、確信いたしました。この方たち、「ミュージシャン」でありながら「パフォーマー」でもあるな! と。

現代日本においては、その両方を両立させて高レベル、っていう人たちは、なかなかいない気がいたします。どっちかって言うと、パフォーマーが多いよね、メジャーシーンは(ё_ё)。

「グループ魂」が、かなり近いところを行っているけど、あの中には「純粋なパフォーマー」がいらっしゃるでしょ? ユニコーンには、そういう人がいないの、全員が高レベルのミュージシャンでありながら、パフォーマーなの(笑)。

「ゴールデンボンバー」は、かなり近いけどミュージシャンとしては今のところ「伸びしろがたっぷり」っぽいし。

「ベビーメタル」がメタルロックを復権させていると、今テレビが言っていたけど、彼女ら3人だけでなく「後ろのミュージシャン」込みで考えないとだし……。

そう考えると、5人で「パフォーマー」と「ミュージシャン」の両方をこなしているユニコーンは、極めて希少価値が高いのです! 今さらワタクシなどが申し上げるまでもなく!


「ロック!クロック!オクロック!」。この韻を踏んだ、おふざけパフォーマンス満載の和風ロック曲が「動」とすると、「私はオジさんになった」は、「静」。かつシリアス。

シリアスなようでいて、ふざけているようでいて、でもシリアスで……この摩訶不思議感は、民生さん独特の個性ですなあ。

・まず、民生ボーカルの低さに驚く。声が生っぽいのもいいよね。

・歌詞で無茶言うなぁ……と思ったら「……んなわきゃない」(笑)。ここのピアノがカッコイイ! ものすごくライブっぽい。多少の乱れが入っている。いい意味で整然としていない音。録り直しとかしてない、各楽器が「一発録音に近い」感じの音。(憶測、断言はできないけど)これが本当の音楽だ! と思う感じの音。

・川西っさんがハイハットの代わりにヘルメットを叩いている(笑)。そしてその音色をいつものユニコーンらしく厳密に「こうか?」「こっちか?」と確認している場面がふんだんに映像に使われているところが、もうおかしくておかしくて。でも結果、この音がすごく効いているのね、全体的に。どんどんバンドっぽい音になっていっても、「カチカチカチ」ってヘルメットが全体を締めている……(笑)。

・ドラムは、あえて緩めのチューニングなんですかねえ? 古い音楽で聞くっぽい感じがする。

・2:27からのコーラスが美しいぞ!
  高音  …… ミーミー、ミッララー → EBIたん?
  中音1 …… レーレー、レッ♯ドドー → ABEDON?
  中音2 …… ラーラー、ラッララー → 川西っさんorテシー?
  低音 …… (oct.下)ラーラー、ラッララー → テシーor川西っさん?
 ……ですかねえ? (違っていたらゴメンナサイ)

・で、このコーラスから、「するわっきゃない」が「スールー、What can I ?」に変わっているところがステキ! この言葉遊びの巧みさよ!

・「What can I ?」が「What can I do?」になる辺りで、歌詞の意味に思いが至り、胸がキュンとするのであります。民生さんの本音が潜んでいるような気がしてさ。※昨年の広島土砂災害で、急遽募金ライブを行った民生さん。その行動とお気持ちを踏まえて聞いていると、民生さんが「自分に何ができる?」と自問自答されているような気がしてきちゃう。歌詞に「新しい世界」が再び入ってくる辺りから、不穏な世界情勢やら変化する社会への漠然としたメッセージすら感じられるような……!? それは考えすぎ? あ、もっともコレ、ありふれたフレーズではありますが。いま思い出したけどビートルズの「Baby's In Black」の歌詞に「What can I do(わっきゃないどぅー)」ってあるわ(^^;)。

・でも、メッセージ性が……とか思った途端に、「(新しい世界に対して社会的に何か)するわっきゃない!」と、やっぱり否定されるのですわ。出た、肩すかし(笑)。
っていうか、照れ隠しかな、と思う。だって以後の「わっきゃない」は、どんどんエコーがかかってぼやけていくんですもん。照れ隠し以外の何でありましょう……。(偏見)

・歌詞、まず最初にテーマらしき「新しい世界」を見せる。そこから急に虫眼鏡で見るように「ギターを売り払う」などといった身近な話を振る。で、音楽業界の「最近の技術」に言及し、次第にもう一度本題の「新しい世界」へと広がっていく……。グラデーションのある構成も、見事だなあ、と。
でも、広げといて「するわけない」「そんなことない」って。このはぐらかしは、民生さんの十八番。はぐらかされても、聴いている側としては何らかの「気持ち」を受け取っている気がする。無意識下の漠然とした何か、をね。巧者だなー、深いなー!

・EBIくんのベースもテッシーのギターもダブルネックなのは、どーゆーこったろーねー? アッ、ベース+ギターだ! テッシーのとEBIくんのは、色が違うね?
5:02のところで民生さんが、EBIくんにダブルネックの白っぽいギターを薦めているw 「コロナドちゃん」っぽい普通のベースを持ってたのに、わざわざ、ね。その後に、白ダブルネックギターを弾いているテッシーに、民生さんが薄茶っぽいダブルネックギターを持って近寄っている場面もww この辺の映像は、順番が前後しているようですな。なんで二人とも、わざわざこんな弾きにくいギターに替え(させられ)たのだ(笑)。音が違うのかしら? 替えた割にはテッシーのギター音が少ないよ~(;_;)。
本当にこの楽器たちでレコーディングした……のかしらね!?!? それともこれ、映像用に(見た目が面白いから)わざわざ撮ったかなー? 映像では、EBIくんもテッシーも真剣にダブルネックギターを弾いている。……ように見える。音では判断がつかない……(汗)。


繰り返すけど、シロウトの勘ぐりながら、この曲の演奏は非常に「一発録り」っぽい揺れがあると思うんよねぇ。いい意味でのラフさ、ね。音楽って、そもそもこうあってほしいなぁ……って感じの、機械でキレイキレイに整えすぎていない感じの。……そこがビートルズっぽく感じられる……可能性もあり???


長々書きましたが。この「私はオジさんになった」(このタイトルも照れ隠しと見た!)、ワタクシ、ユニコーンで一番好きな作品になるかもしれない。

大上段に振りかぶって偉そうなことを言ったりしない、等身大の「オジさん」のツブヤキ。でも演奏が生っぽくてサイコー!

というわけで、この記事を書きながら延々、聴いていたわけであります。


●でもさー、MVでスタジオレコーディング場面を披露するようになっちゃった。

ってことは、もうあのgdgdレコーディング風景DVDはわざわざ作らないってこと……なのかしらねぇ……。知らんけど。あれが一番の好物だったんですがなぁ……。 ←まだ諦めきれていない(^^;)。






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