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第34回放送の見どころ!? [ ・どれみふぁワンダーランド]

●NHK BSの音楽番組「どれみふぁワンダーランド」が好きすぎて、新しくカテゴリーを追加(笑)。
RAG FAIRさんたちのことも、このカテゴリーで語る予定。


さて、同番組の第34回(2010年12月25日放送)を見て、思ったこと。
第31回かな? 2010年11月13日放送のトークコーナーで、
RAGさん担当入れ替え可能!? みたいな話が出ていたのだけど、
それを徹底的に踏まえたような内容でした。
RAGさんたちの、「それまでも持っていたんだけど同番組では
あまり表に出していなかった新しい側面」が見られた気がして、おもしろかった!


●この回の放送で目立ってたこと。

(1)以下の4人組のコーラスが、2回も出てきた!

   RAG加納4ミニミニ(by_AvatarEditer).jpgRAGおっくん2ミニミニ(by_AvatarEditer).jpgRAG健一3ミニミニ(by_AvatarEditer).jpgRAG加藤ミニミニ(by_AvatarEditer).jpg

   しかも1曲は加納さんRAG加納4ミニミニ(by_AvatarEditer).jpgのトップコーラスが、しっかりと!


(2)加藤さんRAG加藤ミニミニ(by_AvatarEditer).jpgの低音メインボーカルが聞けた!


……まず(1)について。
RAG FAIRにおいて、この4人組だけでコーラスをするのは、よくあること。
なぜなら、レオさんRAGれおミニミニ(by_AvatarEditer).jpg&よーすけくんRAGよーすけ2ミニミニ(by_AvatarEditer).jpgが、たいていコント進行役で「しゃべり」に回るから。
コント「カーラジオ」シリーズ(?)の顔ぶれですね。

で。
今回もそのケース(?)だったんだけど。
ボイスパーカッション(ボイパ)の「おっくん」が、ボイパをしないで旋律を歌った曲が、
この回は4曲もあった! しかも、うち3曲は結構目立つパート!
この回、まるで「おっくん道場」みたいに見えてしまったのでした。
ハモリが大好きなワタクシ的には、そこが見どころ(笑)。


1曲目は、「音楽の深読み」のシメの曲、「男と女」。
あの「♪ダバダバダ、ダバダバダ……」って歌ね。

旋律は加藤さんと「おっくん」のオクターブユニゾン。
ハモリが健一くんで、ベースが加納さん。まあスタンダードなパート分け。
ですが、1番(?)が終わって2番へ移る際のブリッジで、


訂正。加藤さんと「おっくん」がユニゾンなのは、歌詞があった部分だけ。
「ダバダバダ」の部分は、主旋律・加藤さん+健一くん+おっくんの三声!
しかも「おっくん」が、「♪あ~あ~あ~あ~あ」って、下降旋律を一人で歌ってる!
いいぞ~♪
なぜコント職人「レオ&よーすけ」がいないのか、ナゾだけど。

2曲目は、コント「ヒキチプロデューサー」の、「いとしのエリー」。
この前奏に、感動しちゃいました! 
加藤さん休んでるのに、超キレイな高音ハモリ!!

中音の出だしは、健一くんのややハスキーな地声がかろうじて判別可。
低音は「おっくん」の地声。加藤さんはお休み。
……ということは、よく通って音程が安定した最高音が加納さん!?
前奏のみ、多分以下のようなパート分けではないかと。

<key:D>  ※「↓」は、「ナチュラル」記号の代わり(^^;)。

(高)RAG加納4ミニミニ(by_AvatarEditer).jpg #ファ~、ファファ/ファシレー、ファミレレ/レ~、ラーラファーミレー/レレーミー/……

(中)RAG健一3ミニミニ(by_AvatarEditer).jpg レ~、レレ/レソシー、レ#ドシシ/シ~、ファーファレードシー/シ?シードー/……

(低)RAGおっくん2ミニミニ(by_AvatarEditer).jpg ラ~、ララ/#ソレ?ソ?ー、シラ↓ソソ/ソ~、レーレラーララー/ソソーソー/……
※「おっくん」パート、難しすぎて音が取れず(^^;)。

3曲目は、同じコント内で「昔の名前で出ています」(古)。
普段ボイパの「おっくん」、こうして歌声を聞くと結構通る声みたい。
硬い声質だけど通るから、「おっくん」パートは健一くんパートよりも目立って聞こえる。

以上2曲はコントにより中断、一節しか歌ってないんだけど、全部聞いてみたかった~!


4曲目は、「時には母のない子のように」。
加藤さんがメインボーカル、あとの5人がコーラス(二声?)。
「おっくん」込みで2:3で高音と低音に分かれているようなんだけど、
ジ○ニーズ系のユニゾンよろしく、混然としていて誰がどのパートだか不明。
低音部によーすけくんがいるのは間違いない気がする。声の成分から。
レオさんも低音っぽいな。


で、(2)加藤さんの低音とは、その「時には母のない子のように」のメインボーカルでのこと。
女性の歌った歌ではあるけども、加藤さんはアルトでも厳しいくらい低いキーで。
それも、ささやくように「そっ」と。力みがなくて、自然。
RAG FAIRらしくないっちゃ、らしくない。

高い音を朗々と歌い上げるのもRAG FAIRの強みの一つではあるけども、
こんなしっとりした歌も、中性的な何とも言えない
神秘的な雰囲気を作って歌えるのね~!
RAG FAIRさんたちの新しい顔を見せてもらった気がしました。

以上、(1)・(2)に、RAG FAIRの大きな可能性を感じた次第。


●RAG FAIR、5,6年くらい前にテレビで見たときと違って
多分、自分たちの型をどんどん破っている気がする。
そしてその背後に、「ディレクター(?)・アキラさん」が居る気がする(笑)。
アキラさん、戸田恵子さん、RAGさんによるトークコーナーで
アキラさんから何か思いがけない提示があった後、
すぐにそれが歌に反映している気がするから(笑)。

(例)
・トーク内容「日本人固有の表拍文化も大事にしようじゃないか」
 → 前後関係不明ながらRAG FAIR&戸田恵子の歌コーナー選曲に変化が。
    洋楽メインだったのが、日本の古き良き歌も加わるようになった。

・トーク内容「加藤さんの低音は神秘的、加納さんとの入れ替わりもアリ」
 「何ならメンバーのポジションをシャッフルする!?」
 → 早速、加藤さん低音メインの曲、加納さんトップコーラスの曲、
    そして「おっくん」がボイパでない曲が、今回多発(笑)。

RAGさん、この番組を通して、元々持っているものをより伸ばして、
いい感じで幅を広げているなぁ~、そんな風に思えて、楽しいのです♪


アカペラで、歌がうまいだけの人たちなら結構たくさんいる。
変な話、音大から歌のうまい人を6人連れてきてグループを作ったら、
最強のアカペラグループができそうです、一見。

けど、それじゃ多分、おもしろくない。
これだけ「明るさを持っていて」「しゃべりも達者で(笑)」
「一人ひとりに個性があって」「演じることができて」、しかも
万人を楽しませよう、という志が一つである」アカペラグループは、
RAG FAIRをおいてほかにないんじゃないかしら。ほかをよく知らないけど(^^;)。

それらの持ち味を生かしつつ、さらに多様な音楽性を持って
楽しませてくれたら嬉しいな~、と思うのです。
「俺たちには俺たちのスタイルがある」なんて気取ってたら、
それ以上の成長はないからね(笑)。
RAGさんたち、素敵な成長の仕方をなさっていると思います♪
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