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民生×岸田×妻夫木! [ ・奥田民生]

●記事が前後しましたが、2017年9月17日(日)朝にテレビで放送された、「ボクらの時代」について。

同16日、映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」公開に合わせて? 民生さんと岸田繁さんと映画主演の妻夫木さんがトーク! 妻夫木さんが、民生さんと岸田さんのファンなんですって。


私があまり知らないだけかもしれないけど、初めて聞く話がいろいろあって、面白かったです♪ 長くなるので民生さんの話に絞って、岸田さんについてはあまり書かないかも。ゴメンナサイ。でも、岸田さんの人生観というか……確固たる個性に、感嘆しましたよ!


●まず、トークの場所が「徹子の部屋」的な雰囲気で、明るいティーラウンジ的な部屋。似合わない……( ´艸`)。


・トークの前に「歩いて部屋に入るシーン」「コーヒーか紅茶を飲んでいるシーン」をわざわざ撮られる(笑)。

・民生さん、五十肩は「治った」。運動は民生さん「小走り程度はするよ?」(笑)。

・民生さん、2004年のひとり股旅の前、1か月だけタバコを「1日3本」に減らしたそう。おかげで声が出た、とか。

・民生さんはプライベート時間、普段あんまり楽器を持たない。岸田さんは「(いつも)持っている」。民生さん、「斎藤和義とか山崎まさよしとか『ギターが好きで絶えず弾いている』人と一緒になると、ギター持たなければいけなくなる(^^;)」。

・民「本当に怠け者だったらミュージシャンはできない」。マイペースに見られるけど、自分もやっている、と強く主張。「マイペースとか言われるけど、そんなペースないですから、世の中に!」

・妻夫木「両親から学んだことは?」。民生さんは、お母様ら(?)とカラオケに行くが、お母様の方が民生さんより歌が上手い。抜いても抜かれる。お父様は声がデカイ。民「(ご両親に)ホントに、ありがとうございます。感謝してます(笑)」。岸「声は二人ともデカイ」。あまりメジャーでない自然体験をたくさんさせてくれた。それが音楽に反映。民「あー、そうかも」。

・民「夏に海水浴」みたいな、ベタなことはしたがらない親だった。だから「人と違うことをする」性格になったかもしれない、と。いや「遺伝」という可能性もありますな……( ̄ー ̄)。

・ユニコーンはデビュー前、メンバーとその両親・レコード会社で会食があったそう。その場で民生さんとご両親で、「EBIの父ちゃん、EBIよりEBIやで!」ってコソコソ話したそうでw  ←EBIくん、お父様とそっくりだったらしいです。「EBIよりEBI」ってwww( ´艸`)

・妻「ミュージシャンはどこからプロ?」 → 民「お金もらったら?」 岸「どうやったらなれるって答えはない。音楽好きで楽しくやっていたら、計算でなく先まで道が照らされている。『プロになりたい』って思い込みだけの人はなれない」 民「努力したら報われる、ではない」。

・岸「民生さんソロデビューは29歳なのにベテラン感(笑)」 民「セルフプロデュース、ですよ」 取材がイヤで音楽だけできるよう、キャラを考えた。それが効果的だったかも。「そういうふうにしてたら、こうなりまして(^^;)」。

・民「テレビは苦手。みんな見るから」 → (スタッフ、笑い。見られる仕事なのに? って)。ステージは「見ているようで見ていない」「演奏している分にはいい」んだそうです。

・民生さん、今回の映画、勘弁してほしい(とうなだれるw)。原作マンガがあったのは知っている。まさか映画になるとは……。映画は「見ましたよ、当たり前ですよ」、どうしていいかわからなかった。「話は俺関係ないじゃん」。話が面白いだけに、「そこでまた僕の曲? 関係ない、関係ないって(苦笑)」。民生さんのお母様は妻夫木ファン、だから見るんじゃないか、だそう( ´艸`)

・妻夫木さん「お二人は自分を天才だと思う?」。岸「民生さんはベースもドラムもたまに言うギャグも天才(真顔)。誰しもそんなところがある(個性とか特技ってことかな?)」。民「曲ができたら『おお、天才かもしれん!』と一人の時には言う。いろいろ考えて出てきたから言うのであって。自分に向いていないとできない、『俺はすごいぞ』って言うくらいじゃないとミュージシャンはできない」。岸「『自分やからできる』ことをやっていたら、自分なりの型が見つけられてラッキー」。

・岸「100歳まで生きたい」 民「50超えると、リアルに『あと何年かもね』と考えだす」。筋肉が落ちるとか。 ←そういや数日前のテレビで「お尻の筋肉が……」とおっしゃっていましたね(^^)。

・民「昔の曲はキーが高い。できるけどしんどい。イヤ(笑)」、「イヤな曲がどんどん増えてくる(笑)」。岸「『街』という曲は、早くからライブで半音下げている」(笑)。


……ってな感じでした。

ゴメンナサイ、「EBIの父ちゃん、EBIよりEBI」が、おかしくておかしくて一番のヒットです( ´艸`)。



●このたび民生さんの名前を冠する、全然関係のない映画が公開されることになって。マンガが原作だって知らなかったんだけど、ご本人が喜んで快諾したとは絶対思えなくて(笑)。だから、ご本人はどんな心境なんだか、知りたかったところ。ナイス番組、でした!

民生さんって、表に出る職業をされているのに、性格的にはむしろ「出たがり」とは違う感じよね~(不思議なことに!)。

だから「勘弁してほしい……orz」は、いかにも民生さんらしいお言葉でした。でも同時に、そう思いながらも「断る!」みたいなひねくれたことはなさらないのがまた、民生さんらしいです。なんていうか……自分から売り込まなくても買われ、来るものは拒まない徳のある方、っていうか。


あと、原作マンガを見ていないのでわからないんだけど、「奥田民生になりたいボーイ」の心境ってなんだろう? って、いろいろ思っちゃう。表面的なイメージ……「マイペースで飄々としている」……ってところに憧れるのかな? いつ頃の「奥田民生」になりたいんだろうね? 

この作品が、何を捉えて(何の象徴で)「奥田民生」という固有名詞を使ったのか、いま非常に気になっていますw

何はともあれ良かれ悪しかれ、民生さんのまったく意図しないところで、民生さんは日本映画史に名を残したのであります( ´艸`)。


【追記】 某所にて、同原作の第1話を「試し読み」しました。「民生さんになりたい」のモデルは、どうやらソロデビュー直後の『息子』を歌う民生さん。歌番組で「着飾らず」「なんでもいいような在り方」に衝撃を受けた主人公、ってことらしい。 そう見えても、けっこう「そうじゃない」よね、民生さん(^^;)。こだわるところには徹底的にこだわるし……。でも主人公が15歳の時っていう設定だから、そんな純粋な目で見たら「なんでもいい」さりげない人……に見える……ってことなのかな。「気取っていない」「気負っていない」といえば、確かに「そう」かな?  / 以前、民生さんがソロで、今は亡き「スマスマ」に出演したとき、某メンバーが民生さんとの共演は楽しくてやっぱり「何でもあり」って解釈してはしゃいでいて。スマップは大好きなんだけど、内心「なんでもあり、ではない……から、節度はわきまえてほしい(>_<)」とテレビに突っ込んだ記憶が(^^;)。 うまく説明できないんだけど……民生さんって「いいように解釈されやすい」キャラクターかもね? と思いました。こだわりとかすごく強い部分もお持ちではあるんだけど、それを表に出して強烈に打ち出すようなことはなさらない。だから、見ている個々人の思いを投影しやすい……のかな? 「ご本人が本当はどんな方か」はわからないけど、表に出ている「奥田民生」はつくづく、希有で不思議なキャラクター、なんじゃないかな(^^)。




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