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死刑制度とアメリカドラマ [★映画・ドラマ・テレビ]

●先週、立て続けに「無実の人間が死刑になる」アメリカのドラマを見た。

一つは映画。2003年公開。映画の「どんでん返し」は好きだけど、
あまりに後味が悪いどんでん返しだったし、
胸の悪くなるような映像が繰り返し出てきたので、ここでタイトルは紹介しない。

もう一つはテレビシリーズ『コールドケース』。
アメリカ版「お宮さん」といったところ。迷宮入りの事件を捜査し直すドラマ。
殺人現場映像なども出てくるけど(アメリカも刺激の強いのが好きね……)、
描きたいのはそこではなく「人間ドラマ」と見た。
大概、結末にホッとするような救いがあり「ハレルヤ」の歌が流れて終わる。
けど今回の話だけは、やっぱり重たい気持ちが残った。
無実の人が死刑になる話だから。


昨日、国内のニュースで「絞首刑は合憲」とされたとのこと。
死刑関連のドラマが立て続けに放送されたのは、偶然だろうか。

裁判所が何と判断しようと、上記2本のドラマを見てしまったら、
やっぱり「死刑も一種の殺人である」ように見えてならない。
人間の判断に「絶対の正しさ」が保証されない限り、誤って人を死なせる可能性はゼロではない。

……もしかして上記2本、そういう意識を喚起するドラマだったのかしらん?

重たい気持ちになったので、お口直しにお笑い番組の録画を見て就寝した次第。


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