ビートルズにもいろいろありまして [ ・THE BEATLES]
●今さらだけどライブレポを見つけたので、１か月以上前の、名古屋ライブの話をしてもイイですか？ ライブレポの話というよりは個人的な「音楽性の違い」の話になりそうなんだけど(^^;)。
見つけたライブレポは、こちら。
・CBCテレビ開局60周年記念事業 『ザ・ビートルズ来日50周年記念コンサート「THE TRIBUTE」』 ＠名古屋国際会議場センチュリーホール 2016.6.28-6.29《後編》
【出演】 絢香、トータス松本（ウルフルズ）、斉藤和義、奥田民生 （以上、２日目。１日目はROY（The Bawdies）、スキマスイッチ、LOVE PSYCHEDELICO、CHARとあるのだけど、そちらについては割愛）
この、各ミュージシャンの選曲が興味深くてですねぇ……。
セットリストを元に、個人の趣味を述べたくなりまして(^^;)。
このイベントのセットリストに、ビートルズファンとして「名曲（名）」「初期曲（初）」「中期曲（中）」「後期曲（後）」のレッテルを貼っていきます。後ろの「J」「P」「G」「R」は、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ作（またはボーカル）。星印の白黒の違いは、ずっと後で述べるとして。敬称略。
-------------------------------------
セットリスト（二日目のみ）
－－－－－
（絢香）
☆Yesterday （名、P）
★Oh! Darling （後、P）
☆Let It Be （名、P）
★Eight Days A Week （中、J＆P）
－－－－－
（トータス松本）
☆Money （初、しかもカバー曲J）
☆All I’ve Got To Do （初、J）
☆You Can’t Do That （初、J）
★Don’t Let Me Down （後、J）
☆Twist And Shout （初、カバー曲J）
－－－－－
（斉藤和義）
☆I Wanna Be Your Man （初、R）
☆ジェラス・ガイ（日本語） （ソロ曲、J）
★Come Together （後、J）
★Taxman （中、G）
－－－－－
（奥田民生）
☆A Hard Day’s Night （初、J）
★And Your Bird Can Sing （中、J）
★Savoy Truffle （後、G）
★She Said She Said （中、J）
☆Dizzy Miss Lizzy （初、カバー曲J）
－－－－－
（奥田民生、斉藤和義、トータス松本）
☆I Want To Hold Your Hand （初、J）
★Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey （後、J）
（奥田民生、斉藤和義、トータス松本、絢香）
☆Hey Jude （名、P）
-------------------------------------
なぜレッテルを貼ったかというと。
ビートルズファンって、人によって「音楽性が違う」ことが多いから（笑）。いや、基本的にビートルズファンは、ビートルズの曲ならほぼ、全部好きなんだけどね。だけど……何パターンかの傾向で、趣味が分かれることが。
「わ～、あなたもビートルズファンなの？ ワタシと同じね！」って思っていても、フタを開けたら好きな音楽の傾向が全然違う……ってことが多いのです（笑）。
そうした傾向が、上記セットリストに如実に表れていて、中途半端なビートルズファンとしては「とても面白い」のです♪
ちょっと個別に見てみましょうか。
－－－－－
（絢香）
☆Yesterday （名、P）
★Oh! Darling （後、P）
☆Let It Be （名、P）
★Eight Days A Week （中、J＆P）
－－－－－
絢香さんは、「ピアノを弾く方だからかポール作品が多い」ですね（^^）。
一般的に「P（ポール）」には、万人に受け容れられやすい作品が多い。なぜなら、ポールはお父さんが確かジャズミュージシャンもしていて、その影響でロック以外の音楽も聴いて育っているから（確か）。ポールの楽曲はバンド形式でない作品も何曲かあったりします。あと、ポールはピアノを弾くから、ピアノが好きな人が惹かれる例も多し。
だから、「ロック、ロック」した曲が苦手な人でも幅広く知っている、「名曲」が多いんですね。「イエスタデイ」とか「レット・イット・ビー」とか「ヘイ・ジュード」とか「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」とかね。あ、絢香×コブクロ名義の「WINDING ROAD」も、タイトル元ネタはポールの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」ですからね。楽曲的にはまったく違うけど(^^;)。
「なるほど、絢香さんはどちらかというと『ポール派』しかも『名曲バラード路線』のビートルズがお好きなのネ♪ いかにも！」と、大納得。「オー、ダーリン」だけは曲調がブルースっぽいけど、あれもバラードですからね。
次、トータスさん！
－－－－－
（トータス松本）
☆Money （初、しかもカバー曲J）
☆All I’ve Got To Do （初、J）
☆You Can’t Do That （初、J）
★Don’t Let Me Down （後、J）
☆Twist And Shout （初、カバー曲J）
－－－－－
「この記事を書きたい！」と思ったキッカケになった選曲リスト！ コテコテの「ジョン派」で「初期ロケンロール路線」ですな！ 露骨に（笑）。「Don’t Let Me Down」だけは後期の曲だけど、後期の中でも「初期のバンド心を取り戻そう」みたいなコンセプトで作ったアルバムからのバラードなんで……。
ジョンは幼少期にどんな音楽を聴いていたか定かではないんだけど、ウクレレを買ってもらったとか、軽めのロックっぽい（？）「スキッフル」なる音楽を（ビートルズより前に）演奏していたとか、そんな話だったような。
だからってジョンは「ロック一辺倒」かというと、そうでもなく。
ボブ・ディランに傾倒してからは詩作に凝ったり、バラードでも「ガール」や「ジュリア」みたいなしみじみ美しい曲を作ったりしているし、ジョンにも「ヘルプ」「チケット・トゥ・ライド（恋の片道切符）」みたいな「名曲」はたくさんあるんだけど……。ポールみたいに「普遍的な」「万人受けする」曲……というよりは、「やや通好み」「ロック好き向け」かな？
トータスさんは、そんないろんな側面も持つジョンの、とくに「ロケンロール」の一面が、とにかくお好きなんですね♪
ビートルズファンの中でも自分でカバーバンドを組む人には、そうした人が実に多いです。体感的に「ファン全体の中で、最も厚い層」……かも???
－－－－－
（斉藤和義）
☆I Wanna Be Your Man （初、R）
☆ジェラス・ガイ（日本語） （ソロ曲、J）
★Come Together （後、J）
★Taxman （中、G）
－－－－－
ソロ曲「ジェラス・ガイ」は、斉藤さんが日本語詞をつけたんですって！ んで、ジョンの曲（多分）だけどリンゴが歌った「I Wanna Be Your Man」が選んであるし。「Taxman」、いいですねー、ジョージの曲！ このリストを見て「この方はロック好き、かつオリジナリティーを大事にする独創的な方ね( ´艸｀)」と思いました。
次の方は、あえて誰だか考えないようにしてリストを拝見。ちょっと意外でした。
－－－－－
☆A Hard Day’s Night （初、J）
★And Your Bird Can Sing （中、J）
★Savoy Truffle （後、G）
★She Said She Said （中、J）
☆Dizzy Miss Lizzy （初、カバー曲J）
－－－－－
どちらかと言うまでもなく「ジョン派」だけど、「コテコテの初期」ではなく「マニア好みの中期」が２曲も入っています。いいよねー、中期の「ひねった」「実験的な」「凝った」音の数々！ しかも、後期曲かつジョージ作品の「サボイ・トラッフル」も選ばれているぅ～!!! 大好き！ この曲を「あえて選ぶ」ところに、大共感を覚えます♪
→ はい、奥田民生さんのリストでした（笑）。
ちょっと個人的に納得できたことがあるんだけど、そこは後でまとめて♪
以上、民生さんがトリを務め、そのまま他の出演者と以下のセッションになったのだそうです。
－－－－－
（奥田民生、斉藤和義、トータス松本）
☆I Want To Hold Your Hand （初、J）
★Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey （後、J）
（奥田民生、斉藤和義、トータス松本、絢香）
☆Hey Jude （名、P）
-------------------------------------
ぎゃー、その曲ライブでやったの～!? （歯ぎしり） ←ズラズラ長いタイトルの曲、通称「猿」（!?）ね！
ギターキッズ（？）が集まると、ジョン曲が多いんだよね～。ってか、この日のライブ、全21曲だったのにポール曲は５曲しかなかったんだね……。
ま、「ギターキッズだったオジサンボーカルたち」のファンは、自然とロケンロール好きが多くなるから、バランスとしては妥当ですかね……。もし、うっかり人選とか見ずに「ビートルズ」の名前だけでライブに足を運んだポールファンがいたら、ちょっとガッカリかも？ (^^;)
同ライブにおける、各ミュージシャンの選曲傾向に関するお話は、以上！
●上記のセットリストの各曲アタマに、「★」または「☆」印が付けてあるのですが。これは、まったくのワタクシゴト。つまり、そのビートルズ曲が「★好き」か「☆まあまあ」か、自分の好みを(^^;)ゞ
「★」曲と「☆」曲とでは興奮度が違います（笑）。「☆」曲も嫌いなわけではないんだけど。調子が良いときなら、曲に合わせてリズムをとったりはすると思うんだけど。自分からは……聴かないかも(^^;)。
それが「★」曲となると、イントロを聴いただけで脳内が「キャーッ!!! (≧▽≦)」って騒ぎだします（笑）。ワクワク！ エキサイティング！ 恐らく、これまでに曲を聴いた回数、「★」系は「☆」系の10倍以上かも……ってくらい、偏って聴いています。
なので、ワタシは「ジョン派でもポール派でもない」、「中期・後期ファン」です、割とくっきりと。だから、その辺りが３曲も入っている民生さんの選曲に、「をををををっっ！ わかる～！ それ、やったんすか！ 聴きたかったぁ～！ くぅ～」と、思うんですね、半分だけ。
正直に申し述べるなら、初期曲って、もう進行を覚えていないくらい印象薄い……記憶の彼方……。
(´・－・｀)(´･－:;.:... (´･₋:;....::;.:. :::;..::;.:
これまでは、初期だろうが後期だろうが、ビートルズだったら何でもバンドでカバーして遊んでいました。全体的に好きだから……というより、「ビートルズ作品」以外は知らないから。
でも、先日ビートルズ系のライブハウスに行って気づいてしまったのね。自分が「★実験的、中・後期」の大ファンだって。「☆コテコテ・ロケンロール」と比べものにならないくらい、「★」の方が好きだ、と。いやむしろ、「★」があるからビートルズが好きなんだ、と。
だから……斉藤さんと民生さんの選曲には、割と胸躍るのです（笑）。
で、その選曲にワクワクするにもかかわらずワタシが民生さんのオリジナルソロ曲にあまり食指が動かないのは、民生さんリストの「☆初期曲」への共感が自分に薄いから……かな？ 民生さんの選ぶ曲の、「半分は大賛成だけど、半分はそうでもない」という好みのズレがわかったような？ そんな気がしています(^^;)。
んで、ユニコーンは多分、「★」印的な要素が強い、複雑系ロケンロールじゃないかと、勝手に思っている次第（笑）。
【まとめ】 ワタクシのビートルズの好み
後期曲＝中期曲＞＞名曲＞＞＞＞初期曲(^^;)
以下に好きな曲だけ、リストから拾ってみたら……濃いわぁ(≧▽≦)。
★Oh! Darling （後、P）
★Eight Days A Week （中、J＆P）
★Don’t Let Me Down （後、J）
★Come Together （後、J）
★Taxman （中、G）
★And Your Bird Can Sing （中、J）
★Savoy Truffle （後、G）
★She Said She Said （中、J）
★Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey （後、J）
で、以下ホントにチラシの裏に書くような話になりますが。実は一緒にやっているビートルズバンドの中で、メンバーと好みが分かれてしまって困っています。最近、メンバーの半分が極端に初期曲に傾いていて……。いや、ワタシだってビートルズファンだから、初期曲だってやるよ？ やるけども……本当にやりたい「★」曲の辺りが、まったくの手つかずなんだ！（笑） 今は間を取って、初期曲好きのやりたい曲とも「★」曲好きのやりたい曲とも違う曲が妥協点になっていますが……。誰のやりたい曲もやれていないのって、お互いにちょっと残念よね……？（苦笑） いつか「★」曲も自分のバンドでやれるようになったらいいなぁ……って思います(^^;)。
……結局、言いたかったのはそれかい！ って話です。失礼しました（笑）。
見つけたライブレポは、こちら。
・CBCテレビ開局60周年記念事業 『ザ・ビートルズ来日50周年記念コンサート「THE TRIBUTE」』 ＠名古屋国際会議場センチュリーホール 2016.6.28-6.29《後編》
【出演】 絢香、トータス松本（ウルフルズ）、斉藤和義、奥田民生 （以上、２日目。１日目はROY（The Bawdies）、スキマスイッチ、LOVE PSYCHEDELICO、CHARとあるのだけど、そちらについては割愛）
この、各ミュージシャンの選曲が興味深くてですねぇ……。
セットリストを元に、個人の趣味を述べたくなりまして(^^;)。
このイベントのセットリストに、ビートルズファンとして「名曲（名）」「初期曲（初）」「中期曲（中）」「後期曲（後）」のレッテルを貼っていきます。後ろの「J」「P」「G」「R」は、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ作（またはボーカル）。星印の白黒の違いは、ずっと後で述べるとして。敬称略。
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セットリスト（二日目のみ）
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（絢香）
☆Yesterday （名、P）
★Oh! Darling （後、P）
☆Let It Be （名、P）
★Eight Days A Week （中、J＆P）
－－－－－
（トータス松本）
☆Money （初、しかもカバー曲J）
☆All I’ve Got To Do （初、J）
☆You Can’t Do That （初、J）
★Don’t Let Me Down （後、J）
☆Twist And Shout （初、カバー曲J）
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（斉藤和義）
☆I Wanna Be Your Man （初、R）
☆ジェラス・ガイ（日本語） （ソロ曲、J）
★Come Together （後、J）
★Taxman （中、G）
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（奥田民生）
☆A Hard Day’s Night （初、J）
★And Your Bird Can Sing （中、J）
★Savoy Truffle （後、G）
★She Said She Said （中、J）
☆Dizzy Miss Lizzy （初、カバー曲J）
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（奥田民生、斉藤和義、トータス松本）
☆I Want To Hold Your Hand （初、J）
★Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey （後、J）
（奥田民生、斉藤和義、トータス松本、絢香）
☆Hey Jude （名、P）
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なぜレッテルを貼ったかというと。
ビートルズファンって、人によって「音楽性が違う」ことが多いから（笑）。いや、基本的にビートルズファンは、ビートルズの曲ならほぼ、全部好きなんだけどね。だけど……何パターンかの傾向で、趣味が分かれることが。
「わ～、あなたもビートルズファンなの？ ワタシと同じね！」って思っていても、フタを開けたら好きな音楽の傾向が全然違う……ってことが多いのです（笑）。
そうした傾向が、上記セットリストに如実に表れていて、中途半端なビートルズファンとしては「とても面白い」のです♪
ちょっと個別に見てみましょうか。
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（絢香）
☆Yesterday （名、P）
★Oh! Darling （後、P）
☆Let It Be （名、P）
★Eight Days A Week （中、J＆P）
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絢香さんは、「ピアノを弾く方だからかポール作品が多い」ですね（^^）。
一般的に「P（ポール）」には、万人に受け容れられやすい作品が多い。なぜなら、ポールはお父さんが確かジャズミュージシャンもしていて、その影響でロック以外の音楽も聴いて育っているから（確か）。ポールの楽曲はバンド形式でない作品も何曲かあったりします。あと、ポールはピアノを弾くから、ピアノが好きな人が惹かれる例も多し。
だから、「ロック、ロック」した曲が苦手な人でも幅広く知っている、「名曲」が多いんですね。「イエスタデイ」とか「レット・イット・ビー」とか「ヘイ・ジュード」とか「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」とかね。あ、絢香×コブクロ名義の「WINDING ROAD」も、タイトル元ネタはポールの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」ですからね。楽曲的にはまったく違うけど(^^;)。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: CD
「なるほど、絢香さんはどちらかというと『ポール派』しかも『名曲バラード路線』のビートルズがお好きなのネ♪ いかにも！」と、大納得。「オー、ダーリン」だけは曲調がブルースっぽいけど、あれもバラードですからね。
次、トータスさん！
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（トータス松本）
☆Money （初、しかもカバー曲J）
☆All I’ve Got To Do （初、J）
☆You Can’t Do That （初、J）
★Don’t Let Me Down （後、J）
☆Twist And Shout （初、カバー曲J）
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「この記事を書きたい！」と思ったキッカケになった選曲リスト！ コテコテの「ジョン派」で「初期ロケンロール路線」ですな！ 露骨に（笑）。「Don’t Let Me Down」だけは後期の曲だけど、後期の中でも「初期のバンド心を取り戻そう」みたいなコンセプトで作ったアルバムからのバラードなんで……。
ジョンは幼少期にどんな音楽を聴いていたか定かではないんだけど、ウクレレを買ってもらったとか、軽めのロックっぽい（？）「スキッフル」なる音楽を（ビートルズより前に）演奏していたとか、そんな話だったような。
だからってジョンは「ロック一辺倒」かというと、そうでもなく。
ボブ・ディランに傾倒してからは詩作に凝ったり、バラードでも「ガール」や「ジュリア」みたいなしみじみ美しい曲を作ったりしているし、ジョンにも「ヘルプ」「チケット・トゥ・ライド（恋の片道切符）」みたいな「名曲」はたくさんあるんだけど……。ポールみたいに「普遍的な」「万人受けする」曲……というよりは、「やや通好み」「ロック好き向け」かな？
トータスさんは、そんないろんな側面も持つジョンの、とくに「ロケンロール」の一面が、とにかくお好きなんですね♪
ビートルズファンの中でも自分でカバーバンドを組む人には、そうした人が実に多いです。体感的に「ファン全体の中で、最も厚い層」……かも???
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（斉藤和義）
☆I Wanna Be Your Man （初、R）
☆ジェラス・ガイ（日本語） （ソロ曲、J）
★Come Together （後、J）
★Taxman （中、G）
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ソロ曲「ジェラス・ガイ」は、斉藤さんが日本語詞をつけたんですって！ んで、ジョンの曲（多分）だけどリンゴが歌った「I Wanna Be Your Man」が選んであるし。「Taxman」、いいですねー、ジョージの曲！ このリストを見て「この方はロック好き、かつオリジナリティーを大事にする独創的な方ね( ´艸｀)」と思いました。
次の方は、あえて誰だか考えないようにしてリストを拝見。ちょっと意外でした。
－－－－－
☆A Hard Day’s Night （初、J）
★And Your Bird Can Sing （中、J）
★Savoy Truffle （後、G）
★She Said She Said （中、J）
☆Dizzy Miss Lizzy （初、カバー曲J）
－－－－－
どちらかと言うまでもなく「ジョン派」だけど、「コテコテの初期」ではなく「マニア好みの中期」が２曲も入っています。いいよねー、中期の「ひねった」「実験的な」「凝った」音の数々！ しかも、後期曲かつジョージ作品の「サボイ・トラッフル」も選ばれているぅ～!!! 大好き！ この曲を「あえて選ぶ」ところに、大共感を覚えます♪
→ はい、奥田民生さんのリストでした（笑）。
ちょっと個人的に納得できたことがあるんだけど、そこは後でまとめて♪
以上、民生さんがトリを務め、そのまま他の出演者と以下のセッションになったのだそうです。
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（奥田民生、斉藤和義、トータス松本）
☆I Want To Hold Your Hand （初、J）
★Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey （後、J）
（奥田民生、斉藤和義、トータス松本、絢香）
☆Hey Jude （名、P）
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ぎゃー、その曲ライブでやったの～!? （歯ぎしり） ←ズラズラ長いタイトルの曲、通称「猿」（!?）ね！
ギターキッズ（？）が集まると、ジョン曲が多いんだよね～。ってか、この日のライブ、全21曲だったのにポール曲は５曲しかなかったんだね……。
ま、「ギターキッズだったオジサンボーカルたち」のファンは、自然とロケンロール好きが多くなるから、バランスとしては妥当ですかね……。もし、うっかり人選とか見ずに「ビートルズ」の名前だけでライブに足を運んだポールファンがいたら、ちょっとガッカリかも？ (^^;)
同ライブにおける、各ミュージシャンの選曲傾向に関するお話は、以上！
●上記のセットリストの各曲アタマに、「★」または「☆」印が付けてあるのですが。これは、まったくのワタクシゴト。つまり、そのビートルズ曲が「★好き」か「☆まあまあ」か、自分の好みを(^^;)ゞ
「★」曲と「☆」曲とでは興奮度が違います（笑）。「☆」曲も嫌いなわけではないんだけど。調子が良いときなら、曲に合わせてリズムをとったりはすると思うんだけど。自分からは……聴かないかも(^^;)。
それが「★」曲となると、イントロを聴いただけで脳内が「キャーッ!!! (≧▽≦)」って騒ぎだします（笑）。ワクワク！ エキサイティング！ 恐らく、これまでに曲を聴いた回数、「★」系は「☆」系の10倍以上かも……ってくらい、偏って聴いています。
なので、ワタシは「ジョン派でもポール派でもない」、「中期・後期ファン」です、割とくっきりと。だから、その辺りが３曲も入っている民生さんの選曲に、「をををををっっ！ わかる～！ それ、やったんすか！ 聴きたかったぁ～！ くぅ～」と、思うんですね、半分だけ。
正直に申し述べるなら、初期曲って、もう進行を覚えていないくらい印象薄い……記憶の彼方……。
(´・－・｀)(´･－:;.:... (´･₋:;....::;.:. :::;..::;.:
これまでは、初期だろうが後期だろうが、ビートルズだったら何でもバンドでカバーして遊んでいました。全体的に好きだから……というより、「ビートルズ作品」以外は知らないから。
でも、先日ビートルズ系のライブハウスに行って気づいてしまったのね。自分が「★実験的、中・後期」の大ファンだって。「☆コテコテ・ロケンロール」と比べものにならないくらい、「★」の方が好きだ、と。いやむしろ、「★」があるからビートルズが好きなんだ、と。
だから……斉藤さんと民生さんの選曲には、割と胸躍るのです（笑）。
で、その選曲にワクワクするにもかかわらずワタシが民生さんのオリジナルソロ曲にあまり食指が動かないのは、民生さんリストの「☆初期曲」への共感が自分に薄いから……かな？ 民生さんの選ぶ曲の、「半分は大賛成だけど、半分はそうでもない」という好みのズレがわかったような？ そんな気がしています(^^;)。
んで、ユニコーンは多分、「★」印的な要素が強い、複雑系ロケンロールじゃないかと、勝手に思っている次第（笑）。
【まとめ】 ワタクシのビートルズの好み
後期曲＝中期曲＞＞名曲＞＞＞＞初期曲(^^;)
以下に好きな曲だけ、リストから拾ってみたら……濃いわぁ(≧▽≦)。
★Oh! Darling （後、P）
★Eight Days A Week （中、J＆P）
★Don’t Let Me Down （後、J）
★Come Together （後、J）
★Taxman （中、G）
★And Your Bird Can Sing （中、J）
★Savoy Truffle （後、G）
★She Said She Said （中、J）
★Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey （後、J）
で、以下ホントにチラシの裏に書くような話になりますが。実は一緒にやっているビートルズバンドの中で、メンバーと好みが分かれてしまって困っています。最近、メンバーの半分が極端に初期曲に傾いていて……。いや、ワタシだってビートルズファンだから、初期曲だってやるよ？ やるけども……本当にやりたい「★」曲の辺りが、まったくの手つかずなんだ！（笑） 今は間を取って、初期曲好きのやりたい曲とも「★」曲好きのやりたい曲とも違う曲が妥協点になっていますが……。誰のやりたい曲もやれていないのって、お互いにちょっと残念よね……？（苦笑） いつか「★」曲も自分のバンドでやれるようになったらいいなぁ……って思います(^^;)。
……結局、言いたかったのはそれかい！ って話です。失礼しました（笑）。
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