自分のバンドにて

●本日は、日記。
自分のバンドの練習に行ってまいりました。

４人でやっているんだけど、一人が多忙でお休み！
ドラム・リズムギター・ベースの３ピースでの練習に。
ただでさえ初心者の集まりなのに、一人いないとなお寂しいぞ～（^^;）。

しかし時にはこうした「マイナス１」ピースでやってみるもので。
音が多いときには聞こえなかった自分の音が、イヤというほど、よく聞こえる。
普段ごまかしていた箇所がバレバレ。

「あ、外した！」
「あ、リズムが撚（よ）れた！」

と赤面の１日だったのでした。
メンバーの一人が交替で休んで聞き役になる「マイナス１ピース練習」、
案外いいかもしれませんよ。
誰のどこが弱点なのか、客観的に聞き合えるし。
（弱点を指摘しあっても揺らがない、良好な人間関係が前提ですが）


●一人休んじゃうと、練習時間にどうしても隙間ができる。
張り切って３時間もスタジオを取ってしまっていたので、なおのこと（笑）。

よっしゃ、担当シャッフルタイム！

ってことで、全員が自分の担当以外の楽器で遊んでみた（^^）。
以前やっていたバンドは、そこそこ経験を重ねた人間の集まりだったので
いきなりシャッフルしても曲ができた。今思うと、とても貴重なメンバーだったんだな……。

今のバンドは私と今回の欠席者以外はバンド初心者なので、
基本的な音の出し方からスタート。
ベースに関しては、ただ押さえて音を出すだけでは面白くないということで、
メンバーから提案のあった（※）ビートルズの「Get Back」のAメロ、
「ラララ……レレレ……」の箇所限定で全員に弾いてもらった♪
※「Get Back」って、音数が少なそうで簡単そう。けどポール・マッカートニーの、遊びの多い「ヒゲ根」フレーズやノリを再現しようと思うと、とても難しい。以前、ただベースの音数だけを忠実にコピーしてバンドでやったところ、ちっともそれらしくならず、ものすごく「つまらない」ことになってしまった。ということで私の中では「Get Back」は難曲扱い。初心者の皆さんに弾いてもらおうなど、思いつきもしなかった（^^;）。

初めてベースを弾く皆さん、低く響く音に大喜びしてくださった。
そうでしょう、そうでしょう？　低い音ってステキよね♪
ベースの楽しさと同時に、音を出すだけなら簡単な楽器なんだな……ということが
メンバーにバレてしまったのでした（笑）。
個人的には、ノリを究めようとか思うとホントはものすごく難しい楽器だと
最近痛感しているのだけども。


●最近、気になっていること。
楽器を練習している方々のブログを見ると、ミュートが肝心とのこと。

うん？　ミュート？　意識したことがないっ！

実はベースをピックで弾くことができない。
一時期ピックでも練習していたんだけど、指で弾いた方がリズム＆ノリが
「まだマシ」だったので、ピック練習を放棄した（^^;）。
以後なにも考えずに、右手の親指を４弦に乗せて指で弾いている。
あ、これで４弦は自然にミュートができていたのね。

指で弾くって言ったって、チョッパー（スラップ）なんぞやりゃあしない。
そもそもギター類を初めて持ったときクラシックギターから入っているので、
クラシックギターの基礎練よろしく、右手の人差し指と中指だけで弾いている。

クラシックには「アポヤンド」という奏法がある。
例えば人差し指で１弦を弾いたとき、その指をそのままの勢いで２弦に乗せてしまう（？）。
もしベースもアポヤンド奏法で弾いているなら、弾いた上の弦は自然にミュートできる。

しかし、はて……自分は実際どうやっているだろう？
クラシックギターの時からミュートまではできていなかったからなぁ……。
どーやったら、６本も弦があるのに演奏中に他の音をミュートできるのさ!?　って
思ったまま、放置してたからなぁ……(^^;)。

今回スタジオに入って確認してみようと思ってたんだけど、
フレーズを追いながら歌うので精一杯だった（^^;）。
まったく無意識だったので、それに自分の演奏を客観的に聴けていないので、
ミュート近辺がどのようなことになっているのか、まったくわからない。
スタッカートの時には、絶対に両手のどこかでミュートをして
それなりに音を切っているとは思うんだけど……??

高尚な技術は一切わからないまま、「ま、楽しいのが一番♪」と
シロウトコピーバンドにいそしんでおるのであります（^^）。
我ながら向上心のないことよ(^^;)。