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スキマ×奥田 [ ・奥田民生]

●今年(2016年)、ABEDON「50祭」で完結した、ユニコーンメンバーの50歳祝いライブ(?)。
その勢いでスカパー!が全員の50祭?なんかを集中放送……という事実もすっかり忘れるほど忙しかった、11月~12月初旬。場合によっては加入検討だな……と思ってたけど、そんな心の余裕なかった(^^;)。


「50祭」は見事に見逃したけど、代わりにちょっとしたご褒美が自動録画されていました♪

それは、スキマスイッチ「全力少年」produced by 奥田民生! WOWOWプライムの「邦楽BREAK#382」って番組で、レコーディング風景のショートバージョン……よりもう少し長いやつを放送! リンク先でチラッと見られます♪ この倍くらい長いのを見ました♪

スキマスイッチ、よく知らなくてね? 確か一人がアフロだったよね? と画面を見たら、むしろ民生さんの方がアフロに近かったという……w それをヘアバンドで留めていたので、ワタシはEYEZMAZEというゲームサイトのかわいい「ネイバーズ」を思い出していました(≧▽≦)。


●肝心の録画されていた映像ですが……。スキマスイッチさんのプロモーションビデオ(PV)だったのね。

歌詞の出し方が「イージュー★ライダー」っぽくて懐かしいね! 美文字だけどw 民生さんが一生懸命演奏しているお姿がふんだんに見られて、スキマファンに申し訳ないくらい(?)。エンジニアの「宮ちゃん」さんまで映ってたww 民生さんの、決してメインボーカルを食わない抑え気味のハモリも素敵だし。

映像イメージとしては「ひとりカンタビレ」っぽい。キーボード以外の実にいろいろな楽器を、お一人で? シンバルを木槌で叩く音、あのタイミング、気持ちいいなあ(笑)。

曲のサビに来て初めて、「あ、この曲知ってるヤツだ!(むしろ多分、スキマさんの曲はこれしか知らないかも…… ^^; )」と。元の曲と全然雰囲気が違うから、気づかなかったよ。

ドラムを叩いている民生さんがね、だんだんつらくなってきて、2回目のサビの頃には顔をしかめて苦しそうに全力で演奏しているんだ……
( ´-` ).。oO(全力中年……)
多分、「お直しだらけの音楽市場」へのアンチ姿勢で、一発録りをされた結果ではなかろうか? 疲れるもん、全身運動だもんね、ドラム演奏って!


リンク先によると、先月末のリリース曲だったそうな。
いや~、思いがけない演奏映像、眼福ごちそうさまでした♪

……って、記事が終わってしまうところだった。感想を書きたかったのです、奥田民生というミュージシャンの音について。





●同曲は、民生さんが少なくともギター(エレキ×2、アコギ)・ドラム・シンバル・タンバリンを演奏。骨組みがほぼ民生さん一色。(正直、もうちょっとキーボードが鳴っていても良いくらい?)

「焼き肉定食」と称されるユニコーンのサウンドとの違いを、とっくりと味わうことができました。……良い意味で「泥くさい」「重たい」、まるでブルースみたい? そんなに複雑でもなさそうなのに、誰でも出せる音ではないな、と。

いや、「ブルース」ともちょっと違う。「ブルース」よりは洗練されているような? でも「ポップ」……というほど軽くもないし。じゃあ、コテコテの「ロック」かというと、そんなシンプルな響きでもなくて。独特よね……。

「ザ・民生」サウンド!

としか言いようのない、味わい深い音だと思いました。

民生さん、器用な人だから、やろうと思えば「本格的なブルース」もできると思うのね? 「ロックだ」となったら、コテコテのロックもするし。ユニコーンでは、デスメタル風(「ゆとりDEATH」)だって、ディスコ風(?、「ウルトラヘブン スーパーマイルド」)だってやっているし。Puffyに提供するような、ロックだけど「ポップ」な曲も作るし。

けど、民生さんは、どこか一つのジャンルに傾倒する・染まる……ということは決してない。民生カラー……民生さんが「良い!」とするサウンドは、ブレない。良い意味で、どんなジャンルを取り入れても、作品が民生さん「風味」をまとっている……。

スキマスイッチさんとのコラボ楽曲で、とくにそんな気がしました。で、個人的にはそんな「味」こそが好きなような気がしています。ワタシは、周りのニーズによって完全にカラーを変えるミュージシャンとかは「ちょっと信用ならん」気がしています(^^;)。んで、独特の「風味」がハッキリしない音楽はつまらない……とも思っています。ユニコーンは、パッと見「自在にサウンドが変化」しているようでも、土台のOKラインが高センスでブレていないというか……。小手先のネタ(笑)は変化しているけど、土台の「風味」までは変わっていないというか……。一貫して「あの5人でしか(発想)できないこと・音」を聴かせてくれている気がします。


●最近、眠る前に民生さんのソロアルバム『E』を聴いているんですけどね? 『E』は、曲によって部分的に、この「民生風味」が薄まっている気が……? 海外ミュージシャンによる演奏が「カッコイイ洋モノロック」に傾きすぎてね? なんか長年、しっくりこなかった。カッコイイよ? 最高にカッコイイんだけどね? 個人的にハマれない(´・_・`)。標題曲「E」は、とても好きなんだけど。

E

E

  • アーティスト: 奥田民生,奥田民生
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 2002/09/19
  • メディア: CD


「E」に関する話と、「教えて宮ちゃん」のイイ話については、長くなるのでまた今度♪





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