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ドラマ「99.9」のスタッフさん!!! [★映画・ドラマ・テレビ]

●ネット上の噂を聞きつけ、第3話から見始めたドラマ、「99.9」。某大手事務所の人気アイドルが主役なんでしょ? なら恐らくワタクシ世代向けのドラマではないわ……と、チェックが遅れたのですが。

先週、クレジットにチラッと意外な人物のお名前を一瞬拝見。

「トリック監修:蒔田光治」。

んんんっ!?

阿部寛&仲間由紀恵主演ドラマ「TRICK」で、毎回見たお名前ではないですか!?
へぇ~、推理部分に関して「TRICK」のスタッフさんが関わっていたんだ~。
んじゃ、面白いはずよね。

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……でも、それ以上のことを詮索するでもなく検索するでもなく。また来週見るか~、と気軽に録画を消す。

ドラマの空気に慣れてきた今週(第5話)の録画を見て、さすがにワタシの「小ネタ好きアンテナ」がただならぬ反応を示した。

一瞬なのに「何かオカシイ」……おかしすぎる! 作り込まれた背景に、夥しい量の小ネタの予感。思わず録画を一時停止して見直し。

 Σ(゚д゚;))) ナ、ナンダコリハ!?

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【事件現場ビル室内の張り紙】
・「屋上に苦情/喫煙所炎上」、「寝タバコは危ない/ゲタ箱は屋内」、「タバコは吸いたい/会社も衰退」、「ストレスは溜めず/教習所は鮫洲」、「喫煙所はコッチ/カールはゴッチ」、「屋上は極上/汚れたら洗浄」……。
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一応、「社長が冗談好きな明るい人」という設定にはなっていたけど……それにしても、ほんの一瞬、視聴者に見えるか見えないかのシーンへの、この力の入れ方は……。大好物のニオイ!(笑)
(その場面が出てくる再現シーンを語る社員が昔リーゼントで、いまは七三分けなのに当時のリーゼントを思い出してアタマを触る仕草とか。意味なく、そのアタマをアップで映す1カットとかも、引っ掛かる)

主人公が証言を求めてバーに入ったシーン。ここにも何か引っ掛かりが。いま、バーの看板に「I am」って書いてなかったか? 巻き戻して一時停止。
 → 「Bar Yamamoto」だったんだけど、「Y」「t」はそれぞれ1文字ずつ、不自然に赤と青で塗り分けてある → 赤い部分だけ読んだら「I am moro」……?
 → バーのマスターの演者が「モロ師岡」さんだった!(≧▽≦)
しかもそのマスターが「しきりとカツラを気にする」キャラクター。これは「TRICK」の矢部刑事(生瀬勝久)を連想させるではないですか……!

本筋が山場に向けて着々と進んでいく中、作中の飲食店メニューにも、「Σ(゚д゚;)))!」が。それも夥しい数の。一時停止!
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「与謝野子中」→シチュー!? ←違いますね。以下に訂正。 「旨杉けんちん汁」→上杉謙信、「大雲丹のランチ」→応仁の乱、「足利尊宇治金時」、「フビライ飯」、「チンギス飯」、「フランシスコ・ザ・ビール」、「黒田官兵衛ーコンの厚切り」、「鉄砲魚の伝来ソースがけ」、「服部半雑炊」……etc.
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あんまり数が多いんで抜粋にしましたが。それぞれの値段が書いてあるべき所、実は西暦年が書いてあった(笑)。「一五三四円 織田信長芋のサラダ」などと!

「TRICK」で、これも一瞬しか映らないような地図や看板なぞに「幸夫橋」(橋幸夫)、「来さ村」(飲み屋「村さ来」の逆読み)などの地名が書いてあって、ゲラゲラ笑ったのを思い出す。どこに力を入れているのだ、と。しかし、「神は細部に宿りたもう」、細かいところを作り込んであるものほど、面白おかしいのですよ(^^)。あくまでもワタシは、ですが。

正直なところ、もう若くはない(^^;)ので、プロレスネタほか、小ネタの全部にはついていけていない模様。けど、このふざけ方、お嫌いではないです(≧▽≦)。

今回は、ドラマが続いているにもかかわらず、エンドロールを気にしてみました(ストーリーの重要箇所が続いているのにエンドロールを流しちゃうのって、最近のドラマに多い手法だけど、これって忙しいのよね~ ^^; )

 → 脚本の宇田学さん……は存じ上げず。あれれ?

 → 演出:木村○ひさし (○はスマイルマーク)

あああっ! 中居くんが主演したドラマ「ATARU」の方でしたか~! 

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しかもこの方、「TRICK」の堤幸彦監督の元で助監督もされてたのかぁ~!
大好きだった作品群に関わりの深い演出スタッフ(監督)さんによるドラマ……どおりで、ワタシの「小ネタセンサー」が異様に反応するはずです(^^)。
実は第3話を見たときにも、かすかにセンサーに触れてはいたのです。多分2016年5月1日放送だったと思うんだけど、その劇中の飲食店内に、ほんの半月前に起きたばかりの熊本地震への応援募金箱が置いてあって。なんて素早い対応なんだろう……っていうか、劇中に現実(リアル)を持ち込み、即対応させる演出って、異色よね!? と……。

でも、スタッフの方々のお名前を拝見したら、納得です。

そうとわかって最初から流し見をし直したら、ありました、またしても飲食店に。
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こみ+こみ
----- 中
こみ+こみ
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入り口に、この札がかけてありました。「こみ」が四つで「仕込み中」ですか(笑)。訂正追記:後日、この「『仕込み』中」の札の裏側が、「与謝野 子中」だと判明。だから意味は「開店中」ですね(^^;)。あ! 「与謝野晶子」の「晶(あき)」がないから、「あきない中」=「商い中」かぁ……! ドラマ終了後に、やっと暗号がスッキリ解けました……orz。

どうやらこの飲食店に、おふざけが集中しているようですね(^^)。と思ったら、そうでもなかった! 出演者の台詞にも、結構練り込んである! 前半の一つは何だったか忘れちゃったけど、終盤に香川照之さんが「キムタクのマネをする、モノマネ芸人ホリのマネ」で「ちょ、待てょ!」と家族に言っているではないですか!(≧▽≦)

主人公が耳を触るシーンが何かわからなくて検索をし、それについては役作り上の理由があるとわかったのですが、平野屋さん所長の斑目さんが小指で眉を触る仕草も、気になりますね。気になるけど、とくに意味はない「個性づけ」くらいの意味合いなんだろうと思います。(推測)

堤組門下のスタッフさんが作ったとなると、斑目所長の携帯着信音は、多分おそらく(岸部一徳さんが所属していたグループサウンズ)タイガースの曲……とか何とかなんでしょうね? 曲はまったく知らないけど。携帯がいずれも妙に長いこと鳴ってたから、多分そのくらいのおふざけは仕込んであるはず(笑)。岸部一徳さんって、名うてのベーシストだったらしいよ?


こうなると、見逃した第1話・第2話が悔やまれます。きっと何か、細かいネタや本筋の伏線がたくさん仕込んであったのに違いない。毎回チラッと映る主人公の、ダジャレ混じりの「思い出」シーンが意味深だから、最初から見ていればアッと驚くストーリーに入り込めていたのに違いない。……残念!




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