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ユニコーン×2011年さいたまアリーナ(1日目だけ) [ ・ユニコーン関連]

※11/10/14、セットリストに沿って大幅に構成し直し&ライブ帰宅後すぐに打ったメモをチョコチョコ追加。

●ぜいたくにも昨日、たった1日だけ、ユニコーンのライブに参戦。
他のミュージシャンも含め、ライブ自体が3年ぶりくらい。

正直に申し上げます。

ワタクシが急にユニコーンライブに行きたくなったのは、
ホールツアーのセットリストを横目でチラッと見てしまったため。
「ケダモノの嵐」に入っている某マイナー曲&「ウルトラマイルド……」、「AGONY」が大好きで、
それがライブで聴けるとうっかり知ってしまって、どうしても行きたくなったのでした。
まさか、ホールツアーとアリーナツアーの間に『Z2』リリースがあって
それらの曲が置き換えられるとは思ってもいなかったから……(^^;)。

ということで、お目当てのほとんど(笑)は逃したものの、
ユニコーンの何たるかは肌で感じられ、満足した昨日……だったのでした。

思い出したことだけ、以下にメモしてみようかと思います。

これから初めてツアー参戦する方、もしくは12月のCS放送でライブを初めて見る予定の方は、以下はご覧にならない方がいいです。知らない方が、絶対におもしろいですから……!


ZII(初回生産限定盤)(DVD付)

ZII(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2011/08/31
  • メディア: CD







(ネタをバラしますので、激しく改行)









何せ、メガネの度が合っていないアラフォーが400レベル(って4階席?)から見聞きした光景、
思い違いが多々あるかと思います。眉に唾付けてご覧くださいませ。
記憶も曖昧ですので、まずは、思い出したことを羅列します。


・始まってすぐにメンバーが出てくるのかと思いきや、凝った映像がしばらくの間スクリーンに映し出されていた。しばしそれを観賞。

・そこからメンバー登場、息も継がせぬ勢いで怒濤の演出ラッシュ。あんぐり口を開けたまま、驚いてました。演出があまりに大がかりだったので、ディズニーのアトラクションを見てるような気がしてきた。これはただの音楽ライブじゃないぞ、と。で、ちょこっとしゃべるメンバーに笑う、と。

・誰が言ったか忘れたが、観客に向けて「さいたまーっ……から来た人ばかりじゃないよね、いろんなところから……」みたいな。

・何だったか、思いがけない曲で阿部さんがギターソロをとり、その周りを心配そうに他メンバーが取り囲む演出がありました。レコーディング映像でギターを弾いているのを見た覚えがなくて、キーボードが入っていない曲だった。ってことは「ハヴァナイスデー」でしょうか??? (違うかも、ゴメンナサイ)


【曲順に沿った感想】
※ライブ帰宅後とりあえずメモした内容を、追記。
自力で思い出せなかったセットリスト(^^;)は、
【ネタバレ上等】勤労板・ユニコーンライブ専用掲示板さんから拝借。


01:ライジングボール
02:頼みたいぜ
03:ハヴァナイスデー
・「故郷はさいたまっは~♪」

ここでMC?

04:手島いさむ物語
・でっかい「黒ヒゲ危機一髪」樽に剣が刺され、(確か)2本目でテッシーが飛び出す。テシフライ! 足を大きく前後に動かし、空中散歩。で、歌もギターソロもこなす。すごすぎる! うっかりテレビにネタをバラされてしまい知ってはいた。けど、目の当たりにすると「すごっ!(@_@)」の一言。こちらに歌やギターを堪能する余裕はなく、ただただ口あんぐりで「恐くないのかな~」と動作を見守るばかり(^^;)。

05:BLACKTIGER
・テシフライの驚きも覚めやらぬ間に、EBIさんも飛び出す! EBIさん、宙づりで声が出しにくそう。……と思っていたら、「東関道」が2回出てきた(^^;)。わぁっと歓声。宙づりの時は「おっかなビックリ」、腹から声が出ないような感じ。上から吊られて、しかもあんなに左右に振られたら恐かろうねぇ……。それでベースも弾かにゃならんのだから……!
・この曲の前奏「ドドドド、ドドドド……」ってベースを聴いていて、「BLACKTIGER」だと思うけど予想を裏切って「フーガ」が来たらオモロイよね……などと、余計な妄想が走っていたのでした。

06:WAO!
・2番のブレイク箇所は、ぶっきらぼうに荒っぽく全部言ってた……気がする。

07:Maybe Blue
・「Maybe Blue」の出だし、阿部さんピアノの手元がスクリーンに映って、確かオクターブ(?)で何か弾いてた。MCもなく何の曲か思い当たらず「?」と思っていたら同曲が始まったので、(演奏するって知ってはいたけど)「おおぉぉっ!」と盛り上がりました。隣の席の人は感極まって泣いていたなぁ。
・民生さんの声が変わりすぎて別物! 逆にEBIさんコーラスの声が変わらなさすぎる! もろもろのギャップの激しさに、同行者と顔を見合わせる。

宙づり後の弾き語り前だったか、EBIくんがブツブツとしゃべってた。「テッシーは(フライングに)慣れてるからね。(聞き取れず)……ずるいよね」みたいなことを。観客、笑う。

08:いちじく(EBI弾き語り+α)
09:水の戯れ -ランチャのテーマ- (EBI弾き語り+α)
(ここ一連については、あまりにも気に入ったので長々後述)。

10:レディオ体操
スクリーンにミュージックビデオが映っていた。阿部さん、レコーディング映像では苦労していたギターソロが、難なくちゃんとできていた! 素直に感嘆……というか、驚愕する。座ってアレだったのに、立ってここまで弾ける!? ギター巧くなりすぎ。※ビデオ映像とタイミングが合っていたということは……どうなってたんだ??  → 【DVD見て、追々記】 どうなっていたかはわかりませんが、CDとは全然テンポが違ってました~。

11:パパは金持ち
・最初、何が始まるかわからなかった。昔通りの前奏じゃなかったからだと思う。民生さんの声も、昔とは違う~(^^;)。しかたない。「いま再びやったら絶対に印象が変わる曲」を、あえて演奏すること自体がスバラシイでないの。型破りよね~。

・終盤、各メンバーの「ショウ」(ソロ回し)がステキ! CDとは違って、演奏が倍ぐらいずつ以上、長い。【追記】前半のテシ・EBI・阿部の順番は忘れたけど、ここばっかりはスクリーンを凝視(この順番でOKでした)。テッシーソロは複雑だった&400レベルではすっごい反響しまくっててフレーズの輪郭がわからなかった(;_;)。【DVD見て、追々記】わからないはずで、DVDを見たら音が歪んでいるうえにライトハンドをなさってますね!? ワタシが見たのとは日が違うんですけど。EBIソロは1フレーズは原曲通り、追加は聴いたことのないベースフレーズ。阿部さんがカッコよかった~! キーボードをアタタタ弾き(!?、両手でコードを高速叩き)など、ジャズミュージシャンのような弾き方をして、会場を沸かせる。グリッサンドもあったと思う。とにかく華やかで、客席が「きゃ~!」。これは、テレビ放送必見シーン! (もし放送されるなら)
んで、川西ショウ(ドラムソロ:うっとりしすぎて具体的なこと覚えていない ^^; )、奥田ショウ。奥田ショウは……パーカッションからのドラムソロ。次の曲に行きそうで行かない、ティンバレス音色のちょっと妙なパーカッションソロのあと(DVDには無かったので記憶違い?)、渾身のドラムソロ! えっ、すごいカッコイイ! あ、そろそろバテてきた。あれ? 終わり……?
 
と思ったところで再び「君達は天使」のパーカッションが始まった。しかし、EBIくんの雄叫びが……聞こえない?? と思ったら、黒ヒゲの樽からEBIくんが飛び出した! 下半身「EBIフライ状の衣装(?)」で!リハ時の川西さんの戯れ言 ^^; を、すぐ形にしたのね!!! すごい!) しかしEBIくんが樽から吊られて出てきたものの、歌いもしないし弾いてもいない。演奏、止まる。

「ちょっと、準備ができていない(^^;)」と、吊られたまま焦った風なEBIくん。何らかのミスでスタンバイができていないうちに曲が始まった模様。「どうする?」「じゃあ(民生? ドラム?)から!」的なやり取りのあと、いったん樽に引っ込むエビフライ(笑)。間髪を入れずにやり直し。やり取りを聞いてて「ドラムソロ(それも多分、民生さんの『君天』入りぐらい)からやり直しなんだな~」と思ったのに、あれ? 川西さんがソロやってるよ? 随分手前からやり直し。民生さんの渾身のドラムソロも最初から叩く羽目に! 1回目のソロが終わった時点で民生さん、「(疲れた~っ! でもやりきった~っ!)」って仕草をしてましたからね。まさか2回も叩くことになろうとは……。でも2回目もすごかった!

・民生さんソロ、パーカッションは、どこか音数が少なめで奇妙なパターンに感じられた。ドラムソロは一瞬ビートルズの「The End」前ドラムソロを思わすバスドラっぽい音の連打で始まる。少なくともその2箇所は、2回ともリズムがある程度同じだったような? 叩くパターン、決めてあったんですかね。まさか立ってドラムを叩いているのだとは、その場では気づきませんでした……。

で、やっと……2回目の「君天」前奏へ。
書いててだんだん、「君天」が「君たちは天ぷら」の略に見えてきた。EBI天……(^^;)。

12:君達は天使
・雄叫びとともにめでたくEBIくんが飛び出して歌うも、下半身EBIフライ姿は、さっき既に目撃済み。けど会場は概ね「2回目、大歓迎」、やんやの喝采……の空気だったような。原曲のカワイイ「奥井(現・岸谷)香」コーラスがオッサン声に変換されていることに大笑いしつつ、無事に曲終了。
・終わってから。民生さんが、明日もあるから体力の配分というものがあるのに……とボヤキ。EBIフライ(宙づり)が準備できていなかった、油で揚がっていなかった、みたいな話も。EBIさんが「油?」と言ったような気がします(違うかも)。

それから、ちょっと間があった……のかな? 覚えてないが、間がないと次の曲の準備ができないもんね。

13:メダカの格好
・「メダカの格好」のボーカル三人組の振り付け(?)に、これまた口あんぐり。レコーディングで肩組んで歌ったからって、それを再現して…… 二人三脚 ちゃうわ、三人四脚(!)までしなくても!(笑) 曲のリズムに合わせて一歩ずつ、右に行ったり左に行ったり。メダカの三人組、衣装がツナギだったこともあり、遠目には「人」という字が三つ……に見えた(^^;)。
三人組、左からEBIさん・川西さん・テッシー。サビでは 途中で立ち止まり、両端のEBI&テシが足を外に広げることになっていた……らしかったんだけど、EBIさんしかやっていなかった。2回目のサビ 2番でEBIさんがそれを指摘するかのような、こんな格好を見ました。「(足、足開いて!)」みたいなジェスチャー。(できるだけスクリーンでなく舞台上を見るようにしたかったんだけど、この辺になるとどっちを見ていたか覚えナシ ^^; )
    111008_メダカの格好.gif
・ドラムは民生さん。ピアノの阿部さんは、エンディングを考えるとギターを抱えて弾いていた……!? 三人組に気を取られ、見落とし。最後にピアノの所(?)に座って(?)ワウギターを弾いている阿部さんに気がついた。ワウギターの間に三人組が舞台左に退場するんだけど、一歩一歩に時間がかかるのでCDより長いこと後奏が鳴っていました。その間「阿部さん、ギターがうまいなぁ……」と思って聴いていました。そう今回、阿部さんがギターを弾く場面が、ものすごく多かったわ。曲が終わるや暗転して、三人組がサッとしゃがんで足をほどいていた……ように見えた。
この曲の前だったかなぁ。暗転して、ボソボソ話し声がしてて、「これ、雑談タイム?」って誰かが言ったの。 いや、「手島いさむ大百科」の前か? いや、「大百科」の前はアンコールで出てきたときだよなぁ……?? (覚えていないけど、構成上多分この曲でしょう。暗転している間に三人組は、しゃべりながら三人四脚の足を結んでいたんだわ、きっと。忙しすぎる~!)

14:ブルース(HIP-HOPアレンジ)
・冒頭、打ち込みの音が聞こえるけど、何の曲かわからず。甲殻類が出てきたけど、わからず(セットリストは、気になる曲以外は頭から消去しきっていたので)。「お弁当」の一言で、やっとブルースだとわかる。さすがリズム隊、ラップがノリノリ。サビだけはひっそりと甲殻類以外がハモって歌う。

15:さらばビッチ
・この辺りから、あらぬ疑念に取り憑かれてしまった(^^;)。テンポが一定すぎるような……?
・ラップを歌いながら、サビ直前になると走って楽器に戻る米粒二つ。超忙しそう。あんなに忙しい段取りで、本当に生楽器を演奏できているのだろうか? CDでは走り気味だったドラムが走っていなかったこともあって、なおのことリズム周りがどうなっているのか気になり始め……。「走っていなかった」のではない。こちらの気持ちが一緒に「走っていた」ため、気がつかなかった模様!

16:オレンジジュース
・火の玉。しか覚えていない(^^;)。舞台は青く暗かった。メンバーが見えないじゃん、と思った。

17:HELLO
・我を忘れて、曲に没入。没入しすぎて、あんまりちゃんと聞けていなかった……かも? 記憶がない。もったいないこと、このうえなし(;_;)。

18:Z LIFE
・阿部ギターソロとは逆に、「Z LIFE」で民生さんがキーボードの前に座り、「大丈夫なの?」と言わんばかりに皆が集まる場面も。「僕はキーボード、得意ですから!」と民生さん。実際は、確かブラスセクションを簡略化したフレーズを弾いておいでだったかと。
・「3,2,1,ゼーッ」は、会場全体が大合唱。ライブ向けの曲ね~♪

19:大迷惑
・ぼーっとしている間に、曲が始まった。この辺りも、もう大合唱。これだけの会場で客席みんなが歌えることに、すごいエネルギーと歴史を感じた。個人的には、「貫一・お宮」「ロミオ・ジュリエット」辺りにハラハラ(^^;)。何もなかったけどね。

20:デジタルスープ
・この曲で、違和感が増した。冒頭がCDやテレビ演奏と印象が同じすぎる気が……。単に、「それだけ演奏が正確だった」ってだけだとは思う。
しかしながら個人的に、「ああ、テレビで放送をするから、今日明日の二日分は、もしかしたらリズム隊がイヤーモニターからのペースメーカーに合わせて演奏しているかも!?」と、あらぬ方へ考えが……。←残念な人だ。ライブ全編、上物(うわもの:ギターやらキーボードやら)からはそんな印象はさほど受けなかった。たとえリズム隊が「クリック」に合わせていたとしても、それに上物がピッタリと合わせる、あるいは曲終わりのテンポを徐々に落とすのは、至難の業。だから多分ワタシの勘違いだろう……と思~ぅ~完全にワタクシの勘違い、でした~。CDとはテンポが違う。川西さんは緩急のついたドラマーだ!

※この辺の「シリアスモード」の曲終わり、ワタシは毎度スクリーンを見てた……ことを思い出した。
曲が終わるとき、「ジャ~~~~~ン」って音を延ばしてからドラムが「ダンッ♪」って締めるでしょ。
その最後の、川西さんの左手がスパン! と高く上がるポーズが、いちいちかっこよすぎて♪


一旦引っ込んだメンバー。アンコールの拍手、まばら。どうせ出てくるとわかっているから? 400レベルから必死にアンコール拍手を続ける。届かない~。まばらなのではなく、400レベルには下の階の拍手はよく聞こえていなかったみたい! 音のズレも大きすぎて、拍手がそろわないのだね! 
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アンコールで、青いツアーグッズTシャツに着替えたテッシー以外のメンバーが再登場。舞台の左隅にかたまって座る。何? 何? と思う間もなく、DJブースを抱えたテッシー登場(参照画像:田沼さんブログ2011年10月8日付)。

21:手島いさむ大百科
・重そうなDJブースを抱えて、右手からテッシー登場。しゃべれと言われてもCDの再現は無理なので、お手紙を……メールをいただいています。……と、メール(?)の質問に答えていく形式。まぁ、テッシーしゃべるわ、しゃべるわ! 歩きながら、スラスラと。
・デート(もしくはドライブ?)だったらどこに行くか(?)と尋ねられ、「お台場ですかね、あとディズニー、ね」みたいなことをおっしゃってたなぁ。
・歌に合いの手も入れる。実にいいタイミングで! 「男は、男は……」って歌が始まると「男はっ!?」。歌詞に合わせて「背中でね」と言いつつ、振り返りガニ股で背中を見せ。お酒は「水だけねっ、いや云々……」。DJブースを持ち上げて舞台端までチョコチョコ進み、「これね、重いんですよ」「休んでるわけじゃないんだからね」などなど、ナイスタイミングでひたすらしゃべり続けた。一連の流れ、立派に芸として完成されていました(^^)。お見事!

22:SAMURAI 5
・「オーオーオー」で、会場中が一体になっていた。アリーナも200レベルも、実に大勢が旗を振っていて、上から見たら壮観でした。間奏では、阿部「あいつが言ったんだ」→民生(低い声で)「何てった?」を2,3回繰り返して、曲が再開したんじゃなかったか。阿部ショーがあろうがなかろうが、思った以上にライブ向けの作品。一体感を味わえ楽しかった。
・スクリーンにミュージックビデオがそのまま映っていた。ん!? ってことはCD通りのテンポじゃないと合わないじゃん!? 最後の5人高速旗振りシーンまで見た覚えがあるよ……。でもそしたら、ブレイクのところではどうなっていたんだろう……???
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再び引っ込んだメンバー。これまたアンコール拍手がまばら。

出てきて……なんかしゃべって……舞台袖の方に「どういう段取り?」と民生さんが問いかけ。見ると左手から阿部さんが……いや「濡れアンパンマン(?)」が、「ぜぇ、ぜぇ……」と出てきたのでした。なんかお面が右手から吊られて出てきてたなぁ。このアンパンマン(パターン)が完成形だ、でもテレビ放送時はモザイクが必要……と、大人の事情をにおわせて客席を笑わせていました。

23:晴天ナリ
・始まったとき、何の曲かわからなかった。わかっても、もはや生演奏かどうかが気になってて頭に入っていない。「裸の太陽」がこの後に来るんじゃないか……という、セットリストを記憶しなかったがための見当外れな個人的期待で、頭が一杯だったせいもあるかも(^^;)。

退場BGM:ぶたぶた
・各種サイトで「退場時のBGMは『ぶたぶた』」と書いてあったのは事前に見ていた。どういう意味? と記憶から消去できずにいたんだけど。アンコールで軽装になったユニコーンの皆さんが、ツアーグッズの旗を振り振り、ステージ上を隅々行進してくださるのですね。船型ステージセットの船首から船尾、2階部分(?)も階段を上って。船の、向かって右手の端にたどり着いたところでBGM歌詞が「こちょ、こちょ、こちょ……」になり、旗で互いをくすぐり合ってしゃがみ込むオッサマたち5人。かわいらしすぎるでしょう(笑)。2階、「黒ヒゲ」樽の上に来たところで、樽の中に旗を投げ入れ、ほどなく退場していかれました。

・退場後、すぐに客席に明かりがついた。舞台上の小スクリーン二つには、さりげなく「Time for Action!」のロゴが(「東日本大震災復興祭2011~子供たちの未来のために~」にも出演するもんね、ユニコーン)。追い出しの音楽は、ビートルズの「Good Night」。リンゴ・スターの歌声が優しくて、個人的に嬉しくなりました。

・あ、シャベリは全般的に、誕生日ネタが多かったかな。今日はEBIさんが誕生日直後だとか、いや10月2日(6日前)だよ! とか。川西さんがもうじき52歳(!!)だ、とか。そのたびに観客、拍手。
民生さんはEBIさんが誕生日を迎えるのが待ち遠しかった、なぜなら一人先に46歳になってしまったのが寂しいから(!)とか。学年のことはいつまでも気になる、と民生さんは言っていた。


……など、細かいネタがどうしたこうしたは、他のサイトに譲りましょう。思い出したら追記。
とにかくあまり見えていなかったし、遠い席ゆえ、細かいやり取りにはついて行けなかった(^^;)。


【個人的に印象が強かったこと】
以下に、久し振りの大会場ライブの感想&音やボーカルの印象を。

・さいたまスーパーアリーナは、初めて。
ジョージ・ハリスン&エリック・クラプトンを東京ドーム3階席で聴いたとき、
音は遅れるわ、ジョージは米粒大だわ……だったので、今回も期待せず。

400レベル、前を遮る物が何もなく見晴らしが良くて、何万人だかの客席全体が見えるのは非常に面白かった。けど、音がやっぱり遅れてました(^^;)。スクリーンの川西さんとは音が合っていたのに、ステージ上の米粒・川西さんの動きは、微妙に先を行っていました(;_;)。スクリーンは遅れた音に合う映像を流してくれていた……のかな!? だってスクリーンを見る人は、舞台が直で見えない、遅れた音を聴く遠方席の人だから……!? でも「ビデオを見に来た」感じになるのは嫌で、できるだけ舞台上を見てました。……おかげで細かいことはほとんど、わからなかった(笑)。

エレキギターの音は、反響しまくっているのか、もつれた糸のように絡まって聞こえた(4階席だからか、一音一音がくっきり聞こえる状態ではなかった)。席がよくなくてもつれて聞こえはしたけど、「CDと違うフレーズ、生で今この瞬間に出ている音だな」って場面は多々ありました(こういうのが、ワタクシ好物♪)。ベースは、もう少しよく聞こえたかな。キーボードは……「Maybe Blue」のピアノと、阿部ショウ(「君達は天使」のソロ)、「デジタルスープ」、「HELLO」の時が、とりわけ印象的だった。一番よく聞こえた楽器が、川西ドラム。スパーン、と。よく聞こえ続けてた。

自称「ハモリ倶楽部」部員としては、ハモリもとても気にかかる。2曲目の「頼みたいぜ」で、EBIさんの声がとてもよく聞こえて三声コーラスになっていたので、大満足(^^)。テッシーの ハモリ ユニゾンも「パパは金持ち」で聴けたけど、民生さんがどこかのインタビューで言ったとおり、「歌、うまいんじゃん」の一言。ただラジオ番組や雑誌で「本番に弱い」とメンバーに言われてたような?? だからテレビ番組の音響ではボリュームをしぼられちゃう……の?? もったいない。

メインのボーカルは、ですねぇ。民生さんが、出だしは「やや」かすれて聞こえたかな。阿部さんも。←「SAMURAI5」の前に「ぜぇ、ぜぇ……」って、風邪をひいた設定だったんだけど、「ゼーット!」の前振りだったので、本当に風邪だったのかどうかは不明。まぁ、最初の方のMCで(多分)阿部さんが「久し振りだから……」みたいなことを言っていたので、そんな感じだったのでしょうねぇ。テッシーは上記の通り、しっかり声出てました。EBIさんは、宙づりと地べたの差が激しかった。無理もない。足が踏ん張れないのに声が出ているテッシーの方が、驚き(^^)。


・ここで今回ワタクシが一番ハマった「いちじく」周辺の話をしましょう。←そ、そこ!? Σ(゚д゚;)))
だって、事前の詳細情報入手を極力我慢した結果、一番ビックリした箇所だったから。

なにせ、トリでもおかしくない「ライジングボール」、ノリノリの「頼みたいぜ」、懐かしの「ハヴァナイスデー」、テシフライの「手島いさむ物語」、EBIフライの「BLACKTIGER」、シングルカット「WAO!」、サプライズの「Maybe Blue」……と大物が続いて会場が「わーっ」と沸き立ったあとでの、EBIさん弾き語りですからね。

EBIさんは「テッシーずるい」とボヤいたあと、(実はヒソカに期待していた)フットポンプ音もパンチバッグも、他のメンバーすらなしに、中央に座ってフォークギター1本で「いちじく」を歌い始めた。「ひとり股EBI」、どうなるのかと思いましたよ。EBIさんギターのキレの良さに感動しつつも、これまでの「大仕掛け&ビックリ満載」とのギャップに戸惑い気味になってきたころ、怪しげなご一行がEBIさんの後ろに! 遠目には4人がカホーンをお腹に抱えて叩きながら歩いてきたように見えた。それが実は段ボールのお手製パーカッションだったと、弾き語り後に種明かしが!

んで、段ボールご一行は他にもう一つずつ(?)何かを演奏していたんですね。川西さんは大太鼓用のバチで叩いていた? テッシーは小さなシェイカー持参。阿部さんは口に何かをくわえていたから、口琴? わかんない。民生さんは段ボールに小さなシンバル型の鉦を取り付けて。大道芸かというような一団に、客席ザワザワ。そこへ、良きタイミングで民生さんの鉦が「チーン」と入ったりするものだから、笑う曲ではないのに笑いが止まらない! ワタクシは「たま」を思い出してしまいました。アコースティックで手作り感が満載だという意味で。

EBI弾き語り+段ボール隊は、「いちじく」から多分すぐに次の「水の戯れ -ランチャのテーマ-」に入った……ような気がする。この曲を作者本人が歌っているのが聴けた~! 切な~! 楽しい曲調なのに、切なすぎる~! 本人が歌うから、なおのこと~! CD『シャンブル』で民生ボーカルの時は、カワイイくてシュールな曲♪ で終わっていたんだけど……。EBIちゃんご本人のアコースティック弾き語りで聴くと、あらためて、すんごく味わいのあるいい曲だったのね~! と感動。
EBIさんがボーカルということは、ハモリの高音は民生さんだったわけ? すさまじい高音、ちゃんと入っていました。こちらがちゃんと見聞きしていなかっただけで、まさかサビだけパートが入れ替わっていた……なんてこと、ないよね? どちらにしても民生さん、七色の声です。(いや、記憶違い!? 脳内で勝手に補完していたかも……!? 記憶アヤフヤ) ← 民生さん、歌ってました! すごい高音! 感動!

曲が終わってから 多分「いちじく」が終わってから、ひとしきりおしゃべり。民生さんが「俺らは要らなかった?」みたいなことをEBIさんに聞き、EBIさんは心強かった旨を返答。誰かが「鉦がお盆チック」とか言ってたなぁ。で、段ボール製であること、段ボールに「天然水」とロゴが入っているからモザイクかけないと放送できない、などの雑談をしばし。


・もう一つ、強く印象に残ったのが、「手島いさむ大百科」。全部は覚えていないけど、重要事項が判明(!?)。しゃべりながらテッシー、あることに気がつく。デビューが「87年、1900年代のね」(早口テッシー、注釈が細かい ^^; )。で、解散が1993年。ということは(と指折り数えて)「7年ですよ」。で、「せんきゅう年」(広島なまりで頭にアクセント)に再結成して3年目で……「今年は10周年ですよ」と。会場、どよめいて拍手。曲が終わってからでしょうねぇ、「それって……10周年って言わないんじゃないの? だって(スタッフも)誰も言ってないし、テッシーが今初めて気づいたくらいのもん(思いつきレベル)だし……」と、異議を唱える民生さん。そのあと民生さんが「(ユニコーンは)そんなに(実質、みんなが思っているほど長くは)やってないんですよ」的なことをおっしゃった気がする。  → 正しくは何周年なのか、別記事にて厳密に数えてみました(^^;)。


……振り返ってみて一番印象的だったのが「いちじく」と「手島いさむ大百科」って……そんなライブ感想あり!? と我ながら思う。キワモノ中のキワモノ、大曲・名曲ではないじゃない? ……でも、一番「ライブ感」があったような気がしたのですよ(^^)。

スパーンと響くドラムの音をずっと聴いているうち、楽曲のテンポが安定しすぎているような気がしてしまい。「レディオ体操」でのツインギターソロ、ソツがなさすぎたように聞こえ。「デジタルスープ」の前奏が、CDやカラオケ演奏時と同じように感じられてしまった……。
それを「それだけ力があるユニコーン♪」と捉えられたらよかったんだけど、もしくは「それだっていいじゃん♪」と気にしなきゃよかったんだけど。
映像で生演奏を見ていると感じる、「あ、このライブは走り気味ね」「この曲は今回はモタッているのね」みたいな「その日の演奏の個性」を感じる気持ちの余裕が、ワタクシにまったくなかった! 自分が舞い上がりすぎて、キチンと冷静には聴けてなかったのでしょう、きっと(^^;)。結果、後半のシリアスモード全般、余計な考えに気を取られてしっかりと味わいきれなかった感が残る。……もったいないことしたぁ……。
ワタクシ個人的にユニコーンというバンドを初めて見に行ったものだから、正直どこを見聞きしたらいいのかわからなくなっちゃってたかもね。あんまり大会場すぎて&大がかりな演出に目を奪われすぎて&聴きどころが多すぎて。
飛び込んでくる情報が多すぎて、彼らの「音楽」そのものをつかみ損ねた(^^;)のかもしれません。


【総合的な感想】

冒頭述べたように、ホールツアー演奏リストで目当てだった曲(「AGONY」とか「ウルトラマイルド スーパーヘブン」とか「裸の太陽」とか)が聞けなかったためか、「あれ、これでおしまい!?」って、個人的に拍子抜け感もあったかも。もしホールツアーのDVDが出たら、きっと買うなぁ……でもアリーナでの新曲演奏がメインだろうから、ホール演奏曲は入らないだろうなぁ……(^^;)。
EBIフライ前などの「目に見える段取りミス」が目立ったと、もっぱらの噂。けど楽曲自体は非常に整然としていたように感じられた、「あっさりライブ」でした。もう一度、ライブ聞き直したいなぁ(CS見られなくて残念)。あるいはもし今度参戦のチャンスがあったら、仕掛けの少ない音楽真っ向勝負のライブを、聴いてみたいなぁ……(イベントじゃないと無理かなぁ……)。
ワタクシごと、終演後にいつまでも頭の中で鳴り続けていたのが「メダカの格好」(それも会場で聴いた、ちょっとボワッと広がった音)だったという…。やっぱ「名曲嫌い&キワモノ好き」なのか?(^^;)

世代の近いモノとしては、あれだけ体力を使う演出の連続、よくもつなぁ! と、働く男たちに励まされたところもあります。民生さんの「Maybe Blue」「パパは金持ち」、ボーカルのあまりの変わりように、しみじみと年月の移ろいを実感させられたり、ね。「パパは金持ち」って設定が、既に完全に合わないもんね。むしろ「パパ」側の世代だもんね。あれやらこれやら、個人的には勝手にいろいろ考えさせられたライブでした。


長くなっちゃった。これでも、いろいろ端折っています。
当ページは主観的・個人的な印象しか書きませんでしたので、
順を追って「ネタ」を把握したい方には以下をオススメいたします♪

 ちゃんと順を追ったライブレポート:
 ・にせまにあ日記ハイパー
 ・K’s今日の1曲

記憶も曖昧な乱文にここまでおつき合いくださり、ありがとうございました。
<m(_ _)m>



【注釈】 本来、舞台の話を書くときは「下手(しもて)」「上手(かみて)」と表現をするものです。が、「下手(へた)」「上手(じょうず)」との読み分け・書き分けや説明が面倒くさかったので、(向かって)「左」「右」で表示しております。正しくは「下手(しもて)」が「舞台向かって左の方」、「上手(かみて)」が「舞台向かって右の方」です。上手と書いて「うわて」って読みもあるね。シロウトが下手(へた)に使うと混乱するね(^^;)。


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