『Z』初回限定DVD感想(3) [ ・ユニコーン関連]
●『ZII(初回生産限定盤)(DVD付)』発売前哨戦!? ということで、
久し振りに『Z(初回生産限定盤)(DVD付)』の付属DVDを見た話の、続き。
この映像のライブ編(以下、「ライブ」)、ユニコーンメンバー間の愛(笑)が確認できて、
あらためて「ステキ♪」と思ったので、その印象をば以下に。
(軽く改行)
●このライブ、『MOVIE12/UNICORN TOUR 2009 蘇える勤労 [DVD]』みたいな、
正規の映像商品と比べると、いい意味でgdgd(グダグダ)。
短いイベントライブだから、ほぼノーカットなんでしょうか。
それゆえの見どころが満載であったことに、今さらながら気づいた次第。
【関連記事】
『Z』初回限定DVD感想(1)
『Z』初回限定DVD感想(2)
順不同で列挙するなら、以下のようなシーンが個人的にウレシイ(笑)。(敬称略)
・ノリノリのテッシー
「曲の、よき区切り」や民生ギターソロの終わり頃に右手を振り上げる。
川西ドラムと目を合わせているシーンもあった。
「裸の太陽」の阿部ギターソロ(以下、阿部ソロ)のあと、阿部に目をやる。
・よく笑うEBI
民生アドリブ、川西ずっこけ、阿部ムチャぶりに対してかなりウケていた。
誰かがミスした時だったか、演奏中にもかからわず後ろにのけぞって全身で笑ってた(^^)。
そして阿部ソロの時は……なんと、阿部の立ち位置に歩み寄ってベース演奏。
画面上では阿部&EBIのギターネックが平行に映っている。
「ああEBIさん、普段と違う楽器に挑む阿部さんのこと、気遣っているのね」
んで、阿部ソロ直後のコーラス時に、マイク場所まで慌てて駆けつける(笑)。
・笑いもするが目配りもする民生
反応が速いのはもちろん、喜怒哀楽の隠せない方だ(笑)。
その時々に起こったgdgdな事項に、結構な大笑いをなさっている。
阿部のムチャぶりに慌てふためくさまも、いと可愛。
この方の阿部ソロ対応は……ソロが始まるや、何と観客にお尻を向けて(笑)
阿部に向き合ってじっと見ておられました(短時間だけどね)。
阿部ソロ以外にも、いつも川西さん・テッシーの難所を見守っている印象。
EBIさんには『シャンブル【初回生産限定盤】』レコーディング映像で散々目配り(笑)。
・相変わらずカメラ目線の川西(笑)
すごいねぇ、スティックでカメラを指している間は、
片手で両手分のシンバルとスネアを叩いておいでだ!
阿部ソロの時は、カメラの方も見たけど、阿部の方も見ていた。
・そして皆に見守られる阿部……
キーボーディストなので、呼吸をするように無造作に……
というわけにはいかないけれど、顔も上げずに真剣に阿部ソロをこなしておいででした。
ギタリストの作ったギターソロフレーズをキーボーディストがギターで弾き、
作ったギタリストはタンバリンに回る……その意味は「へなちょこ」にはよくわからない(笑)。
何が言いたかったかというと。
阿部ソロの時に(テッシーは映っていないから厳密にはわからないけど)
ほぼ全員が、阿部さんをあたたかく見守っていたことがわかり、
メンバー間の「お互いへの気遣い」に感動したのでありました。
解散前の映像では、こういうの、あまり印象に残っていないような?
唯一覚えているのは、『MOVIE2~UNICORN WORLD TOUR 1989 服部 [DVD]』か何か(違ったらゴメンナサイ)。歌に集中しすぎて危ない場所に進んでしまった民生さんを、「頼れる兄さん」だったテッシーが服をつかんで後ろに引っ張り、危機一髪で難を逃れたこと……くらい。あのころは、民生さんはまだ「無鉄砲な若造」風だったのぅ……(笑)。
●話は戻って、『Z』付属……ライブ。
よく考えたらワタクシ、川西ドラムの「与える男」は初めてだわ~!
再結成後のライブには行っていないからね。
解散前、「しーたか」さんが叩くライブ映像は二パターン見ているし、
民生ソロでの「客席が異様だった同曲」も生で聴いているけど(関連記事1&2)。
……と思って聞くと、これまで聴いたどのライブバージョンよりも
素敵に聞こえてしまうのでした。メンバー間、および客席に一体感があって。
「叩くべき人が叩いている」んじゃけんね。ステキ。
そうこう思っているうちに、問題作「SMA」ですよ。
もうねぇ……阿部さんのムチャぶりは、ジャズっぽいよね。
インプロビゼーション(即興)という意味で。ただし、しゃべりが長いけど(笑)。
台本もないのに、なんてよくできたコントだろう! と思わされる。
個人的にピー音のくだりは鬱陶しくてキライ(^^;)。ホントを言うとね、音楽的な「何が出てくるかわからない」即興が好きだから、そーゆーのをもっともっと聴いてみたい……。
この曲を演奏すると決まるや、仁王立ちになる民&テシの相似形。
川西さんと打ち合わせたあと、同じタイミングでクルッと振り向く阿部&民の仲良し二人組。
息が合っているね~。(!?)
テッシーの声に最もすごみが出る作品(笑)でもあるよね。
●……そんなコントまみれ(?)のライブのなか、
真剣に取り組んでいるのが、元リーダー川西さん。
阿部さんがいきなりその場で編曲して叩き方を指示するという
ムチャぶりをしない限り(笑)、ガッチリ決めてくれる。
他のメンバーの言動によく通る声で「ガハハ」と笑ったりはするけど、
ライブ全編を通して、遊びと言えば「カメラ目線」と「自分の歌」のときくらい?
阿部が予定外の演奏中断をさせたときも、すぐ曲に入れるよう、
後ろでスティックを空振りさせてリズムを取っている。
基本的に演奏に対してとても真摯で真面目……だと思う。
それでいいのです♪
川西さんが盤石の構えで、揺らがないでしっかり居てくれるからこそ、
他のメンバーは自由にふざけたり笑ったり壊したり(笑)できるわけで。
ホントに大黒柱だなぁ、川西さん。
……そんなことを感じて、感激したりもしたのでした。
正規のライブ映像に比べると、荒く見えるかもしれない。
けど、こういう綻びの多いライブこそが、伝説になったりするものです。
ビートルズだって、マニアの間では「来日公演でマイクがクルクル回って困るポール・マッカートニー」が好きって人もいるもんです。「そんなトラブルの中でも、よくやった!」って。
ということで、最近はこのライブ映像がお気に入り♪
久し振りに『Z(初回生産限定盤)(DVD付)』の付属DVDを見た話の、続き。
この映像のライブ編(以下、「ライブ」)、ユニコーンメンバー間の愛(笑)が確認できて、
あらためて「ステキ♪」と思ったので、その印象をば以下に。
(軽く改行)
●このライブ、『MOVIE12/UNICORN TOUR 2009 蘇える勤労 [DVD]』みたいな、
正規の映像商品と比べると、いい意味でgdgd(グダグダ)。
短いイベントライブだから、ほぼノーカットなんでしょうか。
それゆえの見どころが満載であったことに、今さらながら気づいた次第。
【関連記事】
『Z』初回限定DVD感想(1)
『Z』初回限定DVD感想(2)
順不同で列挙するなら、以下のようなシーンが個人的にウレシイ(笑)。(敬称略)
・ノリノリのテッシー
「曲の、よき区切り」や民生ギターソロの終わり頃に右手を振り上げる。
川西ドラムと目を合わせているシーンもあった。
「裸の太陽」の阿部ギターソロ(以下、阿部ソロ)のあと、阿部に目をやる。
・よく笑うEBI
民生アドリブ、川西ずっこけ、阿部ムチャぶりに対してかなりウケていた。
誰かがミスした時だったか、演奏中にもかからわず後ろにのけぞって全身で笑ってた(^^)。
そして阿部ソロの時は……なんと、阿部の立ち位置に歩み寄ってベース演奏。
画面上では阿部&EBIのギターネックが平行に映っている。
「ああEBIさん、普段と違う楽器に挑む阿部さんのこと、気遣っているのね」
んで、阿部ソロ直後のコーラス時に、マイク場所まで慌てて駆けつける(笑)。
・笑いもするが目配りもする民生
反応が速いのはもちろん、喜怒哀楽の隠せない方だ(笑)。
その時々に起こったgdgdな事項に、結構な大笑いをなさっている。
阿部のムチャぶりに慌てふためくさまも、いと可愛。
この方の阿部ソロ対応は……ソロが始まるや、何と観客にお尻を向けて(笑)
阿部に向き合ってじっと見ておられました(短時間だけどね)。
阿部ソロ以外にも、いつも川西さん・テッシーの難所を見守っている印象。
EBIさんには『シャンブル【初回生産限定盤】』レコーディング映像で散々目配り(笑)。
・相変わらずカメラ目線の川西(笑)
すごいねぇ、スティックでカメラを指している間は、
片手で両手分のシンバルとスネアを叩いておいでだ!
阿部ソロの時は、カメラの方も見たけど、阿部の方も見ていた。
・そして皆に見守られる阿部……
キーボーディストなので、呼吸をするように無造作に……
というわけにはいかないけれど、顔も上げずに真剣に阿部ソロをこなしておいででした。
ギタリストの作ったギターソロフレーズをキーボーディストがギターで弾き、
作ったギタリストはタンバリンに回る……その意味は「へなちょこ」にはよくわからない(笑)。
何が言いたかったかというと。
阿部ソロの時に(テッシーは映っていないから厳密にはわからないけど)
ほぼ全員が、阿部さんをあたたかく見守っていたことがわかり、
メンバー間の「お互いへの気遣い」に感動したのでありました。
解散前の映像では、こういうの、あまり印象に残っていないような?
唯一覚えているのは、『MOVIE2~UNICORN WORLD TOUR 1989 服部 [DVD]』か何か(違ったらゴメンナサイ)。歌に集中しすぎて危ない場所に進んでしまった民生さんを、「頼れる兄さん」だったテッシーが服をつかんで後ろに引っ張り、危機一髪で難を逃れたこと……くらい。あのころは、民生さんはまだ「無鉄砲な若造」風だったのぅ……(笑)。
●話は戻って、『Z』付属……ライブ。
よく考えたらワタクシ、川西ドラムの「与える男」は初めてだわ~!
再結成後のライブには行っていないからね。
解散前、「しーたか」さんが叩くライブ映像は二パターン見ているし、
民生ソロでの「客席が異様だった同曲」も生で聴いているけど(関連記事1&2)。
……と思って聞くと、これまで聴いたどのライブバージョンよりも
素敵に聞こえてしまうのでした。メンバー間、および客席に一体感があって。
「叩くべき人が叩いている」んじゃけんね。ステキ。
そうこう思っているうちに、問題作「SMA」ですよ。
もうねぇ……阿部さんのムチャぶりは、ジャズっぽいよね。
インプロビゼーション(即興)という意味で。ただし、しゃべりが長いけど(笑)。
台本もないのに、なんてよくできたコントだろう! と思わされる。
個人的にピー音のくだりは鬱陶しくてキライ(^^;)。ホントを言うとね、音楽的な「何が出てくるかわからない」即興が好きだから、そーゆーのをもっともっと聴いてみたい……。
この曲を演奏すると決まるや、仁王立ちになる民&テシの相似形。
川西さんと打ち合わせたあと、同じタイミングでクルッと振り向く阿部&民の仲良し二人組。
息が合っているね~。(!?)
テッシーの声に最もすごみが出る作品(笑)でもあるよね。
●……そんなコントまみれ(?)のライブのなか、
真剣に取り組んでいるのが、元リーダー川西さん。
阿部さんがいきなりその場で編曲して叩き方を指示するという
ムチャぶりをしない限り(笑)、ガッチリ決めてくれる。
他のメンバーの言動によく通る声で「ガハハ」と笑ったりはするけど、
ライブ全編を通して、遊びと言えば「カメラ目線」と「自分の歌」のときくらい?
阿部が予定外の演奏中断をさせたときも、すぐ曲に入れるよう、
後ろでスティックを空振りさせてリズムを取っている。
基本的に演奏に対してとても真摯で真面目……だと思う。
それでいいのです♪
川西さんが盤石の構えで、揺らがないでしっかり居てくれるからこそ、
他のメンバーは自由にふざけたり笑ったり壊したり(笑)できるわけで。
ホントに大黒柱だなぁ、川西さん。
……そんなことを感じて、感激したりもしたのでした。
正規のライブ映像に比べると、荒く見えるかもしれない。
けど、こういう綻びの多いライブこそが、伝説になったりするものです。
ビートルズだって、マニアの間では「来日公演でマイクがクルクル回って困るポール・マッカートニー」が好きって人もいるもんです。「そんなトラブルの中でも、よくやった!」って。
ということで、最近はこのライブ映像がお気に入り♪
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