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「ヒット曲が欲しくば、以下の手法を使え」!? [★音楽]

●「ソドレミ」の話が出たところで、バンドメンバーと話していて笑った、「ヒット曲の法則」みたいなことについて。

「ヒットした曲によくある特徴」っていうのを、各々いろんな番組で見聞きしていて、「それを全部使ったらとんでもないヒット曲が作れるね! 作らないけどね!(≧▽≦)」って盛り上がったのでした。

曲作りをされる方には、何かのご参考になるか、ならないか……(笑)。


★曲の出だしは「ソドレミ」もしくは「ソドレ♭ミ」にする
 長調(メジャー)だと「ラレミ♯ファ」でも「シミ♯ファ♯ソ」でも(以下略)いいのよ♪

★コード進行は「カノン進行」にする
 ハ長調(キー「C」)なら「CGAmEm/FCFG」を繰り返す

★歌の始まりは「弱起(じゃっき)」にする
 曲の出だしが小節の1拍目からではない、くらいの意味。例)サザンオールスターズ「TSUNAMI」のサビ前:「♪(1、2、3)見つめ/あ……♪」。小節の始まりからカウントすると4拍目に、「見つめ」って歌い出しが始まります。

★歌のサビは「あー」と、母音の「a」を伸ばす
 例)サザンオールスターズ「TSUNAMI」のサビ:「♪○○○/あーうと、す/なー○○、お/しゃー○○……♪」の辺り!

※すごいな、サザン!

他にもあったかな? 出典は「どれみふぁワンダーランド」やら「亀田音楽堂」やら、その辺の音楽番組からです、多分(詳細不明)。

た・だ・し。

二つ目の「カノン進行」は、採用すると一発屋になりやすい!? なんて説もありますので、保証はできませんけど(^^;)。

※これ「カノン進行=一発屋」ということではなくて、ベテランも駆け出しの人もカノン進行を使っているんだけど、駆け出しで使っちゃうと「無闇にヒットして、それを超える曲を作るのが難しくなるので、結果、『一発屋』に見られてしまう」……ってことかなぁと。だって、今ごろの季節になるとよく耳にする、超ベテラン山下達郎さんの「クリスマス・イブ」だってカノン進行っぽいからね? (原曲は「カノン進行」とはちょっと違うっぽい気もしないでもないですが。歌い出しのメロディーをカノン進行のコードに乗せても、1か所違和感があるくらいでほぼOKな気がします。専門家ではないので「気がする」ばかりですが ^^; あ、思い出した。この曲の間奏は、ほぼ「カノン進行」のおおもとである「カノン」へのオマージュだったではないですか! つまり、達郎さんは「カノン」の聖なる感じを意識して、わざと使っているってわけです、多分)

クリスマス・イブ(2015クリスマス・スペシャル・パッケージ) ←へえ~、達郎さん、今年用のバージョンがわざわざあるんだぁ~!? もはや年末の風物詩、といったところでしょうか。あ、デビュー30周年だからかな? 今年は各方面で「○周年」がやたらと多い年だった印象!



●……と、ここまで書いておいて、なんですが。

本当の名曲は、上記のような条件をアタマでこねくり回してパズルのように仕立てたものではないだろう、とシロウトながら思います。

「Yesterday」や「なごり雪」のような、いつまでも歌い継がれる名作は、「天からメロディーが降りてきた」そうです。記事にし損ねている(^^;)んだけど、星野源さんも1回「天から(?)降りてきた」のをつかまえたことがある(?)そうです(出典:NHKコント番組「LIFE」第3シリーズ……だったかな?)。

話は曲作りに限らなくて。

ドラマの脚本や小説や漫画も、「面白いなぁ」って感じる作品の作者さんが「キャラクターが勝手に動き出すので、それをつかまえて表現しているだけ」なんておっしゃるのを、よく見聞きします。あ、ドラマを演じる俳優さんも、そんなことおっしゃいますね? そういうお話、1回や2回でなく、たくさん見聞きします。つまり「理論」だけではなく「直感」のような何かを使って発想した作品だ、ということなのかな?

そうした、何らかの「降りてきた」ものを「つかまえた」経験がある方こそ、「アーティスト」と呼ぶにふさわしい気がしています(^^)。だから逆に言うと、そうした特別な経験もない実に大勢の人を簡単に「アーティスト」と呼ぶのには、ワタクシ未だに抵抗があります(笑)。

サザンは、上記の条件に当てはまる箇所も多いけど、もちろんそれだけではなくて桑田さんの「つかまえてくるメロディー」が多くの人々の心に響くものだから、不動の位置にいるものと思っています♪


●話が大幅にそれました(^^;)。

音楽好きが集まって「有名ヒット曲の条件」について仕入れた話題を集めたらこーゆーことになった……という、些細なお話でした♪ 出典もアヤフヤなお話につき、内容の保証はしません(笑)。




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