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Buddy Guyさん? [ ・Charさんと「Smoky」と]

●テレビでたまたま、「モントルー・ジャズ・フェスティバル2008」っちゅうのをチラッとだけ拝見。
色黒の渋いオジサンが、ギターを弾きながら歌っていた。
テロップに「Buddy Guy」とあった。

聞く。
夜も深いので、何を歌ってたかは忘れた(スタンダード曲だった)。
でも、とても「味わい」があって素敵だった。

新聞のテレビ欄に「ジャズ」とあったけど、これ、ジャズかぁ~?
超ハイテクなキーボードソロが長い辺りは、ジャズっぽい。
けどオジサンのギターと歌が入ると、ロックバラードだと言われても不思議ないような。
もう、ロックだのジャズだのとジャンル分けすること自体が
無意味なことだな……と思えてくる。

知らない音楽でカッコイイ音楽、スンゴイいろいろあるんだろうな~。
「流行かどうか」じゃなくて本物の音楽、たくさん知りたくなってきた……。

ベスト・オブ・バディ・ガイ~Silvertone Years

ベスト・オブ・バディ・ガイ~Silvertone Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2011/07/27
  • メディア: CD
※Buddy Guyについては → Wikipedia


●スミマセン、率直な感想。

このところテレビで海外ミュージシャンの演奏を見聞するたびに思う。
「……いまの日本の音楽市場って、全体的に音楽のレベルはそう高くないよね???」

海外ミュージシャンの歌う英語は、たいていワタシには聞き取れない(^^;)。
ライブシーンの抜粋しか見ていないので、キャラなんかわからない。
本国でのウケも全然わからない。

でも音楽そのものの迫力が、耳を引きつける。
歌心、迫力、高技術、熟練の完璧な間合い……素晴らしい。
たいていその人たちは、呼吸をするかのように軽々と歌い、演奏している。
途中でチャンネルが変えられない。圧倒される。

そういう気持ち、日本の「大ヒット」ミュージシャンが出ている番組では
あんまり起きないんだよね……(^^;)
日本語の歌の場合は、歌詞の意味がわかってしまうから
音楽そのもの「だけ」を楽しむのに邪魔になってしまう……というハンディはあるとしても。

上原ひろみさんと矢野顕子さんの音楽には、
そういうビビッと走るような衝撃を覚えるのだけど……。
ワタクシのストライクゾーンが、狭すぎるんでしょうか(^^;)。


Buddy Guyさんみたいな、矢野顕子さんみたいな、奥田民生さんみたいな、
人の曲やスタンダード曲を自分のものにしてしまう手練れの表現、
もっと見聞きしやすかったらいいのになぁ……。

「ライブオンリー」とか「深夜テレビオンリー」とかでなくてさ。
突然注目されて「運良く売れた」人ばかりしかテレビで見られないってんでなくてさ。
古今東西のいい音楽を教えてくれる音楽番組、あったらいいなぁ。
アタシが知らないだけかしら?
ちょっと前に八嶋智人さんがDJをしていた音楽番組、古くてもカッコイイ音楽をザッと紹介してくれて
結構おもしろかったんだけど……終わっちゃったんだよねぇ。残念。



【11/08/14、追記】
じちょー 田沼功の並じゃねぇ ブログ」にて、四人の侍イベントが終わったことを知る。
以下、同ブログより引用。
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一夜限りのスペシャルライヴ。
山崎まさよしさんはギターに徹し、CHARさん、斎藤和義さん、OTはギターにベースにドラムと目まぐるしく入れ替わってのプレイ。
一番の見せ場は、美しいハーモニー。
とてもプロフェッショナルなステージでした。

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いいなぁ、聴きたかったなぁ……というのもあるんだけど、それだけじゃない。

上記の「四人の侍」って、日本ではトップレベルのミュージシャンの集まり。
これだけの顔ぶれがそろうなんて、なかなかないことじゃない?
ところが海外のイベントやジャズフェスティバルの映像を時々チラッと見ると、
上記レベルの実力者が集まったかのようなバンドが、ゴロゴロいるのよ。

……なんか……日本の音楽市場(テレビで見聞きできる範囲)と
海外のそれとは、明らかにレベルが違うね? 
日本の音楽番組で聴ける「ヒット曲」って、なんかこう……
シロウトのワタシでも指摘したくなるような「ツッコミどころ」というか
スキがあるよね? ……そんなことを感じるのでございます。
一種の「欧米音楽コンプレックス」からかもしれないけど……(^^;)。


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