嫌よ嫌よも、好きのうち!?（コード探り編） [ ・ユニコーン関連]
●ユニコーンのアルバム『イーガジャケジョロ』中、個人的に唯一「苦手」と公言していた楽曲。
夢に出て以来、逆転「どハマリ」しちゃって(^^;)。
エンドレス脳内再生のうえ、コード探しまでしてしまう始末（笑）。
（あ、コードは明らかにできずじまいですが……）
今回の『イーガ...』ツアーの曲目を一切知りたくない方は、以下読み飛ばしてくださいまし。
（ライブ演奏曲の話も出てくるので、セットリストを知りたくない方のために、ちょっと改行♪）
●この記事でも引き続き取り上げたいのは、「鳥の特急便」。
今回も、この曲の諸々について、です。
まずは、ツアーファイナル（大阪）に参戦されたＫＭさんから、以下のようなコメントいただきました♪
コメント＆掲載ご許可、ありがとうございます！
-------------------------------------
＞ この曲をライブで聴いて思ったんですが、あ、もしかしてソロでやってもよさそうなこの曲をあえて民生さんは「ユニコーンの音」で歌いたかったのかな？と。
-------------------------------------
ワタシも、「ソロっぽい～？」「なぜソロでやらない～？」と、うっすら思っていました(^^;)。
でも、ライブで聴かれたＫＭさんがおっしゃるように、ユニコーンの
重量級演奏「だからこそ」の魅力が、あるんですね……きっと♪
民生ソロだったらキーボードだって、多分あんなに大暴れはしませんしね……。
（早くライブ音源を聴いてみた～い!!! ^^; ）
●二つ目。
この曲、とにかく不協和音スレスレの「不穏な」コードが続く。
その「不穏」の要素を知りたくて、今度はコード探りに挑戦してみました。
（それこそ「お笑いギャグに解説を入れる」が如き、無粋な分析ではありますが…… ^^; ）
しかし。
もともとテンションコードが苦手なうえ、Windows8.1になったらMIDI音源が聴けないとかで、
和音の出るアプリが（細工をしないと）使えない……。夜中にギター弾くわけにもいかず(^^;)。
ということで、ルート音しかわかりませんでした(^^;)。一応、以下にメモ。
あくまでも「ルート音」のみ。メジャー（長調）＆マイナー（短調）、テンションまではわかりません。
わかったところだけ「m（マイナー）」と記入。
出だしの音からして、メジャーにもマイナーにも聞こえる……(^^;)。
ベースラインはマイナーを弾いているっぽいので、一応マイナーコードと推定。
-------------------------------------
・前奏…… ♯Fm7?
・Aメロ…… ♯Gm A E B ♯Gm A E B
・間奏…… ♯Fm7?
・Aメロ…… ♯Gm A E B ♯Gm A E B ♯Fm7?
・Bメロ（どっちの町だ）…… A B D E
・長い間奏…… ♯Fm7?
・Bメロ（どっちが仲間だ）…… A B D E
・サビ…… ♯F G A E ♯F G A D ♯F G A E B D7?
♯F G A E ♯F G A D ♯F G A E D7?
メロディー（♯ラ♯ラ♯ラシシシシ／♯ド♯ド♯ドシ／♯ラ♯ラ♯ラシシシシ／♯ド♯ド♯ドレラ♯ソ……）
ギター （♯ドミ♯ファ～♯ドミ♯ファ～／♯ドミ♯ファラ♯ファド～……） ←最後の「ド」だけナチュラル。
・後奏…… ♯Fm7?
-------------------------------------
上記のサビ、メロディーとリードギターのフレーズに注目。
メロディー……「♯ラ♯ラ♯ラ／シシシシ／／♯ド♯ド♯ドシ～／～～」
ギター………「♯ドミ♯ファ～／♯ドミ♯ファ～／／♯ドミ♯ファ／ラ♯ファド～」
「／／」が１小節の区切り、「／」がその半分の２拍ごとの区切り。
２拍ごとにコードが変化、その音も全部合わせると……。
「♯ファ♯ラ♯ドミ／ソシ♯ドレミ♯ファ／／ラ♯ドミ♯ファシ／ミ♯ファ♯ソラシド」
……どの区切りにも言いたいことは山ほどある（笑）けど、
最後の「ドミ♯ファ♯ソラシ」なんか、鍵盤で一斉に弾いたら完全に不協和音。多分。
でも、一斉に鳴らさないで分散和音にしてあるため、スレスレでセーフな響きになっているというか。
その音の散らし方が絶妙というか、何というか……巧みすぎ。
●コードについては面白い情報を教えていただいたので、
再びＫＭさんのコメントから引用。
-------------------------------------
＞（民生さんがソロ活動で） 2011の夏フェスrock in japanで、「ＥＢｍ」という曲を録音されてるんですけど、「小賢しいコード進行に今ちょっと飽きている」とご自身でおっしゃっている。で、できたのがＥとＢｍの２コードで作ったこの曲だそうです（笑） （強調箇所は当ブログによる）
-------------------------------------
貴重な情報に感謝！ 「小賢しい」……（大笑い）。
確か、サンボマスターが民生さんが共演されたとき、民生さんの難しいコードを
「こじゃれた」か何かおっしゃっていた気がするのですが、ご自分で「小賢しい」って……。
しかし、それに飽きておられたとは知りませんでした……！
コメントに感謝しつつ、「じゃあ、この特急便のコードの小賢しさは何なんだろう（．．）？」と。
民生さんの、へそ曲がりぃ～（笑）。
……じゃなくて、このコードの複雑さも多分、他のアルバム曲の
シンプルさとのバランスをとるためなのかもね!?
アルバム全体が「単純＆明快！」すぎに感じられないようにするための工夫なのではないかと。
「俺のタクシー」なんか、ギター持った途端すぐに一緒に演奏できるシンプルさですからね（^^）。 （ちょっとひねって転調してあるけどね。基本はオーソドックスな繰り返し）
「...特急便」は、サビの辺りで小賢しさが頂点に達します(≧▽≦)。
まず「♯F→G」と半音ズレるところから小賢し……オシャレ！（笑）。
で、最初の４コードは恐らくメジャーコード……かな？（テンション不明）
だとすると前述のように、それはそれは見事な不協和音に……
思いっきり不気味さを演出する響きになっています。
ゴリ押しには聞こえないのが不思議。民生マジックとでも言いませうか。
で、この恐ろしく凝った、もう１回聴きたくなる、クセになりそうな……でも２回聴くとクドそうな……
サビ部分は、ここ１か所だけ。不穏な余韻を残して後奏に突入……なんと心憎いこと！
う～ん、これ覚えて弾くの、難しそう……！
ここまでで、まだまだ言いたいことは二つ目です(^^;)。
●三つ目のお題は、歌詞「深読みアワー」（笑）。
この曲を脳内再生しながら皿洗いしていて、ある風景が思い浮かんでギョッとする。
それは……「東京大空襲」的な、昔のフィルムで見るような爆撃機の編隊！ Σ(ﾟдﾟ;)))
だからワタシは怖くなって「無意識に目をそらした」のかしら……？
それだけのイメージを受け取る心の準備ができていなくて……？
ユニコーンおよび民生さんには、そのような具体的なメッセージはないのが定説。
なので、ここからはあくまでも「悲観的な暇人の空想」話になりますが。
歌詞や音の要素を飛び飛びで思い出したら、そーゆー景色になってしまった……。
-------------------------------------
・夜
・低く飛ぶ編隊 → 爆撃機の編隊
・ドラム連打音 → 機銃掃射
・キーボードソロ → 空襲警報、もしくは低く唸りながら飛ぶ飛行機の音
・「落とす」 → 撃墜
-------------------------------------
……ここまで来たら完全に、こじつけもしくはイカレた妄想だよね(^^;)。
だけど。
世の中的には「集団的自衛権が閣議決定」され、周りの国の不安を煽るばかり。
国際的にも「きなくさい」ニュースが続き、個人的に「まるで戦前」みたいだと感じてて。
その「ワタシが不穏だと感じている世の中の空気」と、この曲とが、
カチッと音を立ててはまってしまったのね……。
それを否定しようと思って聴いても、今度は「どっちが仲間だ、邪魔だ」って言葉が
耳に飛び込んできて、ますます明るい要素が見つけられない……
争いごとのイメージが強まってしまいまして……。
歌詞のメインは「宅配便」のイメージなのにね(^^;)。
しまいには物欲や経済効率だけで物事を進めようとする
現代人の愚かさを暗に表現している歌詞なんだろうか……とまで。
無理矢理「鳥」ってことで、かわいらしく「コウノトリが赤ちゃんを運んで……」と
別ルートの空想もしてみたけど、全然しっくりこない（笑）。
ということで、ユニコーンや民生さんの伝えたいことと関係なしに、
ワタシの深層心理下では「空襲描写の怖い歌」になってしまっていたのでした。
国語の試験に「作者の言いたいことを二十字以内で書きなさい」って出たら、０点だわ～(^^;)。
……以上は個人の勝手なイメージとはいえ。
これだけいろいろなものを連想させるとは、どれだけ深い曲なんだ……。
これだけの想像をさせてくれる余地があるのが、すごいわ～!!!!!
●ということで、苦手曲から一転、徹底解剖の対象となった「鳥の特急便」。
アルバム全体のバランスをとるために重くなった（推測）……だけにしては、
あまりにも重たい要素が詰まりすぎていて、これまたなかなかの怪作だな、と。
ワタシがこの曲から「無意識に目をそらした」理由は、ハッキリしました（笑）。
ワタクシ、ビビリで「不安で不穏でコワイもの」が基本的にキライだから、
これからもこの曲が聴けない時ってのがあるかも……(^^;)。
けど、でも、「悩んで学んで」と同じように、折に触れ思い出すんだと思います。
無意識領域に深く刺さった曲は、何年経っても忘れることがありませんから……。
『イーガジャケジョロ』、各種評価は「混沌」「どん底（笑）」みたいな言葉を連ねていたけど、
「５人が全力出し切って怪作づくし」って意味で、ワタシの中ではベストアルバムだなぁ……。
その代表曲が「鳥の特急便」かも？ （演奏にただならぬ聴き応えがあるって意味で）
と、ムリヤリ結論めいたものをくっつけて、同曲に関する無駄口を終わりにします(^^;)。
※「鳥の特急便」についてクドクド書いた、関連記事。
・『イーガ...』、演奏者推測!? ……まず「この曲、ひょっとしたらワタシ苦手かも、と思い……
・「MOVIE27」重箱の隅２（デモ曲編） ……ここで、この曲の位置づけに気づき……
・「鳥の特急便」個人的感想 ……夢にまで出てきて……
・嫌よ嫌よも、好きのうち!?（コード探り編） ……当記事に至る、と(^^;)。
夢に出て以来、逆転「どハマリ」しちゃって(^^;)。
エンドレス脳内再生のうえ、コード探しまでしてしまう始末（笑）。
（あ、コードは明らかにできずじまいですが……）
今回の『イーガ...』ツアーの曲目を一切知りたくない方は、以下読み飛ばしてくださいまし。
（ライブ演奏曲の話も出てくるので、セットリストを知りたくない方のために、ちょっと改行♪）
●この記事でも引き続き取り上げたいのは、「鳥の特急便」。
今回も、この曲の諸々について、です。
まずは、ツアーファイナル（大阪）に参戦されたＫＭさんから、以下のようなコメントいただきました♪
コメント＆掲載ご許可、ありがとうございます！
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＞ この曲をライブで聴いて思ったんですが、あ、もしかしてソロでやってもよさそうなこの曲をあえて民生さんは「ユニコーンの音」で歌いたかったのかな？と。
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ワタシも、「ソロっぽい～？」「なぜソロでやらない～？」と、うっすら思っていました(^^;)。
でも、ライブで聴かれたＫＭさんがおっしゃるように、ユニコーンの
重量級演奏「だからこそ」の魅力が、あるんですね……きっと♪
民生ソロだったらキーボードだって、多分あんなに大暴れはしませんしね……。
（早くライブ音源を聴いてみた～い!!! ^^; ）
●二つ目。
この曲、とにかく不協和音スレスレの「不穏な」コードが続く。
その「不穏」の要素を知りたくて、今度はコード探りに挑戦してみました。
（それこそ「お笑いギャグに解説を入れる」が如き、無粋な分析ではありますが…… ^^; ）
しかし。
もともとテンションコードが苦手なうえ、Windows8.1になったらMIDI音源が聴けないとかで、
和音の出るアプリが（細工をしないと）使えない……。夜中にギター弾くわけにもいかず(^^;)。
ということで、ルート音しかわかりませんでした(^^;)。一応、以下にメモ。
あくまでも「ルート音」のみ。メジャー（長調）＆マイナー（短調）、テンションまではわかりません。
わかったところだけ「m（マイナー）」と記入。
出だしの音からして、メジャーにもマイナーにも聞こえる……(^^;)。
ベースラインはマイナーを弾いているっぽいので、一応マイナーコードと推定。
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・前奏…… ♯Fm7?
・Aメロ…… ♯Gm A E B ♯Gm A E B
・間奏…… ♯Fm7?
・Aメロ…… ♯Gm A E B ♯Gm A E B ♯Fm7?
・Bメロ（どっちの町だ）…… A B D E
・長い間奏…… ♯Fm7?
・Bメロ（どっちが仲間だ）…… A B D E
・サビ…… ♯F G A E ♯F G A D ♯F G A E B D7?
♯F G A E ♯F G A D ♯F G A E D7?
メロディー（♯ラ♯ラ♯ラシシシシ／♯ド♯ド♯ドシ／♯ラ♯ラ♯ラシシシシ／♯ド♯ド♯ドレラ♯ソ……）
ギター （♯ドミ♯ファ～♯ドミ♯ファ～／♯ドミ♯ファラ♯ファド～……） ←最後の「ド」だけナチュラル。
・後奏…… ♯Fm7?
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上記のサビ、メロディーとリードギターのフレーズに注目。
メロディー……「♯ラ♯ラ♯ラ／シシシシ／／♯ド♯ド♯ドシ～／～～」
ギター………「♯ドミ♯ファ～／♯ドミ♯ファ～／／♯ドミ♯ファ／ラ♯ファド～」
「／／」が１小節の区切り、「／」がその半分の２拍ごとの区切り。
２拍ごとにコードが変化、その音も全部合わせると……。
「♯ファ♯ラ♯ドミ／ソシ♯ドレミ♯ファ／／ラ♯ドミ♯ファシ／ミ♯ファ♯ソラシド」
……どの区切りにも言いたいことは山ほどある（笑）けど、
最後の「ドミ♯ファ♯ソラシ」なんか、鍵盤で一斉に弾いたら完全に不協和音。多分。
でも、一斉に鳴らさないで分散和音にしてあるため、スレスレでセーフな響きになっているというか。
その音の散らし方が絶妙というか、何というか……巧みすぎ。
●コードについては面白い情報を教えていただいたので、
再びＫＭさんのコメントから引用。
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＞（民生さんがソロ活動で） 2011の夏フェスrock in japanで、「ＥＢｍ」という曲を録音されてるんですけど、「小賢しいコード進行に今ちょっと飽きている」とご自身でおっしゃっている。で、できたのがＥとＢｍの２コードで作ったこの曲だそうです（笑） （強調箇所は当ブログによる）
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貴重な情報に感謝！ 「小賢しい」……（大笑い）。
確か、サンボマスターが民生さんが共演されたとき、民生さんの難しいコードを
「こじゃれた」か何かおっしゃっていた気がするのですが、ご自分で「小賢しい」って……。
しかし、それに飽きておられたとは知りませんでした……！
コメントに感謝しつつ、「じゃあ、この特急便のコードの小賢しさは何なんだろう（．．）？」と。
民生さんの、へそ曲がりぃ～（笑）。
……じゃなくて、このコードの複雑さも多分、他のアルバム曲の
シンプルさとのバランスをとるためなのかもね!?
アルバム全体が「単純＆明快！」すぎに感じられないようにするための工夫なのではないかと。
「俺のタクシー」なんか、ギター持った途端すぐに一緒に演奏できるシンプルさですからね（^^）。 （ちょっとひねって転調してあるけどね。基本はオーソドックスな繰り返し）
「...特急便」は、サビの辺りで小賢しさが頂点に達します(≧▽≦)。
まず「♯F→G」と半音ズレるところから
で、最初の４コードは恐らくメジャーコード……かな？（テンション不明）
だとすると前述のように、それはそれは見事な不協和音に……
思いっきり不気味さを演出する響きになっています。
ゴリ押しには聞こえないのが不思議。民生マジックとでも言いませうか。
で、この恐ろしく凝った、もう１回聴きたくなる、クセになりそうな……でも２回聴くとクドそうな……
サビ部分は、ここ１か所だけ。不穏な余韻を残して後奏に突入……なんと心憎いこと！
う～ん、これ覚えて弾くの、難しそう……！
ここまでで、まだまだ言いたいことは二つ目です(^^;)。
●三つ目のお題は、歌詞「深読みアワー」（笑）。
この曲を脳内再生しながら皿洗いしていて、ある風景が思い浮かんでギョッとする。
それは……「東京大空襲」的な、昔のフィルムで見るような爆撃機の編隊！ Σ(ﾟдﾟ;)))
だからワタシは怖くなって「無意識に目をそらした」のかしら……？
それだけのイメージを受け取る心の準備ができていなくて……？
ユニコーンおよび民生さんには、そのような具体的なメッセージはないのが定説。
なので、ここからはあくまでも「悲観的な暇人の空想」話になりますが。
歌詞や音の要素を飛び飛びで思い出したら、そーゆー景色になってしまった……。
-------------------------------------
・夜
・低く飛ぶ編隊 → 爆撃機の編隊
・ドラム連打音 → 機銃掃射
・キーボードソロ → 空襲警報、もしくは低く唸りながら飛ぶ飛行機の音
・「落とす」 → 撃墜
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……ここまで来たら完全に、こじつけもしくはイカレた妄想だよね(^^;)。
だけど。
世の中的には「集団的自衛権が閣議決定」され、周りの国の不安を煽るばかり。
国際的にも「きなくさい」ニュースが続き、個人的に「まるで戦前」みたいだと感じてて。
その「ワタシが不穏だと感じている世の中の空気」と、この曲とが、
カチッと音を立ててはまってしまったのね……。
それを否定しようと思って聴いても、今度は「どっちが仲間だ、邪魔だ」って言葉が
耳に飛び込んできて、ますます明るい要素が見つけられない……
争いごとのイメージが強まってしまいまして……。
歌詞のメインは「宅配便」のイメージなのにね(^^;)。
しまいには物欲や経済効率だけで物事を進めようとする
現代人の愚かさを暗に表現している歌詞なんだろうか……とまで。
無理矢理「鳥」ってことで、かわいらしく「コウノトリが赤ちゃんを運んで……」と
別ルートの空想もしてみたけど、全然しっくりこない（笑）。
ということで、ユニコーンや民生さんの伝えたいことと関係なしに、
ワタシの深層心理下では「空襲描写の怖い歌」になってしまっていたのでした。
国語の試験に「作者の言いたいことを二十字以内で書きなさい」って出たら、０点だわ～(^^;)。
……以上は個人の勝手なイメージとはいえ。
これだけいろいろなものを連想させるとは、どれだけ深い曲なんだ……。
これだけの想像をさせてくれる余地があるのが、すごいわ～!!!!!
●ということで、苦手曲から一転、徹底解剖の対象となった「鳥の特急便」。
アルバム全体のバランスをとるために重くなった（推測）……だけにしては、
あまりにも重たい要素が詰まりすぎていて、これまたなかなかの怪作だな、と。
ワタシがこの曲から「無意識に目をそらした」理由は、ハッキリしました（笑）。
ワタクシ、ビビリで「不安で不穏でコワイもの」が基本的にキライだから、
これからもこの曲が聴けない時ってのがあるかも……(^^;)。
けど、でも、「悩んで学んで」と同じように、折に触れ思い出すんだと思います。
無意識領域に深く刺さった曲は、何年経っても忘れることがありませんから……。
『イーガジャケジョロ』、各種評価は「混沌」「どん底（笑）」みたいな言葉を連ねていたけど、
「５人が全力出し切って怪作づくし」って意味で、ワタシの中ではベストアルバムだなぁ……。
その代表曲が「鳥の特急便」かも？ （演奏にただならぬ聴き応えがあるって意味で）
と、ムリヤリ結論めいたものをくっつけて、同曲に関する無駄口を終わりにします(^^;)。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: CD
※「鳥の特急便」についてクドクド書いた、関連記事。
・『イーガ...』、演奏者推測!? ……まず「この曲、ひょっとしたらワタシ苦手かも、と思い……
・「MOVIE27」重箱の隅２（デモ曲編） ……ここで、この曲の位置づけに気づき……
・「鳥の特急便」個人的感想 ……夢にまで出てきて……
・嫌よ嫌よも、好きのうち!?（コード探り編） ……当記事に至る、と(^^;)。
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