「マイホーム」、深読みアワー

●思いついちゃったので、ひとことだけ。　ひとことではすまなかった(^^;)、深読みを以下に（笑）。

『ゅ13-14』の「マイホーム」って、「大迷惑」の主人公が迷惑をこうむる前、って解釈できるね！

どちらの歌も、歌詞で主人公が「マイホームの夢を見ている」！　
（既によく言われている話だったら、失礼）

今回の「マイホーム」の方が「エピソード０」……って考えると、おもしろい！（ニヤリ）

服部

• アーティスト: 手島いさむ,川西幸一,奥田民生,堀内一史,阿部義晴
• 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
• 発売日: 1995/12/13
• メディア: CD

※言わずとしれた、「大迷惑」収録の大傑作アルバム。この作品により、「あれ!?　あのアイドルバンド、やっていることが（イイ意味で）だいぶふざけているぞ!?　Σ(ﾟдﾟ;)))」と、アイドルを卒業した大人にもユニコーンの名がとどろき始めたのです……（笑）。


時間軸で言うと、

先に『ゅ13-14』の「マイホーム」でマイホームの夢を見た
　→　『服部』の「大迷惑」で、夢にまで見たマイホームを手に入れた
　→　しかし、まさかの単身赴任！
（以上、すべて当ブログ作成者の妄想です、あくまで ^^; ）

……「大迷惑」主人公は、ここまで思い入れのあったマイホームに住むことができていないのか……と思うと、「大迷惑」の迷惑さ加減が倍増しますw　せつない！　けどやっぱりどこか滑稽(^^;)。

実はお皿を洗いながら、漠然と歌の「歌詞」について考えていまして。 ユニコーンの古い歌の歌詞はどうだ？　と真っ先に思い出したのが、たまたま「大迷惑」で。冒頭を脳内再生、「夢にまで……( °o°)ﾊｯ」　←「マイホーム」って歌っとるやないかい！（笑）　……と気づき、このたびの憶測に至りました。(≧▽≦) じっくり考えていそうな民生さんのこと、この２曲の歌詞は意図的に関連させてあるんじゃないかと思うんだけど……どうでしょ？
【追記】　よく考えたら、「HEY MAN!」のアンサーソングが「服部」なんだよね～。前者が1988年リリースの「金持ちの中年に彼女を奪われた青年の歌」、後者は翌年リリースの「若者から彼女を奪った中年（30代）の、若者への応援歌（!?）」。こうしたアソビの実績がある民生さんのこと、おそらく「大迷惑」からの「マイホーム」も、意識的にアンサーソングにしているよね！　ただ、1989年「大迷惑」から27年後の2016年「マイホーム」リリースだから、ブランクが実に「壮大、壮大！」だけども！　作者・民生さんの「ブレなさ」に感服するばかり(≧▽≦)。

●歌詞だけではなくて、曲調もこの「夢」と「現実」の描き分けが巧みなような？

『ゅ13-14』の「マイホーム」、歌詞は楽しい夢なのに、曲調にドロッと不思議な重たさがあって。いかにも夢っぽい。「夢のもつ、現実味のない（なんなら身動きが自由にきかないような）感覚」と曲調が見事にマッチしていて、本当に味わい深い作品だと改めて思いました！

そういえば、前奏のギター弾き語りで「夢を見た」と報告しているのが「現実」部分で、バンドが入ると「夢の中の世界」……かも!?　ボーカル音にエコーがかかり、ボワーンと曖昧な感じになって。

そう考えると、最後もボーカルのエコーが取れて弾き語りになっているね！　この部分＝現実で、「夢を見た」とは言っていない、ということは実際に更地ゲットが実現したっていうハッピーエンドになる……！　けど、「家を建てたのに、おねだりワイフのマイ妻を残して転勤」！　……と、昔の作品が見事にオチになっているという……!?(^^;)

どこまでも深読みを許してくれる、懐の深さ！！！　ここまでこじつけても何ら破綻がないのって、やっぱりものすごく考え抜かれて書かれた歌詞なんではなかろうか……。

作品が凝っているおかげさまで、ユニコーン世界にハマりっぱなしです(≧▽≦)。