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奥田民生×斎藤和義(@Mステ) [ ・奥田民生]

●前述のように、2013年9月27日放送の『ミュージックステーション』(Mステ)の
3時間スペシャルを録画。長いので飛ばし飛ばし視聴(^^;)。
お目当ては、標記の民生さん×斎藤さんコラボ。

素敵でした、生演奏!


●3時間スペシャルということで、過去の映像がたくさん見られました。
民生さんが出演しているってことで、民生さんの過去映像も!

・ススキのセットで「さすらい」を歌う(しーたかさんが異様に若い!)
・PUFFYちゃんデビュー時にバックで演奏
・「免許証拝見」コーナーの過去映像!(34歳&37歳時)
 3年でお顔つきがキュッと渋く変わられてます。ゴールド免許の写真は髪をゴールドにしてあった(笑)!

余談ながら、番組全体に1980年代~の映像がちりばめてあったので、
テレビっ子ではなかったワタシでもそこそこ懐かしい音楽や、
聴いたことはあったけど初めて見る映像なんかもも多く、ちょっと嬉しかったのでした。
活動休止前のCoccoのバックに、ベース抱えたネギボー(プロデューサー根岸氏)がいた!(^^)

しかしMステは1986年から始まっているらしいので、ユニコーンも出てたでしょうに……。
ユニコーンの映像はまっっったく(不自然なほど)見られなかったのでした。
民生さんがソロで出演する時ってユニコーンを扱わない……気がする。気のせい?)
再始動テレビ初出演の映像なんか、人気が高いんじゃないかしら?
事務所の方針か何かで再放送NGなのかしら?
(コアなファンにしかニーズがない……んだろうか???)

民生さん、タモリさんとの会話で今年「フォーティーエイト(48歳)」である、と。
来年は「フォーティーナインですよ」とおっしゃり、
そりゃそうでしょうよ、とタモさんに突っ込まれる元顧問。
えっ、民生さん、再来年には「ワシも50祭」!? 早すぎ~!


●さて、演奏はというと。
民生さんが頭カラフルな若者バンドを従えての「風は西から」。あ、マツダのCMで聞いた曲ね。

風は西から(初回生産限定盤)(DVD付)

風は西から(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 奥田民生
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: CD
※民生さんらしい素直な感じに「聞こえる」爽やかロック。どちらかというと「イージュー☆ライダー」系統かな?

多分ボーカルとギターソロが生演奏、コーラスも、ガムを噛んでたギターの子が歌ってるからか
口ごもりっぽく聞こえたから、その場で発された音も加わっていた……のかな?

けど、近年パーカッショニストとして名高い(笑)民生師匠のマラカス&タンバリン(?)音が響くのに
パーカッショニストは居なかったので、残念、CDと同じオケだったのかな?
個人的に「全部生演奏」状態の音楽映像が大好き、CDと同じオケが流れるのは残念派(^^;)。

と思っていたら、民生曲が終わるや民生さんはステージ移動。
そのままアコギに持ち替えて、斎藤さんとのフォークデュオで「歌うたいのバラッド」

これが……その時の呼吸がそのまま流れ、とんでもなく素敵だったのでした。
民生さん、ボーカリストとしてあれだけ声にオーラがあるのに、
斎藤さんの裏に回ったらオーラを消し、難しいコーラスを聞かせてくださいます!

機械を使わずして音がピタッとそろうところ。
その日の気分で生まれた間だと思われるところ。
ゾクッとします。
こういう「日によって違う(であろう)音」が、ヨイのです。
巧まずして音がピッタリ合うと、を感じさせるのです。
そういう人は「アーティスト(芸術家)」と呼んでも構わないなあ、と。CDを出す人のことを「アーティスト」と呼ぶのはすっかり定着してしまったけど……機械で細工した音を流してクチをパクパクさせている人は、(たとえそれも結構難しいことではあっても)あんまし「アーティスト」とは呼びたくない気分、個人的に。「パフォーマー」とか? スミマセン、職業柄、細かくて(^^;)。

アイコンタクトをとって、いい加減に流さなかった終わりのコード、気持ちよかったな~。
素敵な組み合わせの二人、でした。


●さて。
今回のコラボ演奏で、民生さんのノリの特徴をハッキリ確信。
=わずかに後ろ寄り。多分リンゴ・スター系統!?

斎藤さんのギターと呼吸は合っているんですよ。
なのに音は、機械で計ったようにピッタリ重なっているのではなく。
誤解を恐れずに言うならば、0.000000……何秒だか、正確に後ろにズレるような感じ。
斎藤さんの刻みとの対比で、そう思いました。
比較してのことなので、斎藤さんがEBIくんよろしく前ノメリ気味……の可能性もあるんだけどね。そんなに前ノメリとも感じられなかったので、民生さんが後ろ寄りなんだな、と。
前から「そうかな?」と思ってはいたんだけど、このたびハッキリと確信。

この「ノリ」(グルーブ?)について、未だに理解できていないんですけど……。NHK Eテレの番組によるとYMOなんかは、それぞれの個性ある「ノリ」をあえて打ち消すことを実験していた時期もあったとか……? どんなに熟練の演奏家でもあるのでしょうね、ビミョーな、癖みたいな「ノリ」が……。

もちろん民生さんのギターは、ワタクシごときシロウトが言うまでもなく、上手に決まってます。
当たり前です、海外でも認められているプロ中のプロなんだから。
刻みが正確で心地よいし。
「ケダモノの嵐」みたいなヘンな濁ったコードも、
「Smoky」みたいな超絶難関「16ビートの裏」リズムも、難なくサラッと弾かれますし。

解散前のインタビュー(月刊カドカワか何か)で、テッシーが
「民生のギターは天才型、自分は努力型」みたいなことをおっしゃっていた気がします。
その時期か何か、民生さんご自身も「確かに自分は練習はしない」とおっしゃってたような?
(うろ覚え)
練習をしないとおっしゃるギターソロは、歌心にあふれています。
アドリブに近い、突然振られたようなソロでも、音が途切れることなく歌います。

でもねえ、多分スタジオミュージシャンにはなれないタイプ。
件の「ノリ」が味わい深すぎて、「あ、民生さんだね?」と、誰が弾いたかわかりすぎちゃうから。
そういえばず~っと昔、ローリー寺西さんが民生サウンドのことを
「味のあるイカしたギター」と評しているのをテレビで見たことがある。
そういうことだったのか~! やっと理解しました(笑)。

そーゆー民生さん固有の「ノリ」が強く感じられ、
また、その個性を愛おしく思った……そんな貴重なコラボでした♪


よくわかっていないのに独り言を長々、失礼しました。





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