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安価ヘッドホン、二つ比較 [ ・お買い物の下調べ]

●眠るときの心の友・ヘッドホンが壊れて不便していたので、購入しました( ´∀`)。

JVC HP-X73 密閉型ヘッドホン

JVC HP-X73 密閉型ヘッドホン

  • 出版社/メーカー: JVCケンウッド
  • メディア: エレクトロニクス

……いやぁ、ここまで音が違うとは思わなかった!

このたび購入の上記、低音が小さいです(;_;)。よりによって、ワタクシが一番愛してやまないベース音が……ボンヤリ遠くにいっちゃった感じ。聞こえてはいますよ? 聞こえているんだけど……これまでのヘッドホン(後述)に比べると弱い。

逆に、ボーカルがびっくりするくらい近くで聞こえます! ツバが飛んできそうなくらい、ハッキリと生々しく(笑)。それと、川西シンバルが、これでもかと大音量で鳴っています(^^;)。ボーカル&高音域に力が入っているヘッドホン……なのかなぁ?

不安なのは、3.5mのコードが「ちゃち」な感じがすること。あと、どうでもよいですがデッキにつなぐジャック部分が、これまでの物と比べて異様に小さいです。これは携帯用機器に接続して持ち運ぶときのことを考えてかも? 小さいけど、何ていうの、変換用の大きいジャックも一応ちゃんと付いていました。

1,000円台の安物買いですから、贅沢は言いません。けども。

これを毎日のように使っていたら、やたらシンバルの音に詳しくなりそうです(^^;)。




新しいヘッドホンで、聞き慣れた『イーガジャケジョロ』を聞くと、以下のような感じ。

・ベース音がフワッとしてハッキリしないので、「夢見た男」と「お前BABY」のノリが「EBIくんの前ノリではない」ことが非常に実感しづらい(^^;)。前のヘッドホンだと、注意深く意識して聞いたら「いつもと違う後ノリだ!」って、打点がわかるというか、なんというか。

・「俺のタクシー」の伴奏が、より遠くに小さくまとまっちゃった。

・多くの曲で、アタマの右上で鳴っている「高いシンバルの音」が非常に目立つ。正直、これまで意識したことがない音かも(^^;)。

・「Feel So Moon」のインスト部分、とくにバスドラとベースの「ズダドドン」「ドォン」と広がりのある音が、あまり響かない(;_;)。聞こえはするんだけど、「スタトトン」「トン」みたいな印象(笑)。


念のため、片方しか聞こえなくなった、古いヘッドホン(の右チャンネルだけ)の音を聞いて、上記を比較。慣れとか好みの問題であり、「だからこの商品がアカン」という話ではありません。ボーカルをメインで聞きたい人には、むしろこうした音の方がヨイ可能性もある(かも)しれないし。


●こうしてみると、これまで使っていたヘッドホンは、いろいろ教えてくれました。(以下、敬称略)
主としてユニコーン界では

・ギターは原則、「左が民生、右テッシー」で割り振られていること

・EBIベースと、民生orABEDONベースでは、ノリ(というか弦を弾く打点?)が決定的に違うこと

・コーラスを左右のどちらに振るかで、相当遊んでおられること(笑)

……などなど。

新しく買ったヘッドホンは「ボーカル前面推し」(?)なので、よほど注意深く聞かないと、この辺りが意識しにくいような? そう思うと、ヘッドホン一つでも侮れませんね! 

ご参考までに、これまで使っていた物は、以下。


JVC RX300 密閉型ステレオヘッドホン 室内用(テレビ・ゲーム向け) HP-RX300

JVC RX300 密閉型ステレオヘッドホン 室内用(テレビ・ゲーム向け) HP-RX300

  • 出版社/メーカー: JVCケンウッド
  • メディア: エレクトロニクス

「テレビ・ゲーム向け」とあるけど、そうでした、最初はテレビ用に買ったんだったわー。ワタシはこれで音楽も十二分に楽しめました(^^)。そんな程度の音楽ファン、ですよ(^^;)。

このヘッドホンの良かったところは、耳当てのクズが出なかったところ。そこ!? いや、それ以外にもちろん音も、好みだったんですけどね(笑)。

歴代のヘッドホンは、毎日使っていたら割とすぐに耳当てパッド(?)がボロボロになり、枕元にスポンジ状もしくは合成皮革的な黒いナニカが散って、大変困ったものでした。そうした劣化が、なかった。

確か購入時期は2006年(引っ越し直後)だと思うので、歴代ヘッドホンの中では長持ちした方かと。パッドがボロボロにならなかったのは、エライ! 耳当て崩壊よりも断線の方が早かったことになるけど、それは当方の扱いが乱暴だったからかと。デッキが足元にあり、そこから枕元までコードを伸ばして使用。夜中に邪魔になって無意識にアタマから外したり(下手したらベッド下に落下していたり ^^; )したから、断線やむなし、ってところです。

う~ん、古い型でもう品薄みたいだけど、ヘッドホンによってここまで音が違う、かつ前のヘッドホンの音が好みだとわかったので、素直に同じ型のを買っておけばよかったか……orz どうせ聴いている途中に眠りに落ちるんだから、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね(^^;)。

※あくまでも「音響機器の知識・経験がまったくない」、高級な音響機器をまったく知らない者の主観的な感想であり、ご参考にされない方がよいかと思われます(笑)。Amazonのレビューを見たら、「生産終了で高値になっている!?」「中~高音域が弱い!?」etc.クロウトさん(?)のご意見含め、いろいろな評価。ふ~ん、そうなのぉ~? って感じです(^-^;




●【追記】ユニコーンのレコーディングでエンジニアをされている宮島さんによる「宮ちゃん教えて!」からの情報もメモ(16/10/13)。プロはこんなのを使っておられるらしい……。

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

  • 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
  • メディア: エレクトロニクス

1万5千円以上する! ムリ!(^^;) 使ったことがなくて評価のしようがないので、以下「超」プロのお言葉を引用しておきます。
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ヘッドフォンはSONY MDR-CD900ST(中略)、イヤフォンはSONY MDR-EX800ST(中略)。
MDR-CD900STは1989年発売だそうでもう27年、考えられないくらい息の長い製品ですね。
今でも日本のスタジオでの使用率はブッチギリ。あくまでスタジオではのお話ね。
何故これほど普及したかと言うと、サウンド自体は素直で癖もない。レコーディングでは大事なことで
外部への音漏れも少ない。長年仕様変更していないので安定している。
そして多分イチバンの理由はこのヘッドフォンの音にみんな慣れてるってこと。
だからこのヘッドフォンは音がイイから使ってる訳ではないのです。勿論悪くはないよ。
この900STの流れを汲むイヤフォンの800STも素直で聴きやすい。
でもこの二つより良い製品はたくさんあるでしょう。
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なるほど……。「良い」っていうより「慣れている」が重視されているのですね、レコーディングでは。


Amazonでランキング1位だったのは、以下。

audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x

audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x

  • 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
  • メディア: エレクトロニクス
※5,000円台なら、ヘッドホン界ではまだ格安な方かと……(白目)。これは使ったことがないのでどんな音がするか不明。Amazonで売上NO.1ということは、人気商品なのかな、と。

一度、高級なヘッドホンを使ってみたくなりましたが、予算外なのでもちろん却下!
どーせ、そんなに音を細かく聞き分けるでもなし、千円台のヘッドホンでこの先数年をすごします(笑)。





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