『イーガ...』、演奏者推測!? [ ・ユニコーン関連]
●いつのまにか初夏も近づき、自律神経も少し整ってきたかな？
音楽を聴いていると身体がリズムを刻むように(^^;)なりました♪
自律神経が不調になると、音楽を聴いてもワクワクしねぇです。
このタイミングでユニコーンの『イーガジャケジョロ』、聴き直し。
ライナーノーツを見ながら、どのギターを誰が弾いているのかなどなど、引き続き予想をします♪
……って、3月29日に始まったツアーがだいぶ進んでいるゆえ、参戦した方は正解をご存知でしょう。
どこかにライブレポートが落ちているかもしれませぬ。
それに、こんな素敵な特集が書店に出回っているそうじゃないですか!!!
![ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2014年 05月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51j27Dd6siL._SL160_.jpg "ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2014年 05月号 [雑誌]")
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「ユニコーン『イーガジャケジョロ』を解き明かす32P別冊付録!」だって～！ ポチッとな!!
しかし今回は、あえてそれらを見る前に、耳に頼って勝手に断定してみるよ～。
また推測をし間違えていたら、ゴメンナサイね～♪
余談ながら、あらためてアルバムの通し聴きをしてみて、
今回はオールディーズ風の曲がとっても多いことに気づきまして。
とっても古い、アメリカのブルースを思わせる曲調とか、プレスリー風（笑）とか。
ユニコーンには珍しく、「古っぽいもので行こう！」ってコンセプトがあったのかな？
上記付録を読む限り、ハッキリとしたコンセプトはなかったものの、
タイトル曲「イーガジャケジョロ」そのものがコンセプトだったというか……。
デモ段階でのあの曲のインパクトに引きずられて、
アルバム全体のバランスが決まってきたらしい（笑）。
以下、わかる範囲で曲名のあとに「○○風」と書いてみました。
そっかー、結果として古っぽいロカビリー調の曲やらなんやらが増えたから、
今回のジャケット等のデザインは、古っぽい写真を使ったコラージュなのね？
●曲名と参加パートをライナーノーツから憶測する前に。
ライナーノーツではメンバー名が正式に「改名」されています。（以下、敬称略）
「緑色の字」はライナーノーツなどより引用。以下同様。
阿部 → 「ABEDON」
EBI → 「ニセン１４（カズシ）」
奥田 → 「OT」
川西 → 「コンド５５号」
手島 → 「I T 社長」
EBIくんだけ、改名前が横文字（笑）。彼の本名が「堀内」であることは、もはや記憶の彼方……。
なんでこの並び順なんですかねぇ？ 「年齢若い順」でもないし……やっぱりジャンケン？（^^）
1. イーガジャケジョロ …… オールディーズ風
「ABEDON：ハープ／ニセン１４：ヴォーカル、ベース／OT：ギター／コンド５５号：ヴォーカル、ドラム／I T 社長：ヴォーカル、ギター」。
ABEDON、右チャンネル（？）から聞こえてくるブルースハープ（ハーモニカ）だけだったんだ!? ギターは、「MOVIE27」を見たら民生さんが（ヘッドフォン左側から聞こえてくる）かっこいいボトルネックギター（スライドギター）を弾いていらした模様。テッシーが真ん中の位置（？）で、アコギでイカしたリズムを刻んでるような？ EBIさんのベース、音色がとてもがやわらかい。これまで聴いてきた音と違うような？ 今回のアルバムの半数で使ったっておっしゃってる「コロナド」なるベースの音ですかねぇ？ ←バイオリンと同じホールが空いてるねぇ。
エレキギターの音色聞き分けは（ギタリスト二人の機種が違うにもかかわらず）まったくできない(^^;)のですが、弾き方の違いはうっすらわかるときもあるような？ テッシーギターは「生真面目な職人」で刻みが小気味よい。音が律儀。民生ギターは「丁寧なのに自由で色気がある」。脊髄で弾いてて、思ってもみないような音域を自由に行き来してる……との個人的感想。
2. 夢見た男 …… プレスリー風？（笑）
「ABEDON：ベース、コーラス／ニセン１４：ヴォーカル、サイレン／OT：／コンド５５号：ギター、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
ギターは、中盤のライトハンドで確実に誰だかわかるね（^^）。それよりも、ベースがABEDONだったのね!!! EBIくんが弾いていないと、全体がやや落ち着きがあるように聞こえる……気がします。気のせい？ 気のせいか。しかしコーラス、なんでプレスリー風ロケンロールの曲調なのに「徒然草」に行き着いたのか……!? 前回の「えんや～とぅっとぅ」の延長？（笑） いきさつが気になる！
歌詞に「Love Me Do」が入ってて、当方のビートルズアンテナに引っかかる（笑）。
3. Boys&Girls …… 『Ｚ』風？
「ABEDON：ヴォーカル、ギター／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ギター、コーラス／コンド５５号：ドラム、ベース（ふぁず）、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
前の曲から間髪を入れず始まるのが、ヨイですね～。んで、前奏からノリノリの曲調も、ヨイですな～（^^）。ABEDONちゃんのギターだろうと思うのは、前奏＆間奏に真ん中で鳴っているフレーズ。その他のABEDONは不明。左右から並行して聞こえるツインギターが、民＆テシですね？ かっこいいなぁ～ +.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ
4. あなたが太陽 …… 「表ユニコーン」風
「ABEDON：ピアノ、キーボード、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン、鼓笛隊２／コンド５５号：ヴォーカル、ドラム、コーラス、鼓笛隊１／I T 社長：ギター、コーラス／／河合マイケル：鼓笛隊３／服部かなめ：鼓笛隊４」。
メイキング「MOVIE27」から、「鼓笛隊」は間奏の太鼓増量メンバーと判明。わかって聴き直すと、阿部キーボードが入る前、スネア（小太鼓）とバスドラ（大太鼓）が圧巻！ マイケルさんも参加！ 鼓笛隊４の方は、ライナーノーツによるとJメンさんのところのスタッフさんみたいだけど、テッシーソロライブのドラマーさんだ、との記述発見！ つくづく、ゴーヂャスな鼓笛隊（笛ナシ）ですね!!!
5. 早口カレー …… オールディーズ、もしくは地球三兄弟風
「ABEDON：キーボード／ニセン１４：ベース／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター」。
こうしたタイプの曲は好きな方なんだけど、「映画主題歌＝メジャー」ってことをかなり意識している感じがするのが、ちょっと寂しい。メロディーもハモリも民生さんじゃない？ そうすると民生さんのソロとどう違うのよ……って感じがしちゃうのよね……（演奏者が違うから、当然細かいノリが違うんだけどね。他の４人の突出した個性を押し殺している感じがして……寂しい ^^; ）。とはいえ民生さんの歌い方が、ものすごく「どストレート」？ いつもの民生節を薄めた歌い方が、やけに色っぽく感じられて嬉しい曲ではあります（///▽///）。
6. We are All Right …… ビートルズ風？
「ABEDON：ヴォーカル、キーボード／ニセン１４：ベース／OT：ギター、タンバリン、コーラス／コンド５５号：ドラム、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
だいたい左から聞こえてくるギターが民生さんで、右がテッシーね。だから、ギターソロはテッシーね？ 前奏ベースもキーボード（メロトロン？）も、音色がものすごくビートルズっぽいです♪ 同じくビートルズっぽい高野寛の、ジョン・レノンへのオマージュ曲と思われる「2000」を思い出したよ。
←「2000」収録アルバム。リンク先から一部試聴可。しかし、そう思って「2000」を聞き返してみたら、似ているのはゆったりしたテンポだけでした。音色とか音の響かせ方とか、全然違う。
「We are All Right」はコーラスもいいねぇ。たまに右側からカニさんらしき声がデコボコッとはみ出したりしているのが、いいんですよねぇ～♪ 舗装道路はあまり好きじゃないので（^^）。っちゅうか、これわざと川西さんだけ隔離してコーラス録ってないか？ 川西さんだけ右側で一人ぼっち!? なぜに～（笑）。こういうさりげない遊びが面白い～。【追記】……っちゅうか、アレですね。「川西さんだけ隔離した」わけじゃなく、サビのメロディーはひょっとしたら民＆阿部のユニゾン、左から聞こえるコーラスがもしかしたらテシ＆EBI、残りの川西さんが右側……という内訳ですかね？ しかし、川西さんだけ一人ぼっちなのには変わりなく……やっぱ、遊んでるね？（笑） 個人的な感覚だけど、間奏の終わり頃のドラムのイレギュラーな跳ねが、「ギリギリセーフ」のようにも聞こえる。何でだろう……？ ライブっぽいっちゃあ、ライブっぽい……のかな？
で、それもいいけど、歌詞が。落ち着いてよくよく聴いたら、コレって風力発電の歌？ 個人的にこの歌から思い浮かんだ風景は、無数の白い風力発電の羽根が回っている緑の丘って感じなんだよね～。未来のことを考えてる感じも伝わってくるし、反原発のメッセージも密かに込められているかも!? ユニコーンから次世代へのメッセージ曲＜その１＞って感じがしますな。黒い背広の人たちが何を意味するか……。１行目は、音楽「業界」（市場？）への反発心のようにも感じられるのよね。ABEDONのブログを見たら密かに誰かと闘っている風（!?）だったからなぁ。民生さんの解散前作品「スプリングマンのテーマ」みたいな環境・心境なのかなぁ？ と邪推。 【14/05/01、追記】 これを書いた三日後、NHKBSで『ザ・プロデューサー 〜ビートルズ・サウンドを創った男 ジョージ・マーティン〜』の再放送を見て、この曲のイメージそのままの風景が出てきて驚く。白い風車がゆったり回っている。本放送は2012年6月2日だっていうから、２年近く前。今作の歌詞とは関係なさそうだけど、ABEDONもこの風景、見てたかな～？ などと思いを馳せてみる(^^;)。
7. KEEP ON ROCK’N ROLL …… 何風？（知識ナシ）
「ABEDON：キーボード、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター／コンド５５号：ドラム、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
前奏が民生さんギター？ パソコンで聴くと、テッシーギターがちょいと抑えめに聞こえます。コーラス、サビのハモリはABEDON？ 「Let Me～」などの部分はEBI＆ABEDON。それらの王道コーラスに対し、タイトル箇所のコーラスは荒々しくて曲の主旨にマッチしてる。荒すぎる。電大組か？（笑） テッシーのくぐもった雄叫びが聞こえる。そこがイイ♪ 「ダッダッダッダッ♪」も好き（^^）。これ、ライブで演奏するの、大変だろうな……。パワーの要る曲だよね、長いし。なのに「ライブ後半向け」っぽい、正統派の曲調だよね。「名曲系」には背を向けていたワタクシなのですが、この曲の後奏はなんか気持ちよかったな～。音に身を任せたくなるような、ゆったりとした美しさ。こういうの、もっと聴きたい。でも名曲「狙い」は、イヤ(^^;)。歌詞から受け取る印象が「ちょっと内田裕也さんっぽい」……と思ったのは、ワタシだけでしょうか……？(^^;)
8. 俺のタクシー …… オールディーズ風
「ABEDON：ギター、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム、運転手、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
ギター３本。やわらかベースは「コロナド」？（不明） 引っかかりが多すぎて（笑）、詳しくは別記事に書いちゃったから……ライブ映像を待つべし♪
9. ユトリDEATH …… デスメタル風!?
「ABEDON：ギター、コ－ラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、コーラス／コンド５５号：ドラム、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
これもギター３本！ でもわかりやすいですね。前奏が民生さん。真ん中の、てっぺん辺りから聞こえてくる「ベベベベベベベ～」って単音がABEDON。ってことは、ソロもだ！ いかにもそれらしい。以下、左が民生、右がテッシー。多分。
最初に聴いたときはヴォーカルと終盤のコーラス掛け合いばかりに気を取られてた。けど、この曲は歌詞が素敵なんだよね。大人の余裕？ 許容量の大きさ？ そんなものを感じる。
一番に連想したのが、民生ソロ「人間２」の歌詞。あの頃は「聞こえるか～（聴いてくれ～）」と叫んでいたように感じられた。けど今回はその逆のベクトル。「気に入ったらでいいから」みたいな（笑）。
さらに聴きながら歌詞カードを眺めるうち、涙出そうになった。ゆとり世代を応援している？ 「負けるな」とは言わずに「勝てよ」で。遠慮すんなよ、って？ 自分なんてできっこない、なんて「決めるなよ」？ くよくよ「病んだっていいんだよ」？ 「見てるよ」、応援しているからよ？ ……なんて大きな愛情なんだろうね！ と思って。勝手な解釈ながら、ユニコーンから次世代へのメッセージ曲＜その２＞だと思ったな……。ふざけた曲の作りに反して、本当の大人にしか歌えない滋味深い内容、ですね。
10. トキメキーノ …… 裏ユニコーン風？
「ABEDON：ヴォ－カル、キーボード／ニセン１４：ヴォーカル、ベース／OT：ヴォーカル、ギター／コンド５５号：ヴォーカル、ドラム／I T 社長：ヴォーカル、ギター／／八熊慎一：飛び入りベース」。
これも勇み足で別記事を書いたので、省略。川西つぁんの「ガハハハハ」って笑い声が、やっぱりおかしい（笑）。
11. お前BABY …… プレスリー風？（笑）
「ABEDON：ギター、キーボード、コーラス、クラップ／EBIス・プレスリー：ヴォーカル／OT：ベース、ギター、タンバリン、コーラス、クラップ／コンド５５号：ドラム、コーラス、クラップ／I T 社長：ギター、コーラス、クラップ／／ｈIMAGINE：クラップ」。←「ｈIMAGINE」さん（？）っていうのは、「そのときお暇だった方」ということでいいんですかね？(^^;)
出だしのつぶやきは「オー マイ ベイビー！」。この曲、まさかのテッシー作！ EBIヴォーカルなので気がつかなかった！ 意外すぎる！ でも、確かに「MOVIE27」のデモ披露シーン見返したら、テッシー声でサラッと明るく歌われていたわ～！ 作詞は「チーム電大」（笑）。
しかも、まさか民生ベースだとは思わなかったよ!!! EBIベースだったら、このゆったり感はなかったかもね……？ EBIくん、疾走するからね。EBIヴォーカルがイイ意味で突っ走って、引っ張ってますね（^^）。
ギターが全然わからない。以下、http://okmusic.jp/#!/ups/interviews/2024より引用。
今はログインしないと読めなくなっちゃってて……。公開期限が限られていたのかしら？
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手島 （中略）ギターのバッキングに関してはAメロをABEDON、Bメロを民生くん、サビをテッシーという リズムギターの分業をやってます。しかも、1本のギターを3人で使い回した
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ここまで多分ほぼ「左・民生の右・テッシー」で来ている。「なのに、この曲は違う」と思ったら……（笑）。３人で弾いたって、左チャンネルのギターのことかしら？ それともリズムのアコースティックギターのこと？ インタビュー記事と違ってリズムギターじゃないけど左のギターのことなら……（以下、空想）。
ハヴァナイスデー風味の若干トレモロアームを利かせすぎて（笑）遊んでいる箇所がABEDON、「プリリッ」としたミュートっぽい音で歯切れが良いのが民生さん!? んで、コードを流しつつアルペジオも入れてるのがテッシー!? ２番のＡメロギター、けっこう達者っぽいんだけど……これもABEDON!? ライブでどうしてるんだろう……。アコギのリズムものすごく気持ちよいんだけど、これはテッシーっぽく聞こえるような……？
３人でギターを回し弾くっていうのは、ビートルズ『Abbey Road』の、俗称「B面メドレー」みたいだね（正確には……「The End」か）。ビートルズは「ジョージ→ポール→ジョン」の順で２小節ずつソロ回しを（確か）。それがわかってからは「一生懸命フレーズを弾く、味のあるジョージ→派手で見せ場の多いポール→独創的＆感覚的なジョン」って違いが、ものすごく面白くなったものです。けど、ユニコーンのこの曲については、まだ特徴がつかめないなぁ……。
間奏は、天頂とその下（？）辺りでギターの音が聞こえる気がするんだけど……誰のユニゾン!? なんとなくだけど天頂のエレキがABEDONで、途中からのアコギがテッシー？ 弦のハジき方の違いからそんな気がするんだけど、わからん（笑）。そういうもろもろを考えて聴くと、これは結構な怪作、です！ 本日、ヘビーローテーション中（笑）。
バックコーラス、精一杯「男前風」なのが、かえってふざけていて笑えます（^^）。
【追記】この曲のコーラスでは、民生さんだけが右側に「隔離」されている気がします……「ジュレ～」でEBIくんを隔離後、その手法を気に入った!?（笑）
12. それだけのこと …… 純粋な歌唱とピアノ伴奏。
「ABEDON：ピアノ／I T 社長：ヴォーカル」。
申し上げることはございませんね。シンプル。ネット上でライブレポをチラ見、まさかライブでそんなことになるとは……!!! こんなシンプルな編成が「出オチ」的なネタになるバンドというのは、他にないのではあるまいか。しかし改めてユニコーン、皆さん器用よね!!!!!
歌詞が……個人的にテッシーの作品は「私小説風」だと感じるのね。なんか……「元奥さんへのラブレター」みたいに聞こえてしょうがない(^^;)。事実は違っていたとしても、ね。
13. 鳥の特急便 …… なんかハードロック風。
「ABEDON：キーボード、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター」。
カッコイイなぁ～！ この曲だけは、誰が何を弾いているとかに気が向かず、全体を聴いている段階。まとまった「音」と、「歌詞」だけを、ひたすら聴いている。本来の、フツーの音楽の聴き方ですわね(^^;)。意識して楽器別に聴こうと努力してみたけど……うっ、わからない！ というか、わかろうとする気になれない。なぜだろう、なぜかしら、この曲は迫力のヴォーカルに耳が取られます。
でも努力して聴いてみる。ベースの上昇下降がとても激しいね！ とりあえず、サビのコードと旋律とギターが、多分不協和音すれすれのテンションコードだよね？ 間奏のソロがABEDONの見せ場なんだね。コーラスは定番のABEDON＆EBI。でもサビは民＆阿部のみ？ サビの澄んだギターの音が左でも右でもなく横たわっていて、弾いているの誰だろう……。ビブラートの遊び具合から民生さん？
で、ドラムがメッチャメチャ重たい叩き方をしているせいか、カッコイイんだけど重た～い気分になります。これまでのメイキング映像で、川西さんのドラムブースでマイケル河合さんやABEDONさんが「こんな風に叩いてみて」って相談しているシーンがあった。この曲でも「このくらい重ために」って、相談があったかもね～？ とにかく重たい。民生さん好みかも。民生さんの音楽はカッコイイ。概ね大好き。なんだけど、これ系の……ビートルズで言うと「Come Together」、民生ソロで言うと「悩んで学んで」辺り系の……重たい音は、個人的にどうも苦手な気がする～。カッコイイから中毒のように聴きはするんだけど、聴き終わって気持ちまで重たくなっちゃう(^^;)。 ←個人の感想です。
同じ重そうな作品でも「ユトリDEATH」では、そうはならない。「鳥の特急便」は、一体どんな気持ちを曲に乗せて表現しているのだろう……？ と、ふと思う。音だけでなく、何かが、かなり重いよ？ 聴き手の問題かもしれないけどね(^^;)。【追記】 数日空けて曲タイトルを見る。……これだけ、曲が思い浮かばなかった……どんなだっけ？ 聴き直し。川西さんの「ズダダダダ……」って弾丸ドラムは格好いい。けど、やっぱ個人的に苦手かも～（;＿;）。
14. Feel So Moon …… ユニコーン風。
「ABEDON：キーボード、宇宙人（笑）／ニセン１４：ベース／OT：ヴォーカル、ギター／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター／／（弦楽団：８人[略]）」。
あれれっ!? コーラスはっ？ サビのタンバリンはっ？ 他のアルバム曲とはレコーディング時期が違うから、記録が手薄!? ２年前のアニメ主題歌だもんね……(^^;)。「Feel So Moon(初回限定盤)(DVD付)」の映像から推測すると、ユニコーン陣営のパートは少なくとも以下のようになるはず……。
-------------------------------------
「ABEDON：キーボード、宇宙人、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター」。
-------------------------------------
間奏の「ワレワレハ～、ウチュウジン～」のところはテッシーがライトハンドを弾いていて、それを阿部声に変換していたね～。メイキング映像を見てから聴いても、よくわからん（笑）。
「鳥の特急便」と同じく、音を分解して聴く気にならない作品。でも「……特急便」で重たい気持ちになったあと、広がりと希望を感じさせる曲調に、個人的にホッとする……（!?）。
●民生さんがヴォーカルで、他メンバーがバックに回る。
これが「表のユニコーン」の定番スタイル、だね。
ABEDONさんが「EMTG MUSIC」のインタビューで、こうおっしゃっている。
「世の中の表向きにも、OTボーカルの王道曲が１曲はあったほうがいい」
（リンク先より引用。以下、同様）
王道路線の曲も、好きですよ？ 嫌いじゃないんだよ？ 好きは好きなんだけどね……。
でも今回、EBIさんやカニさんをあえて突出させている「裏のユニコーン」をたくさん聴いて、
個人的には「王道」より「裏」の方が好きだな～、と再認識（笑）。
５人で混ぜくり返しちゃて、デモ曲の原形を留めていないような作品が、一番面白いです♪
笑える「面白さ」だけでなく、「興味深い」って意味でね。
５人で歌ってて、しかも音量を変に絞ったりしていない歌が、すごく魅力的です♪
だから、一番いじられるテッシー作品に「結果的な傑作」が結構多いじゃない？
「デーゲーム」「自転車泥棒」とか。今回では「お前BABY」か。新鮮。
化学反応が大きければ大きいほど、味わい深い作品に仕上がっている気がします。
真面目ばかりでは、つまらないものぉ～♪
そうか、個人的に今回の朝日新聞インタビュー記事に違和感があったのは、
このごちゃ混ぜ感を楽しむことなく、「錯乱」という言葉でひとくくりにしちゃってたから、かな。
一般的に発売されるアルバムと同じくユニコーン作品も「王道、当たり前」を前提として聴いたら、
「何じゃ、こりゃ？」になるでしょうね、そりゃ……。
この多様性を「錯乱」とまとめてたら、ユニコーンってバンドは錯乱しっぱなしじゃん（笑）。
ユニコーンのどんなところに魅力を感じているのか、言いたいことは山ほどあれど
長くなったのでとりあえず今回はここまでに。
当記事の主旨は、『イーガジャケジョロ』、大好きで聞き込んでいます！
何なら再始動後いちばん好きなアルバムかも、ってことで（笑）。
ロッキングオンが届くの、楽しみ～♪
【当ブログ内、『イーガジャケジョロ』関連記事】
・ユニコーン、アルバム制作開始……か？
・『イーガジャケジョロ』、無意味な言葉だった～(^^;)
・『イーガ...』×『ZIP』インタビューと、特設サイト
・『イーガ...』初回生産限定盤、付属DVD「MOVIE27」
・『イーガ...』×朝日新聞インタビュー
・「トキメキーノ」推し（笑）
・「あなたが太陽」をビートルズ耳で聴くと。
・「俺のタクシー」編成推測（笑）
音楽を聴いていると身体がリズムを刻むように(^^;)なりました♪
自律神経が不調になると、音楽を聴いてもワクワクしねぇです。
このタイミングでユニコーンの『イーガジャケジョロ』、聴き直し。
ライナーノーツを見ながら、どのギターを誰が弾いているのかなどなど、引き続き予想をします♪
……って、3月29日に始まったツアーがだいぶ進んでいるゆえ、参戦した方は正解をご存知でしょう。
どこかにライブレポートが落ちているかもしれませぬ。
それに、こんな素敵な特集が書店に出回っているそうじゃないですか!!!
ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2014年 05月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ロッキング・オン
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 雑誌
「ユニコーン『イーガジャケジョロ』を解き明かす32P別冊付録!」だって～！ ポチッとな!!
しかし今回は、あえてそれらを見る前に、耳に頼って勝手に断定してみるよ～。
また推測をし間違えていたら、ゴメンナサイね～♪
余談ながら、あらためてアルバムの通し聴きをしてみて、
今回はオールディーズ風の曲がとっても多いことに気づきまして。
とっても古い、アメリカのブルースを思わせる曲調とか、プレスリー風（笑）とか。
上記付録を読む限り、ハッキリとしたコンセプトはなかったものの、
タイトル曲「イーガジャケジョロ」そのものがコンセプトだったというか……。
デモ段階でのあの曲のインパクトに引きずられて、
アルバム全体のバランスが決まってきたらしい（笑）。
以下、わかる範囲で曲名のあとに「○○風」と書いてみました。
そっかー、結果として古っぽいロカビリー調の曲やらなんやらが増えたから、
今回のジャケット等のデザインは、古っぽい写真を使ったコラージュなのね？
●曲名と参加パートをライナーノーツから憶測する前に。
ライナーノーツではメンバー名が正式に「改名」されています。（以下、敬称略）
「緑色の字」はライナーノーツなどより引用。以下同様。
阿部 → 「ABEDON」
EBI → 「ニセン１４（カズシ）」
奥田 → 「OT」
川西 → 「コンド５５号」
手島 → 「I T 社長」
EBIくんだけ、改名前が横文字（笑）。彼の本名が「堀内」であることは、もはや記憶の彼方……。
なんでこの並び順なんですかねぇ？ 「年齢若い順」でもないし……やっぱりジャンケン？（^^）
1. イーガジャケジョロ …… オールディーズ風
「ABEDON：ハープ／ニセン１４：ヴォーカル、ベース／OT：ギター／コンド５５号：ヴォーカル、ドラム／I T 社長：ヴォーカル、ギター」。
ABEDON、右チャンネル（？）から聞こえてくるブルースハープ（ハーモニカ）だけだったんだ!? ギターは、「MOVIE27」を見たら民生さんが（ヘッドフォン左側から聞こえてくる）かっこいいボトルネックギター（スライドギター）を弾いていらした模様。テッシーが真ん中の位置（？）で、アコギでイカしたリズムを刻んでるような？ EBIさんのベース、音色がとてもがやわらかい。これまで聴いてきた音と違うような？ 今回のアルバムの半数で使ったっておっしゃってる「コロナド」なるベースの音ですかねぇ？ ←バイオリンと同じホールが空いてるねぇ。
エレキギターの音色聞き分けは（ギタリスト二人の機種が違うにもかかわらず）まったくできない(^^;)のですが、弾き方の違いはうっすらわかるときもあるような？ テッシーギターは「生真面目な職人」で刻みが小気味よい。音が律儀。民生ギターは「丁寧なのに自由で色気がある」。脊髄で弾いてて、思ってもみないような音域を自由に行き来してる……との個人的感想。
2. 夢見た男 …… プレスリー風？（笑）
「ABEDON：ベース、コーラス／ニセン１４：ヴォーカル、サイレン／OT：／コンド５５号：ギター、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
ギターは、中盤のライトハンドで確実に誰だかわかるね（^^）。それよりも、ベースがABEDONだったのね!!! EBIくんが弾いていないと、全体がやや落ち着きがあるように聞こえる……気がします。気のせい？ 気のせいか。しかしコーラス、なんでプレスリー風ロケンロールの曲調なのに「徒然草」に行き着いたのか……!? 前回の「えんや～とぅっとぅ」の延長？（笑） いきさつが気になる！
歌詞に「Love Me Do」が入ってて、当方のビートルズアンテナに引っかかる（笑）。
3. Boys&Girls …… 『Ｚ』風？
「ABEDON：ヴォーカル、ギター／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ギター、コーラス／コンド５５号：ドラム、ベース（ふぁず）、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
前の曲から間髪を入れず始まるのが、ヨイですね～。んで、前奏からノリノリの曲調も、ヨイですな～（^^）。ABEDONちゃんのギターだろうと思うのは、前奏＆間奏に真ん中で鳴っているフレーズ。その他のABEDONは不明。左右から並行して聞こえるツインギターが、民＆テシですね？ かっこいいなぁ～ +.ﾟ(´▽`人)ﾟ+.ﾟ
4. あなたが太陽 …… 「表ユニコーン」風
「ABEDON：ピアノ、キーボード、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン、鼓笛隊２／コンド５５号：ヴォーカル、ドラム、コーラス、鼓笛隊１／I T 社長：ギター、コーラス／／河合マイケル：鼓笛隊３／服部かなめ：鼓笛隊４」。
メイキング「MOVIE27」から、「鼓笛隊」は間奏の太鼓増量メンバーと判明。わかって聴き直すと、阿部キーボードが入る前、スネア（小太鼓）とバスドラ（大太鼓）が圧巻！ マイケルさんも参加！ 鼓笛隊４の方は、ライナーノーツによるとJメンさんのところのスタッフさんみたいだけど、テッシーソロライブのドラマーさんだ、との記述発見！ つくづく、ゴーヂャスな鼓笛隊（笛ナシ）ですね!!!
5. 早口カレー …… オールディーズ、もしくは地球三兄弟風
「ABEDON：キーボード／ニセン１４：ベース／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター」。
こうしたタイプの曲は好きな方なんだけど、「映画主題歌＝メジャー」ってことをかなり意識している感じがするのが、ちょっと寂しい。メロディーもハモリも民生さんじゃない？ そうすると民生さんのソロとどう違うのよ……って感じがしちゃうのよね……（演奏者が違うから、当然細かいノリが違うんだけどね。他の４人の突出した個性を押し殺している感じがして……寂しい ^^; ）。とはいえ民生さんの歌い方が、ものすごく「どストレート」？ いつもの民生節を薄めた歌い方が、やけに色っぽく感じられて嬉しい曲ではあります（///▽///）。
6. We are All Right …… ビートルズ風？
「ABEDON：ヴォーカル、キーボード／ニセン１４：ベース／OT：ギター、タンバリン、コーラス／コンド５５号：ドラム、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
だいたい左から聞こえてくるギターが民生さんで、右がテッシーね。だから、ギターソロはテッシーね？ 前奏ベースもキーボード（メロトロン？）も、音色がものすごくビートルズっぽいです♪ 同じくビートルズっぽい高野寛の、ジョン・レノンへのオマージュ曲と思われる「2000」を思い出したよ。
←「2000」収録アルバム。リンク先から一部試聴可。しかし、そう思って「2000」を聞き返してみたら、似ているのはゆったりしたテンポだけでした。音色とか音の響かせ方とか、全然違う。
「We are All Right」はコーラスもいいねぇ。たまに右側からカニさんらしき声がデコボコッとはみ出したりしているのが、いいんですよねぇ～♪ 舗装道路はあまり好きじゃないので（^^）。っちゅうか、これわざと川西さんだけ隔離してコーラス録ってないか？ 川西さんだけ右側で一人ぼっち!? なぜに～（笑）。こういうさりげない遊びが面白い～。【追記】……っちゅうか、アレですね。「川西さんだけ隔離した」わけじゃなく、サビのメロディーはひょっとしたら民＆阿部のユニゾン、左から聞こえるコーラスがもしかしたらテシ＆EBI、残りの川西さんが右側……という内訳ですかね？ しかし、川西さんだけ一人ぼっちなのには変わりなく……やっぱ、遊んでるね？（笑） 個人的な感覚だけど、間奏の終わり頃のドラムのイレギュラーな跳ねが、「ギリギリセーフ」のようにも聞こえる。何でだろう……？ ライブっぽいっちゃあ、ライブっぽい……のかな？
で、それもいいけど、歌詞が。落ち着いてよくよく聴いたら、コレって風力発電の歌？ 個人的にこの歌から思い浮かんだ風景は、無数の白い風力発電の羽根が回っている緑の丘って感じなんだよね～。未来のことを考えてる感じも伝わってくるし、反原発のメッセージも密かに込められているかも!? ユニコーンから次世代へのメッセージ曲＜その１＞って感じがしますな。黒い背広の人たちが何を意味するか……。１行目は、音楽「業界」（市場？）への反発心のようにも感じられるのよね。ABEDONのブログを見たら密かに誰かと闘っている風（!?）だったからなぁ。民生さんの解散前作品「スプリングマンのテーマ」みたいな環境・心境なのかなぁ？ と邪推。 【14/05/01、追記】 これを書いた三日後、NHKBSで『ザ・プロデューサー 〜ビートルズ・サウンドを創った男 ジョージ・マーティン〜』の再放送を見て、この曲のイメージそのままの風景が出てきて驚く。白い風車がゆったり回っている。本放送は2012年6月2日だっていうから、２年近く前。今作の歌詞とは関係なさそうだけど、ABEDONもこの風景、見てたかな～？ などと思いを馳せてみる(^^;)。
7. KEEP ON ROCK’N ROLL …… 何風？（知識ナシ）
「ABEDON：キーボード、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター／コンド５５号：ドラム、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
前奏が民生さんギター？ パソコンで聴くと、テッシーギターがちょいと抑えめに聞こえます。コーラス、サビのハモリはABEDON？ 「Let Me～」などの部分はEBI＆ABEDON。それらの王道コーラスに対し、タイトル箇所のコーラスは荒々しくて曲の主旨にマッチしてる。荒すぎる。電大組か？（笑） テッシーのくぐもった雄叫びが聞こえる。そこがイイ♪ 「ダッダッダッダッ♪」も好き（^^）。これ、ライブで演奏するの、大変だろうな……。パワーの要る曲だよね、長いし。なのに「ライブ後半向け」っぽい、正統派の曲調だよね。「名曲系」には背を向けていたワタクシなのですが、この曲の後奏はなんか気持ちよかったな～。音に身を任せたくなるような、ゆったりとした美しさ。こういうの、もっと聴きたい。でも名曲「狙い」は、イヤ(^^;)。歌詞から受け取る印象が「ちょっと内田裕也さんっぽい」……と思ったのは、ワタシだけでしょうか……？(^^;)
8. 俺のタクシー …… オールディーズ風
「ABEDON：ギター、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム、運転手、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
ギター３本。やわらかベースは「コロナド」？（不明） 引っかかりが多すぎて（笑）、詳しくは別記事に書いちゃったから……ライブ映像を待つべし♪
9. ユトリDEATH …… デスメタル風!?
「ABEDON：ギター、コ－ラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、コーラス／コンド５５号：ドラム、コーラス／I T 社長：ギター、コーラス」。
これもギター３本！ でもわかりやすいですね。前奏が民生さん。真ん中の、てっぺん辺りから聞こえてくる「ベベベベベベベ～」って単音がABEDON。ってことは、ソロもだ！ いかにもそれらしい。以下、左が民生、右がテッシー。多分。
最初に聴いたときはヴォーカルと終盤のコーラス掛け合いばかりに気を取られてた。けど、この曲は歌詞が素敵なんだよね。大人の余裕？ 許容量の大きさ？ そんなものを感じる。
一番に連想したのが、民生ソロ「人間２」の歌詞。あの頃は「聞こえるか～（聴いてくれ～）」と叫んでいたように感じられた。けど今回はその逆のベクトル。「気に入ったらでいいから」みたいな（笑）。
さらに聴きながら歌詞カードを眺めるうち、涙出そうになった。ゆとり世代を応援している？ 「負けるな」とは言わずに「勝てよ」で。遠慮すんなよ、って？ 自分なんてできっこない、なんて「決めるなよ」？ くよくよ「病んだっていいんだよ」？ 「見てるよ」、応援しているからよ？ ……なんて大きな愛情なんだろうね！ と思って。勝手な解釈ながら、ユニコーンから次世代へのメッセージ曲＜その２＞だと思ったな……。ふざけた曲の作りに反して、本当の大人にしか歌えない滋味深い内容、ですね。
10. トキメキーノ …… 裏ユニコーン風？
「ABEDON：ヴォ－カル、キーボード／ニセン１４：ヴォーカル、ベース／OT：ヴォーカル、ギター／コンド５５号：ヴォーカル、ドラム／I T 社長：ヴォーカル、ギター／／八熊慎一：飛び入りベース」。
これも勇み足で別記事を書いたので、省略。川西つぁんの「ガハハハハ」って笑い声が、やっぱりおかしい（笑）。
11. お前BABY …… プレスリー風？（笑）
「ABEDON：ギター、キーボード、コーラス、クラップ／EBIス・プレスリー：ヴォーカル／OT：ベース、ギター、タンバリン、コーラス、クラップ／コンド５５号：ドラム、コーラス、クラップ／I T 社長：ギター、コーラス、クラップ／／ｈIMAGINE：クラップ」。←「ｈIMAGINE」さん（？）っていうのは、「そのときお暇だった方」ということでいいんですかね？(^^;)
出だしのつぶやきは「オー マイ ベイビー！」。この曲、まさかのテッシー作！ EBIヴォーカルなので気がつかなかった！ 意外すぎる！ でも、確かに「MOVIE27」のデモ披露シーン見返したら、テッシー声でサラッと明るく歌われていたわ～！ 作詞は「チーム電大」（笑）。
しかも、まさか民生ベースだとは思わなかったよ!!! EBIベースだったら、このゆったり感はなかったかもね……？ EBIくん、疾走するからね。EBIヴォーカルがイイ意味で突っ走って、引っ張ってますね（^^）。
ギターが全然わからない。以下、http://okmusic.jp/#!/ups/interviews/2024より引用。
今はログインしないと読めなくなっちゃってて……。公開期限が限られていたのかしら？
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手島 （中略）ギターのバッキングに関してはAメロをABEDON、Bメロを民生くん、サビをテッシーという リズムギターの分業をやってます。しかも、1本のギターを3人で使い回した
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ここまで多分ほぼ「左・民生の右・テッシー」で来ている。「なのに、この曲は違う」と思ったら……（笑）。３人で弾いたって、左チャンネルのギターのことかしら？ それともリズムのアコースティックギターのこと？ インタビュー記事と違ってリズムギターじゃないけど左のギターのことなら……（以下、空想）。
ハヴァナイスデー風味の若干トレモロアームを利かせすぎて（笑）遊んでいる箇所がABEDON、「プリリッ」としたミュートっぽい音で歯切れが良いのが民生さん!? んで、コードを流しつつアルペジオも入れてるのがテッシー!? ２番のＡメロギター、けっこう達者っぽいんだけど……これもABEDON!? ライブでどうしてるんだろう……。アコギのリズムものすごく気持ちよいんだけど、これはテッシーっぽく聞こえるような……？
３人でギターを回し弾くっていうのは、ビートルズ『Abbey Road』の、俗称「B面メドレー」みたいだね（正確には……「The End」か）。ビートルズは「ジョージ→ポール→ジョン」の順で２小節ずつソロ回しを（確か）。それがわかってからは「一生懸命フレーズを弾く、味のあるジョージ→派手で見せ場の多いポール→独創的＆感覚的なジョン」って違いが、ものすごく面白くなったものです。けど、ユニコーンのこの曲については、まだ特徴がつかめないなぁ……。
間奏は、天頂とその下（？）辺りでギターの音が聞こえる気がするんだけど……誰のユニゾン!? なんとなくだけど天頂のエレキがABEDONで、途中からのアコギがテッシー？ 弦のハジき方の違いからそんな気がするんだけど、わからん（笑）。そういうもろもろを考えて聴くと、これは結構な怪作、です！ 本日、ヘビーローテーション中（笑）。
バックコーラス、精一杯「男前風」なのが、かえってふざけていて笑えます（^^）。
【追記】この曲のコーラスでは、民生さんだけが右側に「隔離」されている気がします……「ジュレ～」でEBIくんを隔離後、その手法を気に入った!?（笑）
12. それだけのこと …… 純粋な歌唱とピアノ伴奏。
「ABEDON：ピアノ／I T 社長：ヴォーカル」。
申し上げることはございませんね。シンプル。ネット上でライブレポをチラ見、まさかライブでそんなことになるとは……!!! こんなシンプルな編成が「出オチ」的なネタになるバンドというのは、他にないのではあるまいか。しかし改めてユニコーン、皆さん器用よね!!!!!
歌詞が……個人的にテッシーの作品は「私小説風」だと感じるのね。なんか……「元奥さんへのラブレター」みたいに聞こえてしょうがない(^^;)。事実は違っていたとしても、ね。
13. 鳥の特急便 …… なんかハードロック風。
「ABEDON：キーボード、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター」。
カッコイイなぁ～！ この曲だけは、誰が何を弾いているとかに気が向かず、全体を聴いている段階。まとまった「音」と、「歌詞」だけを、ひたすら聴いている。本来の、フツーの音楽の聴き方ですわね(^^;)。意識して楽器別に聴こうと努力してみたけど……うっ、わからない！ というか、わかろうとする気になれない。なぜだろう、なぜかしら、この曲は迫力のヴォーカルに耳が取られます。
でも努力して聴いてみる。ベースの上昇下降がとても激しいね！ とりあえず、サビのコードと旋律とギターが、多分不協和音すれすれのテンションコードだよね？ 間奏のソロがABEDONの見せ場なんだね。コーラスは定番のABEDON＆EBI。でもサビは民＆阿部のみ？ サビの澄んだギターの音が左でも右でもなく横たわっていて、弾いているの誰だろう……。ビブラートの遊び具合から民生さん？
で、ドラムがメッチャメチャ重たい叩き方をしているせいか、カッコイイんだけど重た～い気分になります。これまでのメイキング映像で、川西さんのドラムブースでマイケル河合さんやABEDONさんが「こんな風に叩いてみて」って相談しているシーンがあった。この曲でも「このくらい重ために」って、相談があったかもね～？ とにかく重たい。民生さん好みかも。民生さんの音楽はカッコイイ。概ね大好き。なんだけど、これ系の……ビートルズで言うと「Come Together」、民生ソロで言うと「悩んで学んで」辺り系の……重たい音は、個人的にどうも苦手な気がする～。カッコイイから中毒のように聴きはするんだけど、聴き終わって気持ちまで重たくなっちゃう(^^;)。 ←個人の感想です。
同じ重そうな作品でも「ユトリDEATH」では、そうはならない。「鳥の特急便」は、一体どんな気持ちを曲に乗せて表現しているのだろう……？ と、ふと思う。音だけでなく、何かが、かなり重いよ？ 聴き手の問題かもしれないけどね(^^;)。【追記】 数日空けて曲タイトルを見る。……これだけ、曲が思い浮かばなかった……どんなだっけ？ 聴き直し。川西さんの「ズダダダダ……」って弾丸ドラムは格好いい。けど、やっぱ個人的に苦手かも～（;＿;）。
14. Feel So Moon …… ユニコーン風。
「ABEDON：キーボード、宇宙人（笑）／ニセン１４：ベース／OT：ヴォーカル、ギター／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター／／（弦楽団：８人[略]）」。
あれれっ!? コーラスはっ？ サビのタンバリンはっ？ 他のアルバム曲とはレコーディング時期が違うから、記録が手薄!? ２年前のアニメ主題歌だもんね……(^^;)。「Feel So Moon(初回限定盤)(DVD付)」の映像から推測すると、ユニコーン陣営のパートは少なくとも以下のようになるはず……。
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「ABEDON：キーボード、宇宙人、コーラス／ニセン１４：ベース、コーラス／OT：ヴォーカル、ギター、タンバリン／コンド５５号：ドラム／I T 社長：ギター」。
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間奏の「ワレワレハ～、ウチュウジン～」のところはテッシーがライトハンドを弾いていて、それを阿部声に変換していたね～。メイキング映像を見てから聴いても、よくわからん（笑）。
「鳥の特急便」と同じく、音を分解して聴く気にならない作品。でも「……特急便」で重たい気持ちになったあと、広がりと希望を感じさせる曲調に、個人的にホッとする……（!?）。
●民生さんがヴォーカルで、他メンバーがバックに回る。
これが「表のユニコーン」の定番スタイル、だね。
ABEDONさんが「EMTG MUSIC」のインタビューで、こうおっしゃっている。
「世の中の表向きにも、OTボーカルの王道曲が１曲はあったほうがいい」
（リンク先より引用。以下、同様）
王道路線の曲も、好きですよ？ 嫌いじゃないんだよ？ 好きは好きなんだけどね……。
でも今回、EBIさんやカニさんをあえて突出させている「裏のユニコーン」をたくさん聴いて、
個人的には「王道」より「裏」の方が好きだな～、と再認識（笑）。
５人で混ぜくり返しちゃて、デモ曲の原形を留めていないような作品が、一番面白いです♪
笑える「面白さ」だけでなく、「興味深い」って意味でね。
５人で歌ってて、しかも音量を変に絞ったりしていない歌が、すごく魅力的です♪
だから、一番いじられるテッシー作品に「結果的な傑作」が結構多いじゃない？
「デーゲーム」「自転車泥棒」とか。今回では「お前BABY」か。新鮮。
化学反応が大きければ大きいほど、味わい深い作品に仕上がっている気がします。
真面目ばかりでは、つまらないものぉ～♪
そうか、個人的に今回の朝日新聞インタビュー記事に違和感があったのは、
このごちゃ混ぜ感を楽しむことなく、「錯乱」という言葉でひとくくりにしちゃってたから、かな。
一般的に発売されるアルバムと同じくユニコーン作品も「王道、当たり前」を前提として聴いたら、
「何じゃ、こりゃ？」になるでしょうね、そりゃ……。
この多様性を「錯乱」とまとめてたら、ユニコーンってバンドは錯乱しっぱなしじゃん（笑）。
ユニコーンのどんなところに魅力を感じているのか、言いたいことは山ほどあれど
長くなったのでとりあえず今回はここまでに。
当記事の主旨は、『イーガジャケジョロ』、大好きで聞き込んでいます！
何なら再始動後いちばん好きなアルバムかも、ってことで（笑）。
ロッキングオンが届くの、楽しみ～♪
【当ブログ内、『イーガジャケジョロ』関連記事】
・ユニコーン、アルバム制作開始……か？
・『イーガジャケジョロ』、無意味な言葉だった～(^^;)
・『イーガ...』×『ZIP』インタビューと、特設サイト
・『イーガ...』初回生産限定盤、付属DVD「MOVIE27」
・『イーガ...』×朝日新聞インタビュー
・「トキメキーノ」推し（笑）
・「あなたが太陽」をビートルズ耳で聴くと。
・「俺のタクシー」編成推測（笑）
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