SSブログ

マキタの掃除機、比較検討 [ ・お買い物の下調べ]

※この記事は当方の別ブログからお引っ越ししたものです。
【2014/03/15】 使用レビューを最下欄に追記♪


●この夏、母親がよそのお家で充電式簡易掃除機(マキタ社製)を使わせてもらった。手軽に掃除機がかけられるのが気に入り、ぜひ欲しいとのこと。ワタシも実家に戻るより前から欲しかった品。父も「これなら掃除が楽そう」と賛成。購入を検討することに。

ところが。意外に機種が多い。母は生協宅配のカタログを見て「ヨシ、買う!」と思ったらしいのだけど、『通販生活』ピカイチ事典(2009年版 ^^; )で推薦されている機種と型番が違う。どこがどう違うのか見比べようにも、掲載されている機能・条件がマチマチで比較しにくい。しかもAmazonを検索したら、ピンからキリまで型番がある模様。 → 機種情報の精査は若い者(ワタクシ)に一任された。何がどう違うのか、わかりやすくレポートせよ、と。

せっかく結構な労力で調べたので、その結果をレポートします(笑)。
各種口コミを見て回った「印象」なので、事実と違ったらゴメンナサイ。m(_ _)m


●口コミをいろいろ調べてわかったこと。

充電式掃除機は、あくまでも「手軽に使えるサブ機」である
フローリングに落ちた、子どもの食べこぼし・犬や猫の毛などを吸うには十分だけど、家庭用掃除機ほどの吸引力は期待してはいけないらしい。吸込率とやらが、家庭用掃除機が300~500w(我が家の古掃除機調べ)などであるのに対し、充電式はせいぜい14~25w。そもそも桁が違う。広い面積やじゅうたんの掃除のメインとしては考えられないらしい。ここは、購入するにあたり知っておくべき大前提、ね。

マキタ以外のメーカーでも、いろいろ出ているらしい
けど、我が家では「よそのお宅で使っていたのがマキタだったこと、信頼を寄せている『通販生活』で長らく取り扱われていること、他社の機種を調べるのは面倒だったこと、マキタ社製品の口コミを見てとくに問題を感じなかったこと」から、マキタ1本に絞って検討。

これだけの認識でAmazonサイトを検索したのが、間違いのもと。大きく分けて6機種も引っかかってきた! 「何コレ? それぞれどこがどう違うの!? 型番の大きい小さい・扱いの古い新しいだけじゃない違いがあるみたいよ!?」 (@_@)

 → マキタ社サイト商品カタログで、予備知識を仕入れておくべきでした(^^;)。

同サイト「総合カタログ」PDFを開き、「目次のp.183をクリック → そこからp.186をクリック」で、お目当ての掃除機の最新ラインナップが見られます(2013年夏現在)。


●ここでまず、大まかに2種類の集塵方式があることが判明。それによって、けっこう購入後の消耗品や手入れの手間ヒマなどが変わってくるようで……。

(1) 「紙パック式 - ワンタッチスイッチ」系
「紙パック」っちゅう消耗品の購入が必要だし、もう一方のカプセル式より吸引力は弱いらしい。けど、ゴミ捨てが手軽なんだとか。ワンタッチスイッチというのは、一度ボタンを押せば普通に吸い続けられる方式。
   ↓
【型番CL「072」または「102」系統】

マキタ 充電式クリーナー CL072DS【ラウンドブラシサービス付!】

マキタ 充電式クリーナー CL072DS【ラウンドブラシサービス付!】

  • 出版社/メーカー: SHIBASHOオリジナル企画
  • メディア:


マキタ 充電式クリーナー CL102DW【ラウンドブラシサービス付!】

マキタ 充電式クリーナー CL102DW【ラウンドブラシサービス付!】

  • 出版社/メーカー: SHIBASHOオリジナル企画
  • メディア:
※多分、この辺りが該当する……んだと思う。

※コチラが「紙パック」、ね。


しかし「ワンタッチスイッチ」って? 
逆にワンタッチでないスイッチってどーゆーこと!? と思っておりましたら……以下。


(2) 「カプセル式 - トリガスイッチ」系
消耗品を買わなくてもよい紙パック式より吸引力がよいとの口コミ。ただ、本体のカプセルからゴミを捨てるときに塵が舞うからゴミ袋の中で作業した方がよいだの、中のフィルタの掃除が必要だのとの口コミもあり(【購入後、追記】 「中のフィルタの掃除」は紙パック式でも必要ならしく、説明書にそれらしいお手入れ方法が書いてありました)。何よりも「トリガスイッチ」というのが、吸い込む間中スイッチを押していなければならない方式らしい。吸い込む目的物が少なく狭い面積の掃除なら、節電になるからよいけど。
   ↓
【型番CL「070」または「100」系統】

マキタ 7.2V充電式クリーナー CL070DS

マキタ 7.2V充電式クリーナー CL070DS

  • 出版社/メーカー: マキタ
  • メディア: ホーム&キッチン
※この辺とか……

マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW

マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW

  • 出版社/メーカー: マキタ
  • メディア: ホーム&キッチン
……この辺のことだと思う、多分。
もっと上位機種もあるけど、お手頃で代表的と思われた型番でご紹介。
購入を検討されている方は、よ~くお調べくださいね!


業務用の(2)式を家庭用に改変したのが(1)式なんだとか?? 口コミをいろいろ眺めていたら、「掃除中にずっとボタンを押し続けるのは面倒・手が痛くなる」など、どうも老人家庭向きではなさそう(個人の感想です)なご意見が散見されたので、我が家は(1)式に決定!


●さて。機種を最終決定するには、まだ知っておくべきことが。それは電池(バッテリー)の種類と連続使用時間について。2013年夏現在、異なるバッテリーを使用する2種類のタイプが市場に出ているようで……。

(3) 「ニッケルカドミウム電池」使用
連続使用時間が「強:15分/弱:30分」と、長い(通販生活モデルは、こちらに該当。ただ通販生活は「ターボ」と称する特別モデルらしいです)。ただ、チョイチョイ使っては充電するという「追加充電」ができないため、使っている最中にバッテリーが切れたら、次に使えるのはフル充電完了の3時間後!? 『通販生活』や生協の製品は、2013年現在コチラを採用(多分) 
【2015年1月13日、追記】 本日付けの新聞折り込みチラシを見る限ると、どうも通販生活オリジナルモデルは「リチウム充電池」になっているようですね。以前のモデルからそうだったのか、このたび変更があったのか……は、わかりませんが……。ただ、我が家の購入機種(1)タイプは充電池を取り外して充電できるけど、通販生活のは内蔵式……? のように見えます。チラシを見る限り
   ↓
【型番「407X」系統】

makita 充電式クリーナ バッテリ内蔵式 4076DWI

makita 充電式クリーナ バッテリ内蔵式 4076DWI

  • 出版社/メーカー: マキタ
  • メディア: ホーム&キッチン


(4) 「リチウムイオン電池」使用
連続使用時間は、長い機種でも「強:13分」程度(20分使える機種もあるけど、値段が倍くらい跳ね上がる)。上記ニッカド電池に比べると短いし、価格も高い。けど追加充電ができるため、使っては都度充電しておき、バッテリーの残りを気にせずにいつでも使える……らしい。
   ↓
【型番「CLXXX」系統】

マキタ 充電式ハンディクリーナー CL182FDRFW

マキタ 充電式ハンディクリーナー CL182FDRFW

  • 出版社/メーカー: マキタ
  • メディア: ホーム&キッチン
※同じ「CL」系でも、コチラはかなりの上位機種。「強/20分、標準/40分(!)、充電時間22分」の、最強モデル(笑)。ただその分、お高い。我が家では予算的に検討の範囲外(^^;)。

連続使用時間が長くて安価な方がいいなら「ニッケルカドミウム(ニッカド)電池」式を選んだ方がいいし、使うのは短時間でバッテリーの残量と充電時間を考えるのが面倒だってことなら、少々高価だけど「リチウムイオン電池」式にした方がラクでしょうね……(推測)。


まとめると、買うんだったら

「紙パック式 - ワンタッチスイッチ」系 VS. 「カプセル式 - トリガスイッチ」
「ニッケルカドミウム電池」 VS. 「リチウムイオン電池」

……のどちらにするのか、それぞれの長所短所をつかんであらかじめ絞っておきましょう。これらを把握してから購入サイトを検索すると、ニーズに合う機種かどうかすぐに判断できるので、ラク!

ご参考までに、『通販生活』と「コープみらい」(首都圏の生協)がメインで扱っているのは、型番「407X」系=「紙パック式 - ワンタッチスイッチ」で「ニッカド電池」。前者は3年間無料保証、後者は1年間保証。あ、『通販生活』では「業務用強力タイプ」として「カプセル式 - トリガスイッチ」系も扱っていますね! でも21,840円で重さが1.6kgか……。老人中心・ビンボー家庭の当方では、即、却下です(^^;)。


●蛇足ながら、我が家では……。
電池問題は「いちいち残量を気にするのは面倒」ということで、文句なしにリチウムイオン電池の方で。しかし集塵方式を(1)にするか(2)にするかで、意見が分かれる。

父は、ついこの間まで関心もなかったクセに、急に自分専用に欲しくなったらしい。「消耗品を買わずに済み、吸引力が強くて、節電ができる(2)式で決定じゃ!」と、元・理系かつ木工大好き現場系の感覚で主張。けども、どうせ父は掃除など滅多にしない。自室の掃除機がけをしている姿すら、数年に一度、見たことがあるかどうか(^^;)。

一方、掃除の主力である母やワタクシは、「消耗品は洗って使えるとの口コミあり、多少吸引力が弱くとも毎日ちょっと埃が気になったときに使うだけだからよい、非力だからスイッチ押しっぱなしはイヤ」ということで、(1)式採用を主張。1対2で、(1)式商品の購入を決定。到着を待っているところ。

(1)式と決まっても、比較検討はまだ終わらない。付属品の有無で値段が違ってきますからね……。「本体だけ」、「本体+バッテリ・充電器付き」、「本体+バッテリ・充電器+ラウンドブラシ付き」をAmazonで見て、付属品を別売分で購入した場合と比べると……なぜか「ラウンドブラシ付き」が一番安いんだよね……??(2013年夏現在) なぜだ? ラウンドブラシはいらないと思ったけど、迷う余地なくそちらにしました。

さて、この判断がどう出ますやら……。掃除機が届いてのお楽しみ♪


【2014/03/15】
ちょいと使用感、いわゆるレビューを追記♪

<マキタの掃除機全般のレビュー> ※他(社)製品は使ったことがないので、比較していません。

・購入して半年、何も不具合はありません。

・キッチンに散らばった米粒も吸い込んでくれました。

・軽いから、高い場所の掃除にも、とても便利! ただ、顔の位置の高さで使うときだけは、どうしても排気が顔にかかる。気になる場合は、高いところの掃除では「メガネ&マスク」をすれば問題なし。

・フローリングの掃除はもちろんのこと、じゅうたんでも毛足が短いものの上に落ちた食べこぼしのような目立ったゴミも、問題なく吸ってくれます! すぐにゴミが取れなくなるコロコロ(粘着テープ)よりも、ワタシは好きかも……(細か~いゴミを徹底的に取り除くのは、そりゃコロコロの方がうわてですけども。我が家の場合はコロコロって、じゅうたんの抜け毛で、すぐゴミがくっつかなくなるから…… ^^; )

・何よりも、ちょっとしたゴミが気になったときに、イチイチ「重い本体を引きずって、長いコードを引っ張り出して」掃除をしなくてもよくなったのは、ヒジョーに気が楽(^^)。以前よりこまめに掃除ができる♪ 

・1、2回、バッテリーがしっかりカチッとはまっていないのが原因で、スイッチを押しても動かなかったことが。思った以上の力を入れないと、はめたつもりでもガチッとはまっていないのね。無意識にフンワリ装着したら、そういうことに(^^;)。

・置き場所は……立てかけられないので別売りのフックなどが売られているようだけど。我が家では「届いたときの箱」がスリムなので、箱ごと掃除機置き場に寝かせて入れてます。 ← ややズボラ(^^;)。


<我が家が買った機種のレビュー>

我が家が選んだのは、以下。

マキタ 充電式クリーナー CL102DW【ラウンドブラシサービス付!】

マキタ 充電式クリーナー CL102DW【ラウンドブラシサービス付!】

  • 出版社/メーカー: SHIBASHOオリジナル企画
  • メディア:
連続使用時間が「強/13分、標準/21分、充電時間/50分」。同系列の1ランク下の機種「マキタ 充電式クリーナー CL072DS【ラウンドブラシサービス付!】」(強/8分、標準/16分、充電時間/30分)にしなかったのは、連続使用時間を少し長めのものにしたかったから。 → 我が家では、キチンとした掃除は従来の掃除機で実施。だから日常のちょいと気になるゴミを吸うだけのサブ機としては、「CL102DW(13分/21分)」で十分! そんなに掃除に神経質な家庭ではない(^^;)ので、「CL072DS(8分/16分)でもよかったくらい……かも。

・紙パックは、付属の不織布製のものを、繰り返し使用。紙パックからゴミをゴミ袋に移すとき、結局少々ホコリが舞うため、これなら「カプセル式集塵」でもよかったかな? とチラッと思わないでもない。でも不織布製パックは結構丈夫だし、カプセル式だとトリガスイッチになっちゃうからね。

・そのトリガスイッチ。我が家は高齢者の意見に合わせてトリガスイッチを避けたのだけど、ワタシはそっちでもよかったなぁ。どうせ「ガーガーと連続使用する」目的ではないサブ機だから、「あ、目立つゴミ!」ってパッと1か所を吸ったらそれで別の場所に移動するもんね。その時いちいち「スイッチ入れたり切ったり」手元を見るよりは、ゴミを見つけたときだけスイッチを押す方が楽だったかも? どっちが面倒だと感じるかは、人それぞれかもしれません……。

・上記リンク先で付属だったラウンドブラシは……。最初は要らないと思っていたんだけど、意外や活躍しておりますよ(^^)。エアコン本体のフィルターを掃除するときに使ったんだったかしら? 重宝でした。

リチウムイオン電池については。継ぎ足し充電が出来るゆえ、残りを気にせずに「使っては充電」するのは、本当に気が楽! 何回か使って「そろそろバッテリー減ったかな」って時に、適当に充電。使っている途中にバッテリー切れとかしないからね(^^)。 充電時間も短いし♪


……まあ、そんなところです。気がつくことがあったら、また追記します♪



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ショッピング

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0