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ドラマ『11人もいる!』 [ ・クドカン世界&『あまちゃん』]

●もう終わってしまったドラマの感想で、申し訳ない。
テレビ朝日系列で今シーズン金曜夜に放送されていた、
クドカン(宮藤官九郎)のドラマ(脚本だけ……だっけ?)。

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クドカン作品はどちらかというと好きな方。
けど、このドラマは開始当初、どうもよくわからなかった。

大好きな「うぬぼれ刑事」ほどギャグ連発でもなさそうだし(そうか?)
大家族ものだからって「ほのぼの」系かというと、そうでもない。
どの辺を狙ったドラマなんだろう……?? と、ピンとこなかった。
ゆえに(というか仕事が忙しかったのもあって)途中回を大幅見逃し。
個人的には加藤清史郎くんと神木隆之介くんを、そんな無茶ブリで汚さないで(^^;)……と
チラッと思いました。神木くんはビックリキャラになるし、子どもにあんなセリフを言わせちゃあ……ね!?






●途中は見ていないながらも最後の2回、とくに最終回の終盤シーンを見て、思った。
このシーンには宮城県出身のクドカンさんなりの、被災家族への思いが入っていたのでは。
「クドカンさんなりの」だから、クセ球ではあるけど。
記念写真を撮ったところで、確信した。わざわざあの場所を選んだのだね、と。
あの場面を我が事と重ねて見た人もいるのではないかと……。
そう思うと、広末涼子が「ナニ」だった設定も、最終回で起こる出来事も、
歌で家族のことをしみじみ考えさせられることも、全部納得がいったのでした。
クドカンさんのその思い(って勝手な憶測ですが)に、ワタクシは勝手にジ~ンとしたのでした。

「絆」とか何とか表立って主張して描いたりはしていない、一見ドタバタ喜劇。
けどその方が、見る人それぞれ感じたいように感じられる「解釈の余地」がある。
シリアスなドラマよりも、かえってジンワリきた。

個人的に、いい最終回だったなぁと。


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