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ユニコーン『UC100V』、曲情報まとめ [ ・ユニコーン関連]

●自分で書いておいて何ですが、前のCDに関する記事、読みにくい(笑)。担当楽器は別にして、公式なインタビューなどから得た情報を簡潔にまとめたくなりました(^^;)。

なので、書き直します♪

ツアーのネタバレはないです。あくまでも曲解説。情報源は以下……のどれか(^^;)。
(敬称略)
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CD付属ライナーノーツ
UC100V (初回生産限定盤) (特典なし)

UC100V (初回生産限定盤) (特典なし)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KMU
  • 発売日: 2019/03/27
  • メディア: CD

……以下では「ライナーノーツ」。

NHK FM「ミュージックライン」
 ・2019年2月27日(水) 放送分(ゲスト:川西・EBI・ABEDON)
 ・2019年2月28日(木) 放送分(ゲスト:民生・テッシー)

「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」 ゲスト:川西・民生 2019年3月30日(土) 13:00-13:53放送
……ここまでの情報が「ラジオ番組」。

★ユニコーン Official YouTube Channelユニコーン New Album『UC100V』全曲チョイ見せMusic Clip
……これは「公式YouTube映像」。

★ユニコーン公式サイト内『UC100V』リリース記念 オフィシャル・全曲解説インタビュー インタビュアー:平山雄一

★DI:GA ONLINEユニコーン、100周年! アルバム『UC100V』制作話、ツアー「百が如く」で楽しみなことを5人にインタビュー! インタビュアー:兵庫慎司
……ここまでが「インタビュー」。

★朝日新聞2019年4月4日付夕刊 「変わる瞬間、逃さずみんなで ユニコーン、「足して100周年」新アルバムとツアー」 ※リンク先は有料記事。
……これは「新聞記事」。
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●では、あらためて超テキトーな全曲解説♪
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 1.「10Nuts」 ABEDON・作 (歪みG.)
ABEDONがギターを弾いている! ライブのオープニングサウンドがほしくて? 川西(Drms.)&EBI(B.)&ABEDON(G)の3人で先にセッションやっちゃったらしい(インタビュー)。公式チャンネルで、ABEDONがギターを弾いている映像がチラッと見られます(公式YouTube映像)
・民生さんがパーカッション&ボーカルだけの参加とは(インタビュー)
・タイトルおよび歌詞が何を指しているかは、今(2019/4/18現在)のところ公式見解未見、まるで不明(笑)。
 【使用コード】(憶測) C7/D7?


 2.「ZERO」 ABEDON・作 (歪みG./ライトハンド/ベースソロ)
出だしが「機械のチコパカ」音! 途中からバンド演奏に切り替わる長編。レコーディングの途中で「もう1曲、派手な曲がほしい」ってことになって、ABEDONが作ってきたそうな(ラジオ番組)
・ハモリが入った箇所が計3回。1回目と3回目は民生さんが「ダブルボーカル風」で途中から高音ハモリに回る。2回目だけがEBIくんで、なんと民生さんとは違う半音高いハモリを入れている! その高音がキツかったそうだよ(インタビュー)実は「声が高いように聞こえるけど、音域は女子より低いことが多い」EBIさんなのです(当ブログ調べ)。ライブ映像での「はいYES!」のコーラス、長いとツラそうだもの……。
 【使用コード】キーは「E」だと思う(詳細未検証 ^^; )。


 3.「大航海2020」 EBI・作 (歪みG.)
EBIくんが全編アコギを弾いている! ということで、ベースはABEDON(ライナーノーツ)
・EBIは昨年(2018年)の電大ツアーの時に既に3曲できていて、調子がよかったらしい(インタビュー)。そのうちの一つ。
私見ながら、EBIさんの作品は恐らく多くはベースギターの弾き語りでデモが作られており、「ベースだと1音ずつズレるだけだから楽なんだけど、ギターだとコードが変わって難しい」みたいな、かなり特殊なコード進行が多い。発想が違うからね。それが、今回は「普通の曲」とインタビュアーに言われていた。多分、ギターで作った曲なのでしょう(憶測)。だからEBIくんがギターを弾くことになったんでしょう(≧▽≦)。
 【使用コード】(憶測) D/A/G/Bm/E/C


 4.「1172」 民生・作
・「南国でゆったり」系、古っぽいオルガンやパーカッション類の響き……と民生さんの歌唱を楽しむ曲。
(推測) 太鼓も、これ普通のドラムセットじゃないよね!? ティンバレス(サザエさんのエンディングの最後に響く「カン!」って太鼓)みたいな音がしているんですが……。
・間奏は「テッシーのガットギターソロ → 民生さんのエレキソロ → ABEDONのオルガンソロ」と、ビートルズ『AbbeyRoad』B面メドレー並みの豪華さ! (わかる人にしかわからん例えをすな! ^^; )
 【使用コード】(憶測) G/G7/♭B/♭E/D/Daug/♯F/C/A/F add9 ……?


 5.「365歩のマッチョ」 テッシー・作 (歪みG.)
・レコーディングで一番に録音されたらしい。テッシーの曲をいじっているうちに、「今回のアルバムの方向性」が見えてくる!? (インタビュー) 
・仮タイトルが「マッチョになりたい」(笑)(ラジオ番組)
(憶測) 聴く限りでは合いの手コーラスがメッチャ楽しい(公式YouTube映像)。ので、今回のレコーディングはそんな感じで進んだんですかね? 「うなぎ4のやきとり1」の歌詞が、そのことを暗示している……ようにも取れます(*´艸`)。 ←ホントか!?w 
 【使用コード】(憶測) Em/D/A/C/B/C7/Bm/G(未検証)


 6.「青十紅」 ABEDON・作
・美しいバラード。間奏(っていうか2回目のAメロ)で、民・ABE・EBIの三声ハモリがたっぷり聴ける! こんな曲を待ってました!(私見)
・前奏でよくわかるけど、ドラムのシンバル以外に「ンッチチ、ンッチチ」とか「カカカッ」とか、いろんな音が聞こえる。実はシンバルなど鳴り物系のパーカッションが、4人分重ね録りしてあるっぽい(公式YouTube映像)。映像では、民&テシが鳴り物を叩いてEBI&川西が「お休みポーズ」(?)をとっているところが一瞬、見られる。個人的に、パートごとに何度でも楽しめる曲w
・シロウトがちょっと下手にコードを採ると、昭和歌謡的ベタなコード進行に勘違いしそうになるけど、極力「定型の進行を使わない」ように細かく考えられている……気がする。ブレイク後の「ジャ~ン」の響き、1回目と2回目で違うコードを使うとか、細かいトリックがある予感模様、多分(私見、未検証w) → 曲を弾きながら検証。うん、やっぱコード違ってるみたいw
 【使用コード】(憶測) D/C/G/「G/♯F」/Em/A/D△7/D7/G aug/B sus4/B/Em7/Em6/A sus4/A/Am/D sus4?/D add9? このコードはキーボードが弾いている音を拾ったもの。ギターはもっとシンプルでよさげ → 別に記事を書こうかな?(^^)


 7.「気まぐれトラスティーNo.1」 川西・作 (歪みG./ピック・スクラッチ)
ABEDONがドラムを叩いている! テンションが上がって叩いたんだって。間奏のドラムフレーズでスティック同士がぶつかる「カチッ」って貴重な音が、そのまま残っている! (インタビュー)
・歌は、Bメロのメロディーが川西さん、ハモリが(多分)ABEDON、「シュビドゥバ……」系が民&EBI(公式YouTube映像)。太めの「No.1」って声は、テッシーらしい! (ライナーノーツ) ← しかも1回言ったのを使い回したんではなく、何回か録音してあるみたい!(≧▽≦)
・歌詞の「No.1」は、「数字しばり」のためにムリヤリつけた(インタビュー)
(憶測)「トラスティー」を検索したら、都内のアメ車中古車販売店がヒット。川西さんが「だいたいトラスティー(で車を買う?)」などの会話が、そのまま歌詞になったのでは??? (*´艸`)
 【使用コード】(憶測) C7/G/F/♭E?/♭B?(未検証)


 8.「55」 民生・作 (歪みG./ピック・スクラッチ)
・ABEDONが「ROLI」という最新鋭のシンセ? を弾いているんだそうです。扱いが難しいんだって(インタビュー)
・歌詞がいろいろナゾだったんだけど、実はカープ愛にあふれた1曲。背番号55で、去年(2018年)カープを退団した「エルドレッド」選手について歌っている(インタビュー)。「エル」「ドレッド」……。エルドレッドさん、日本&広島&カープが大好きな選手で、アーチも豪快で、日本でプレイし続けたかった、ファンにも愛されていた人なんですと。彼が自転車に乗っている写真がスクープされたこともあるんですと。あと、カープの応援の一つに「もってこい、もってこい」っていうのがあるんですと!(カープファンの友人からの情報w) ……そう思って聴き直すと、作品の思いの「熱さ」が増して伝わってきまする……!
 【使用コード】 A/♯Fm/♯Cm/D  ←雑誌『サウンドデザイナー』の見解と同じやった♪ 


 9.「GET WIND 360°」 EBI・作
EBIくんがエレキギターを弾いている! ということで、今度は民生さんがベース。ユニコーン内の分担としては、ボトルネック奏法で弾くのは民生さんのイメージが強いので、それを結果的に今回はテッシーが……っていう編成になったのも珍しい気が。
・音楽的には、一見(一聴?)普通そうな曲調なのに、ドラムが意図的にハイハットでリズムを刻んでいなくてブレイク(?)があったり、バックコーラスが「えー」「おー」って言っているのが、普通じゃない(笑)。
・EBIくんが (1)早くから曲が3曲もできていた (2)EBI作はいずれもEBIくんがギターを弾いている (3)今回のアルバムは、それぞれの変化を逃さず拾ったっぽい (インタビュー&ライナーノーツ&新聞記事)……ことからも、デモをギターの弾き語りで作ったことが察せられまする。(憶測)
あと完全な憶測&私見なんだけど、この歌のスポーツっぽさと前のEBI作「大航海2020」って数字から、少なくともEBIくんは相当オリンピックへの関心が高まっているのかな~? と感じます。EBIくんがっていうか、ユニコーン全体がって可能性もあるかも。あの方たち、それぞれスポーツなさってきてるし♪
 【使用コード】(憶測) E/A/♯Gm/♯Cm/♯F/B
 

10.「うなぎ4のやきとり1」 民生・作 (歪みG.)
テッシーがエレキシタールを弾いている! ※ごめん、最近知ったんだけど、テッシーは解散前の作品でも既にシタールを弾いてたんですと(^^;)。何の曲だったか忘れたけど、最近お友だちに見せてもらったスコアより☆ 
・パーカッションが凝りに凝っている! マラカスっぽい音が表拍と裏拍、分けて録られている模様。これ裏拍だけ刻むの、ツライよ~!? わけわかんなくなりそう! 途中からすごくツラそうな音になってきます(^^;)。最後にマラカス音が「やったった!(ドヤ)」みたいに響いてるw
・歌詞はユニコーン5人の選曲会議の様子みたいに読めるし、タイトルは5人が注文したものみたいに見えるw いや、今回の選曲会議はお寿司屋さんだったらしい(ラジオ番組……だったかな?)けど(笑)。
憶測だけど、ここ最近テレビ番組のセッションで民生さんが歌った「3はキライ」という歌も三声ハモリなのね。全編ハモリで面白いけど、「キライ」と否定的な言葉&マイナー調。これを民生さんは「肯定的な言葉」「メジャー調」にして歌いたかったんではなかろうか……?( ´∀`)
 【使用コード】(憶測) G/G7♭5?/C/G/G7/D/C

11.「OH! MY RAD10」 ABEDON・作 (歪みG./ピック・スクラッチ)
川西さんがギターを弾いている、ですって!? (ライナーノーツ) それだけは未だ、どの音か判明せず。
・発表当時の売りは「民生&ABEDONのダブルボーカル」だったんだけど、「Boys And Girls」のサビ他で、ファンには既にお馴染みのスタイルではあった。どっちが上の旋律かわからなくなるヤツ(^^;)(アルバム『イーガジャケジョロ』)
・この曲だけ2018年5月録音(ラジオ番組)。他は2018年11~12月録音(公式YouTube動画)。ラジオ局イベントに合わせた先行発表時は、タイトルは普通に「RADIO」だった。今回のアルバムが、その後「数字しばりで曲を作ろう」ってことになったため、アルバム収録の際に綴りが「RAD10」に変わった模様(インタビュー)こ~りゃ、校正者泣かせだわ(^^;)。
 【使用コード】(憶測) Am/C/G/F/Em/B/C (add9)/D/(D sus4)/(Am7)/(C+♯F?)/Bm/ ← ギターは( )内のコードなしでOKではないかと。キーボードを足したらこうなるのでは、と。2回目のAメロコードが、ちょっとお手上げ(^^;)。
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……こうして見ると今回のアルバムの特徴は、楽器の分担が、よりフレキシブルなところ、だね!( ´∀`) 

メンバーの変化を作品に反映させた(新聞記事)とのことだけど、デモを忠実に再現し、偶発的に起こったセッションなどもまんま生かした結果、担当楽器の入れ替えが「いつも以上に」激しくなっている……んだと思う、多分(笑)。

そこが、今回の面白いところ。

シロウト耳にはなかなかわからない、ちょっと渋い面白みなんだけど(笑)。多分、各曲のノリの違いとかが感じ取れたら、「パッと聴き」以上に面白いんだろうな……と思います(^^;)。



●ああ、そうか。

このアルバム、これだけ演奏楽器をシャッフルしているにも関わらず、個人的には「ユニコーンが十分に混ざっていない」感を持って聴いていたんだけど。そう感じた理由がわかった。恐らくデモを忠実に再現しているがゆえに、各メンバーそれぞれの編曲から外れたことをあまりしていない……んですかね? 

いつもだったら(編曲をいじり倒した結果)メッチャ面白い編曲になった(変えられてしまった)っぽい曲がある。「露骨にパロディーのフレーズを入れ」たり。そういう派手な「混ぜまくり」「組み替え」みたいな大がかりな編曲……っていうか改変?(笑)、今回は多分していない。

いじりが大がかりじゃないので、最初に聴いたときは、それぞれの個性が素直に出ているように感じたのです。


とはいえ、テッシー曲は恐らくテッシーの歌詞の原型はとどめていない(笑)だろうし、よぉ~く聴いたら上記のように「結構、変な音」はいろいろ満載なんですけどね(^^)。

ちゃんと「音で細かく遊んでいる」アルバムなんだね、と思います。

凝っているのよ? 凝っているのに「飲み込めなくて引っかかる」箇所はそんなになく、サラッと清々しく聞き流しそうになります(いい意味で)。SNSのお友だちが「心地よいサウンド」って言っていたので、そのまま引用させていただこう(≧▽≦)。

凝っているのに心地よいサウンド、です♪


以上、CDを買おうか、どの曲をダウンロードしようかと迷っている方への解説、でした☆ 個人的には「迷わずDVDナシのCD一択!」です♪ 全部、聴き応えある曲だから~!



そうそう、突然の参戦に紛れて忘れてるんだけど、フジテレビ系の番組「スジガネーゼ」に民生さんとABEDONが出演した感想も書きたかったんでした☆ 録画を見直すの時間がかかるんで、また後日できれば……(≧▽≦)。




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