ガガ様 [★音楽]
●歌手のレディー・ガガさん(米国出身・25歳)。
2011年6月21日に来日、7月1日くらいに帰国したそうな。
洋楽を聴かなくなって、もう長い。
けどガガさんだけは、その活動があまりにも目立ち、視野に入ってきた。
auのCMで「Born This Way」は目に、耳に、馴染んでいた。
震災後いち早く支援のブレスレットを販売し、被災地に寄付した。
一般紙でも大きく取り上げられていた。
それだけの情報で得た印象は……
・歌声がたくましい
・露出度が高いのはマドンナの系譜?
・衣装がカラフルで奇抜なのはシンディー・ローパーの系譜?
(震災に支援の気持ちを表明し、怖じず来日してくれた点でも)
……というくらい。
80年代の洋楽を見てきたものには、さほど「目新しい」感じはしなかったの、最初。
「ああ、またあんな感じの女性歌手が出てきたんだな……」くらいに思ってた。
昨日(2011年7月11日)、「SMAP×SMAP」(以下「スマスマ」)にゲスト出演。
どんなキョーレツな人なんだろう? とつい見て、印象がガラリと変わる。
この子、カワイイ!
※ビジュアルは一見、怖いけどね(^^;)。
素直に笑い、自分の興味関心に従って楽しそうにスタジオで行動していた。
マドンナほど突っ張った感じはないし、若き日のシンディーほど不思議ちゃんな感じもしない。
それでありながら(いや、その社会性だからこそ、か)、歌のメッセージの強いこと!
「スマスマ」でピアノの弾き語りで歌った「You And I 」って歌
(番組によるタイトルは、「u」の上に点が二つ並んだウムラウト表記)。
えっ、日本向けのオリジナル曲!? って歌詞だったんだけど、
上記のアルバムに入っている曲を替え歌にしたんだね?
彼女の歌、字幕を見ながら聴いてて、オバサン涙が出そうになりました。
「Japan」「愛してます」って繰り返すパワフルな声に、エネルギーもらったよ。
比較的簡単なコード進行とはいえ、
まず、ちゃんと自分で演奏して歌っている時点でエライよね
(演奏をさせた、番組側の姿勢も褒めるべきかもだけど)。
ちゃんと、踊りながら歌ってもいるしね。ウソのない本物を見せてくれた。
●「Born This Way」に至っては、コレ言ってることが高倉健さんじゃないのさ!
正確に言えば、映画『幸せの黄色いハンカチ』(山田洋次監督)で
健さんが演じた役のセリフ、なんだけど。
『幸せの……』では、健さん演じる島勇作が「こんな風にしか生きられない」旨を
ネガティブに、ポロッとつぶやくのね。そのシーンが、せつなくて印象的でね。
人間、どんなに作為的に自分を変えようとしても、変わらない部分がある。
それをわかって苦しんでいる人のセリフだな……と感動した。
それをガガ様は、真逆の方向からポジティブに表現。
「Born This Way」で真っ向から全肯定している。
マイノリティーだろうがなんだろうが、いいじゃないのさ。
こんな風に生きる運命なのよ、みたいな。
それを頭で考えて言っているだけではなく、自らの奇天烈なビジュアルやら
生き方やらで体現しているからこそ、ものすごく伝わるものがあるのでしょう。
●話がそれちゃったけど、ガガ様がどういう人か大づかみに把握。
あのビジュアルは「こけおどし」ではないんだな。
持てるパワーがとても大きくて、何かを表現せずにはいられない人、だな。
カワイイ乙女の部分も、キチンとした社会性もちゃんと持ったうえでの、
何なら「芸術は爆発だ」系かもしれないな、この気迫は。
こりゃ確かに本人が名乗るように「モンスター」だわ、いろんな意味で。
……そんなようなことを思いながら、見聞きしたのでした。
感動した。
作品はどれもパワフルすぎる。だからオバサンには疲れる。
今後、過去にさかのぼって作品を熱心に聞き込むことはないと思う。
けども昨日の「スマスマ」録画分は、多分HDDから消せないと思う。
そのくらい、パワーをもらった出演だったのでした。
音楽的なことは、正直よくわからないのだけど……(^^;)。
※余談。「島耕作」って名前、『幸せの……』の「島勇作」のパロディー!?
きっとそうだよね!? 映画の方が6年も先で、超名作だもんね!?
「健さん」が演じた主人公の名前なら、カッコイイもんね。
事実は知りませんが、パロディー好きとしては、
こういう些細な発見がたまりません。勝手なこじつけかもしれないけど(笑)。
2011年6月21日に来日、7月1日くらいに帰国したそうな。
洋楽を聴かなくなって、もう長い。
けどガガさんだけは、その活動があまりにも目立ち、視野に入ってきた。
auのCMで「Born This Way」は目に、耳に、馴染んでいた。
震災後いち早く支援のブレスレットを販売し、被災地に寄付した。
一般紙でも大きく取り上げられていた。
それだけの情報で得た印象は……
・歌声がたくましい
・露出度が高いのはマドンナの系譜?
・衣装がカラフルで奇抜なのはシンディー・ローパーの系譜?
(震災に支援の気持ちを表明し、怖じず来日してくれた点でも)
……というくらい。
80年代の洋楽を見てきたものには、さほど「目新しい」感じはしなかったの、最初。
「ああ、またあんな感じの女性歌手が出てきたんだな……」くらいに思ってた。
昨日(2011年7月11日)、「SMAP×SMAP」(以下「スマスマ」)にゲスト出演。
どんなキョーレツな人なんだろう? とつい見て、印象がガラリと変わる。
この子、カワイイ!
ボーン・ディス・ウェイ (初回完全限定盤スペシャル・プライス盤)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2011/05/23
- メディア: CD
素直に笑い、自分の興味関心に従って楽しそうにスタジオで行動していた。
マドンナほど突っ張った感じはないし、若き日のシンディーほど不思議ちゃんな感じもしない。
それでありながら(いや、その社会性だからこそ、か)、歌のメッセージの強いこと!
「スマスマ」でピアノの弾き語りで歌った「You And I 」って歌
(番組によるタイトルは、「u」の上に点が二つ並んだウムラウト表記)。
えっ、日本向けのオリジナル曲!? って歌詞だったんだけど、
上記のアルバムに入っている曲を替え歌にしたんだね?
彼女の歌、字幕を見ながら聴いてて、オバサン涙が出そうになりました。
「Japan」「愛してます」って繰り返すパワフルな声に、エネルギーもらったよ。
比較的簡単なコード進行とはいえ、
まず、ちゃんと自分で演奏して歌っている時点でエライよね
(演奏をさせた、番組側の姿勢も褒めるべきかもだけど)。
ちゃんと、踊りながら歌ってもいるしね。ウソのない本物を見せてくれた。
●「Born This Way」に至っては、コレ言ってることが高倉健さんじゃないのさ!
正確に言えば、映画『幸せの黄色いハンカチ』(山田洋次監督)で
健さんが演じた役のセリフ、なんだけど。
『幸せの……』では、健さん演じる島勇作が「こんな風にしか生きられない」旨を
ネガティブに、ポロッとつぶやくのね。そのシーンが、せつなくて印象的でね。
人間、どんなに作為的に自分を変えようとしても、変わらない部分がある。
それをわかって苦しんでいる人のセリフだな……と感動した。
それをガガ様は、真逆の方向からポジティブに表現。
「Born This Way」で真っ向から全肯定している。
マイノリティーだろうがなんだろうが、いいじゃないのさ。
こんな風に生きる運命なのよ、みたいな。
それを頭で考えて言っているだけではなく、自らの奇天烈なビジュアルやら
生き方やらで体現しているからこそ、ものすごく伝わるものがあるのでしょう。
●話がそれちゃったけど、ガガ様がどういう人か大づかみに把握。
あのビジュアルは「こけおどし」ではないんだな。
持てるパワーがとても大きくて、何かを表現せずにはいられない人、だな。
カワイイ乙女の部分も、キチンとした社会性もちゃんと持ったうえでの、
何なら「芸術は爆発だ」系かもしれないな、この気迫は。
こりゃ確かに本人が名乗るように「モンスター」だわ、いろんな意味で。
……そんなようなことを思いながら、見聞きしたのでした。
感動した。
作品はどれもパワフルすぎる。だからオバサンには疲れる。
今後、過去にさかのぼって作品を熱心に聞き込むことはないと思う。
けども昨日の「スマスマ」録画分は、多分HDDから消せないと思う。
そのくらい、パワーをもらった出演だったのでした。
音楽的なことは、正直よくわからないのだけど……(^^;)。
※余談。「島耕作」って名前、『幸せの……』の「島勇作」のパロディー!?
きっとそうだよね!? 映画の方が6年も先で、超名作だもんね!?
「健さん」が演じた主人公の名前なら、カッコイイもんね。
事実は知りませんが、パロディー好きとしては、
こういう些細な発見がたまりません。勝手なこじつけかもしれないけど(笑)。
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