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NHK BSプレミアム「音楽熱帯夜」 [ ・奥田民生]

●遅ればせながら、2013年1月19日(土)深夜放送の番組の感想を。
視聴環境の都合上、自分の興味のあるところしか見てないので
非常にごく一部、好きなところだけについて(^^;)。

●同番組は、2012年10月20日開催イベント「SHINKIBA JUNCTION2012」のダイジェスト。
ご参考までに新聞のテレビ欄では「奥田ファミリー」との7文字だけ記載(笑)。
SPARKS GO GO(スパゴー)主催なのに、奥田ファミリーって……(^^;)。

曲によっては一部しか流れなかったし、MC部分もほとんどありませんでした。
放送の内容・曲目は、以下の通り。
(「NHKネットクラブ 番組詳細」より引用。記号・改行・字間を改変)
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★番組内容:「北海道出身の実力派3ピースバンド、SPARKS GO GOが、盟友・奥田民生と真心ブラザーズらと行ったライブイベントの模様を放送。ナビゲーター:大貫亜美

★演奏曲目:
・「ざまーない!」 SPARKS GO GO
・「音のない音」 奥田民生
・「ENDLESS SUMMER NUDE」 真心ブラザーズ
・「どか~ん」 真心ブラザーズ、八熊慎一
・「EVERYBODY SINGIN’ LOVE SONG」 真心ブラザーズ
・「拝啓、ジョン・レノン」 真心ブラザーズ
・「俺は知ってるぜ」 奥田民生
・「ルーシーはムーンフェイス」 奥田民、たちばな哲也、橘あつや (誤字ママ)
・「ロボッチ」 奥田民生
・「さすらい」 奥田民生
・「マシマロ」 奥田民生
・「アルドレア」 nicoten
・「FILTER」 UCARY&THE VALENTINE
・「CHUO FREE-WAY」 電大
・「NEW ROSE」 SPARKS GO GO
・「I Can’t Explain」 SPARKS GO GO、オカモトショウ、オカモトコウキ
・「LET’S ROCK」 SPARKS GO GO
・「SOMETHING WILD」 SPARKS GO GO
・「NORTH SEA ROAD」 SPARKS GO GO

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(引用、以上)


●感想。
ワタシはやっぱり、こういうナマモノっぽいライブこそ好きだわ~。

★真心の「どか~ん」が、曲の入りからテンポがメチャクチャ速かったのね。
それを誰かが歌いながら合いの手で「速いな!」とボヤいたりする。
そういう「その日の誰かの気分」が全面に出ていながら、
全員の息が合っている、そんなライブが大好きなのです。

「拝啓、ジョン・レノン」、一見ジョンの悪口みたいな歌詞だけど、
やっぱりYO-KING……じゃないや、スパ de SKYさんはジョンが大好きなんだね、
そんなこの曲も、昔から大好き。ライブバージョンが聞けてにんまり。

真心は桜井さ……いやTHE EARTHさんもコーラス・ギターが安定していて
最強の老舗デュオやね、との思い新たに。

★民生さんのソロは、エレキギターの弾き語り!
ブルース調の「マシマロ」には驚き&感動♪
一瞬、憂歌団を連想。あの音楽の楽しさを全身で教えてくれる木村さんを。
全然別の曲みたい、けど「マシマロ」だわ~。
民生さんもまた、天性の「ミュージさん」(by 川西さん)ですね~。

★電大。
いきなり新人扱いのインタビューから始まり、曲途中からのライブ映像(;_;)。
シンプル・イズ・ベスト、な活動の一端が垣間見られました。
演奏がカッコ良いけど、メンバーの押しはあくまでも「川西ボーカル」だそうな。

★スパゴー。
アルバム『THE BAND HAS NO NAME』しか知らなくて。
あとはユニコーンがらみのエピソードでお馴染みって感じで楽曲・演奏を知らず。ごめんなさい。

しかし息の長いバンドだけあって、ライブの魅力ってありますね。
オリジナル曲ではベースの八熊さん(ヤック)がメインボーカル。
ベースで旋律を弾きながら別の旋律を歌うっていうのはなかなか難しいこと。
個人的にはベースの名演奏っていうのは
ベーシストがベースに専念している場合に多いと思ってます。
(ビートルズにおいても、ポールのベース旋律が歌いまくっているのはもっぱら、
ポールがボーカルをとらないジョージ作品だと言われています。んで、事実そうだと思う)


それをオカモトズの二人が加わった「I Can’t Explain」であらためて実感。
何ですか、この演奏の「うねり」は! 素晴らしい!
こういうのを「グルーブ」って言うんだろう、とシロウトなりに思いました。

★最後の曲目「NORTH SEA ROAD」は、全員参加。
民生さんが笑いながら、思いっきり気を抜きながら、身体を横に揺らして踊るのがカワイイ。
んで、一瞬ソバにいるテッシーとアイコンタクトをとってるみたいに見えました。
ユニコーンとして出演したわけではないのだけど、ライブ終わりの曲では
何となく近くに固まっているユニコーン陣(^^)。
んで、EBIくんが演出の風船に夢中になってた(笑)。


●なんですかね~、濃い。音楽的に濃い感じのイベントに見えました。
個性とか音楽性とか、そういうものが前面に出ていて好ましい。

それと比較すると……比較する必要もないんだけど……
前回のユニコーンのツアー「...zzz」は、やっぱりちょっと別物かな。
仕掛けやら段取りの多い、ケレン味のある「ショー」部分に力が入りすぎていて。
それはそれでまた、楽しいものではあるんだけど……。

さいたまアリーナに観に行って、その翌日に収録があったDVDも見て、
結果、印象に残ったのが「いちじく」「メダカの格好」「テッシーの語り」部分だった……
ってのは、そこにワタクシの大好きな「ナマモノ感」がギッシリ詰まっていたからかと。

MOVIE23/ユニコーンツアー2011 ユニコーンがやって来る zzz...(初回生産限定盤) [DVD]




体力も経済力も乏しいので、ライブイベントにはなかなか足を運べず。
けど、そうしたホントにライブ感の強いイベントでユニコーンの真髄を味わってみたい……
もう大がかりな「アリーナコンサート」には行くまいよ、
そこにワタシの好みの「音楽」は、まず無いから……そんなことを思ったのでした。

好みの幅の狭い者のたわごとと思ってお読みいただければ幸いです。


●あ、そうそう。
「ナビゲーター・大貫亜美」による、「徹子の部屋」ならぬ「亜美子の部屋」が秀逸。
同じ事務所の大先輩(オヤジ)ミュージシャンに、亜美ちゃんがインタビュー。

それによると、民生さんはこのところますますお元気だそうで。
朝からカレーを食べるほど、よくお食べになっているそうで。
けど酔いが回るのが昔より早くて、亜美ちゃんは「老い」を感じて寂しいのだそうです(笑)。

なんかわからないなりに、「スパゴー・ファミリー」の雰囲気が垣間見られ、
楽しいトークだったのでした。
スパゴーの方が、ユニコーンより1年先輩だったのね。

そういえば、同番組では「地球三兄弟」の演奏はなかったな~。
なぜに??



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