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『イーガ...』×朝日新聞インタビュー [ ・ユニコーン関連]

●このところちょっとエネルギー不足。新聞が読めない。
だから、妹から教えてもらうまで知らなかった。
昨日(2014年3月31日)付の朝日新聞夕刊に、ユニコーンが載っていたことを!

気になるところを、同記事からちょっと引用してみましょう。
以下、引用部分は緑色の太字で表記。
(引用は、「本文より少ない分量で」「出典を明記して」行うのですよ♪)


イーガジャケジョロ(初回生産限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2014/03/26
  • メディア: CD


●まず、見出しが三つ。

・「再結成5周年 ユニコーン

・「5人の旋律ぶつかり"錯乱"

・「同じ楽器の音、重ねなくても存在感


は~、客観的に見ると、そーゆーことになるのね……(?_?)。
当方、虫眼鏡で見るように部分部分をアップしてユニコーンに注目しているから……
「5人の旋律がぶつかっている」というのは、そういう曲もあるけど
そうじゃない曲もあるよなぁ~、と思ったり思わなかったり。
(ABEDONの曲なんか、あまりぶつかり合いはしてないよね?)

同じ楽器を多重録音していない、というのは、気がつかなかった。
そういえばタイトル曲「イーガジャケジョロ」なんか、一人一楽器でシンプルだわね。
それについては、民生さん&ABEDONが発言した……ようです。記事に書いてある。

民生さんの発言として「5人そろうと、暑苦しいからね」とあるのは、笑える~(^^)。


●ただね。
記事から引用すると、「奥田民生は『曲順を入れ替えたらだいぶ変わるとは思うけど、今回は、
全体的にいろんな幅広い感じの、錯乱している感じのアルバムにしようとなったんです』

だそうで。「錯乱」っていう言葉は……ホントにユニコーンから出た言葉かな?

個人的に、「錯乱」というワードに何となく違和感が残ったのでした。
「いつものように」バラエティーに富みすぎて、楽しい戸惑いがあるのは確か、だけど……。
錯乱っていうよりは……「面白いか、面白くないか」を第一に考えただけよね?
その「いつも」が踏まえられていないんじゃない? 錯乱って……大げさすぎない?

……でも、ユニコーンをあまり知らない人からしたら「錯乱」したようなアルバム、なのかしら(^^;)。
記者さんから「錯乱したアルバムですね?」かなんか言って、それを受けた民生発言……!?
ユニコーン本人から「錯乱させました」とは言わないような気がしてなぁ……。


●もう一つ、違和感を。
この記事、写真も大きく掲載されているのね♪
そこに付いているキャプションが……
高いテンションで撮影に応じるユニコーン(以下略)」……確かにね(笑)。

普段この新聞の音楽欄にバンドが載るときって、だいたいカッコイイ決めポーズですわ。
それがユニコーン御一行様は……しゃがんだり、そっくり返ったり、変身ヒーローみたいに構えたり。
手を下げて真っ直ぐ立っている人が一人もいない(笑)、いつもの自由さで写ってますから……。
すぐリンク切れになるとは思うけど、写真は以下に掲載されています♪

・「朝日新聞デジタル」該当記事:
 http://www.asahi.com/articles/ASG3W037PG3VUCVL023.html?iref=com_fbox_u05

ファンからすれば、「ああ、いつもの通りやっておられるね(^^)」という感じ。
「テンション高い」というよりは、「これがデフォルト、当たり前」というか(笑)。
けどそうか……ハタから見たら、そんな説明を付けないと
「ナニ!? この人たち!!!」と驚かれるか(^^;)。


ユニコーンが「テンション高く」ふざけたポーズをとるのは、一つには彼らの美学(?)がある、と思う。
若い頃にはカッコつけもしたけど、「カッコつけるのがカッコ悪い」
(他と同じこと・当たり前のことをするのは凡である、だから人と違うことをする)という
境地に達しておられる(笑)気がするんだよね、見てて。
(川西さんだけは例外かもしれん。他称「カッコつけマン」だし、事実カッコイイ!!
書くと長くなるけど、「MOVIE27」忘年会コメント録り後の場面がカッコイイ!
撮影中、周りの人が普通にしゃべっていたらしいのよ。それを笑って「おもしろいからいいけど」
としながら指摘する民生さん、その状況にツッコミ入れかけてる(?)EBIさん……と、
ちょっとした動揺が走る中、カメラマンに向かって無言でサッと「OKサイン」を送って
これで撮影大丈夫よ、と安心させる川西さん……男前すぎ、「惚れてまうやろ~!」 ^^; )


もう一つには、高いサービス精神よね!
ただ写るだけでは「面白くない」からでしょ、こうしたポーズをとるのは。

最後に、ご本人方は決して口にしないけど、照れもあると思うのね。
故・忌野清志郎さんが、「素でしゃべるのは照れるから」と、トーク番組にまで
いつもギターを抱えて出演されていたのと同じでさ……。

その「サービス精神」と「美学」と「照れ」が、ひとことでまとめると単に
高いテンションで」になっちゃうのか……愛がないなぁ(笑)。
以前、同欄で取り上げられたときの「愛ある記事」とはちょっと違って、
極めて冷ややかな、書き手の距離を置いた視線と主観を感じる記事ではありました……。


●……とは言いつつも、じゃあどうしたら「客観的なのに愛のある評論」になるのかは、
さっぱりアレなんですけども(^^;)。

今回のアルバム『イーガジャケジョロ』の場合は、例えば五人五様の声や作風が
作品に豊かな彩りや味わいを与えていて……とか。←我ながら凡庸だね?(^^;)
実話を基にした哀愁漂う歌詞をコミカルに歌って、とか(笑)。←「俺のタクシー」ね(笑)。
バラエティーに富みすぎている(大笑い)ユーモアに触れてあったら、納得したんだけど。

ああ、そうか。民生さんのDEATH声とか、EBIくんのサイレンとか、
細かな「ユーモア」や楽しい「おふざけ」について触れられてないから、ワタシ不満なんだわ(笑)。
一般的には、そういう些細な点より全体の印象を伝えようとするものだわね……。

う~ん。
書いてある記事内容が事実かどうかの指摘は仕事でさんざんしてきたんだけどなぁ~。
文章を書くって、難しいことです。
そう思って記者名(河村能宏氏)で検索してみたら、どうも以前にも「主観でザックリ要約する」記事があった方のようですね → ttp://blog.goo.ne.jp/lawliet1031mi/e/3e10f856311fe537c4faf0edfd1f9510 (←のアタマに「h」を付けてご覧ください)。そういう主観まじりの記事なんだ、と思って眺めることにします……。
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