『あまちゃん』、３．１１後

●テッシー５０祭もポール・マッカートニー来日公演も「ATARU」劇場版も
ヒジョーに気になっているのですが、頭の中は『あまちゃん』で占拠されていまして。

震災を描いて二日目の本日放送（2013年9月3日）の感想を。


●ユイちゃんが無事だったのはいいけど、
「東京への道が断たれた」と語ったシーンはつらかったですね（T＿T）。
絶望を感じたんだろうな……と、気持ちが重かった。

「とにかく北鉄を走らせる」との大吉さんの使命感、素敵でした。
震災から五日目に電車を走らせたシーン、ちょうど「銀河鉄道９９９」のBGMがかかった頃から、
北鉄に手を振る皆さんの明るい表情が見られ、ホッとすると同時に感動。

人々が日常品や食料の買い占めに走り、異様だった雰囲気を思い出しつつ、
そういえば最近は「アレ以前」の感覚に戻っちゃってないか？　とオノレを戒めつつ、
アキちゃんの北三陸への思いを薄々感じつつ、
「いっそん（担任の磯野心平先生）」と「花巻さんのフレディーマーキュリー」に笑いつつ、
（あ、ドラマは再び希望を感じさせる方向に切り替わったな）と安心。

ユイちゃんが「アキちゃん、来てよ」と言っていたから、行くんだろうな……北三陸。
鈴鹿さんはアキちゃん主演の「潮騒のメモリー」への思い入れがただならなかったから、
「寄せては返す波」という平凡な歌詞が、この時期に自粛になるとは気づかなかったな……。
ショックで呆然としているのかしら。この方の動きが今後どうなるのか、気にかかる。
これで終わりはしないだろうから。
この反動が、最終回に向けてトンデモなく素敵な盛り上がりになっていきましたね！

ヘビーな事実は必要最低限（しかしリアルに）表現し、ドラマは二日目にして既に
明るい方向へ動き出そうとしている。ホッとする。

しかし。こうなると先がまったく読めない。

今週の予告を見ていると、アキちゃんは海女に戻るのかしら？
絶対、ユイちゃんと潮騒のメモリーズを復活させるよね？（憶測）


「震災後の世の中の雰囲気の変化」を再実感しつつ、
クドカン先生ならではの裏切りに大きく期待しています♪