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『SHERLOCK2』感想 [★映画・ドラマ・テレビ]

●またしても、遅ればせのレビュー!(?) 感想をば。

ドラマ『SHERLOCK』第2シーズン、放送終了。
NHK BSプレミアム、2012年7月22日(日)、29日(日)、8月5日(日)
放送前に、復習で第1シーズンも放送していましたね。

前回と同じく1シーズンがわずか3回放送。その代わり、1回が90分という変わり種。
第2シーズンは、本国では2012年1月に放送されたらしい。
日本での放送はロンドンオリンピック時期と重なり、ロンドン漬けの日々を送れました♪


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このドラマはコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原作に、
話が現代だったらどんなことになるか、大胆なアレンジを加えたもの。

そこが面白さの一つなので、まず原作を読んでからの方がいいかも。
今回の下敷きは……

 ・第1話:短編集『シャーロック・ホームズの冒険』内、「ボヘミアの醜聞
 ・第2話:長編『バスカヴィル家の犬
 ・第3話:短編集『シャーロック・ホームズの回想』内、「最後の事件
  (サイト『コンプリート・シャーロック・ホームズ』参照)

第3話、「ライヘンバッハの滝」のイメージがうまいこと使われていて、ハラハラしつつもニヤリ。
それにしても、もう「最後の事件」を出しちゃうの? ずいぶん端折っちゃうのね……
と思ったのだけど。

だけど同時に、「最後の事件」が出るなら、次は
短編集『シャーロック・ホームズの帰還』の、「空き家の冒険」が控えているからね(^^)。
第2シーズンの第3話は、「それ、一応原作通りだけど、次にどうやって回収するの!?」という
衝撃的な終盤ながら、終わりに意味深なシーンが入っていましたからね。
続きがあるのかな?

第3シーズンがあるのかどうか、念のため検索をかけてみましたが、
英国BBC放送の公式サイトには第2シーズンが最新作と書いてあるようで。
そうだよね……あの衝撃シーンの種明かしをするのは、時間がかかるというか、難しいというか、場合によっては再現不可だったりするよね!? あ、でもホームズは終盤で「モリーに頼み事」してたなぁ。あれ、次への伏線になってるかもしれないね?

BBCのサイトでは、第2シーズン第3話のことを、こう書いてありました(引用)。
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Series 2
The Reichenbach Fall
3/3
The return of Moriarty. The crime of the century. Can Sherlock possibly survive?

(モリアーティーが戻ってきた! 世紀の犯罪! シャーロックは生き残れるか?)……といったところか?
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第2シーズンだけで終わりにしてしまうことも可能なだけに、
第3シーズンがあるかどうか、わからないんだけど。
BBCで未だに放送されていないということは、望み薄?
けど是非、続きが見たいな~♪


●何と今回、録画したものを3話一気に見ちゃいました♪
放送時にも部分的にチラッと見られたので、続きがどうだったか気になって気になって。

第2シーズンは、第1シーズンとは若干雰囲気が違う?
ホームズとワトソンの友情(と、あらぬ誤解の両方)を、浮き彫りにさせている?
そこが今回は面白かったです。あまり英国ジョークにニヤリ、って感じではなかったかな。

長身で行動が変わっていて理解されにくいホームズと、
彼と周囲との間に立って、うまく立ち回っている、小柄なワトソン。
「もう、コイツ勝手でイヤだよ」と言うわりには、お互いを大事に思っている……。
見れば見るほど、爆笑問題の二人の友情みたいに見えてしまって、そこにニヤリ。

もちろん、原作を覚えていたものについては、
原作から受けた印象が忠実に再現されていたところに、ニヤリ。

ドラマとリンクさせている(?)架空の「ワトソン博士のブログ」を見て、
カウンターがドラマと同じ状況になっているのを見て、細工の細かさに、またニヤリ。
コメント欄に大家のハドソン夫人のコメントが。
「あなたたち、同じ部屋にいながらお互いにブログコメント書いているの?」
そういう夫人も階下でコメントを書いているというジョーク(^^)。

あ、「ニヤリ」が見どころのドラマではないです。
スリル、もちろんあります。グロいかどうかは、ギリギリ(ワタシは何とか許容)。
どんどん展開するストーリーの裏にどんなトリックが? と考えさせられます。
その辺が主眼なんだけど、ついでに「ニヤリ」もあるのが嬉しいワタクシ(^^;)。

あ、ブログを見る限りでは端折った事件のいくつかはブログで発表されたことになってる?
・「The Geek Interpreter」(「r」が誤植で抜けている気がするけど「ギリシャ語通訳」だね?)
・「The Speckled Blonde」(「まだらの紐」? これ、ドラマはパスなんだ? 残念)
・「The Aluminium Crutch」(?)
・「The Six Thatchers」(あぁ~、「六つのナポレオン」が「六つのサッチャー」になってる~ ^^; )
そして、失意のワトソンくんは「最後の事件」を未だブログにアップできずにいる……ようです??


●「ボヘミアの醜聞」は原作を覚えていなかったけど、
登場人物の聡明さが魅力的で、それに対するホームズの反応も新鮮。
ちょっと大人っぽい描写が多かったですかね。
ラストがわかりにくかったけど、まぁハッピー・エンドだったんでしょうね……。
もう一度録画を見返してみましょう……。

シャーロック・ホームズは、数十年前(!)の小学生時代に読んだきり。
……なんだけど、「バスカヴィル家の犬」の怖さや「最後の事件」の印象は
非常に強く残っていた。みたい。
むかしむかし読んだときと同じような感覚を覚えました。よくできているな~。


この話に限らず、シャーロック・ホームズの話のいくつかは、
イメージが鮮明に残っているのよね(相当好きだったのかしら?)。
だからワタシにとっては、結末がどうなるかわかっているにもかかわらず
その再現具合を楽しめる、たまらないドラマシリーズです♪


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