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『あまちゃん』、敢えてのアドリブNGシーン採用!? [ ・クドカン世界&『あまちゃん』]

●ドラマであれバラエティー番組であれ、「演者」と言われる出演者は
NGを出さないように最大限の努力をする。

どんなに吹き出したくなるようなハプニングがあっても、
例えば顔をカメラからそむけて吹いた顔が映らないようにしたり
(それでも背中が「クックック……」と小刻みに揺れてしまったり)、
顔を覆って笑っているのが見えないようにしたり、
あるいは鼻の下を伸ばして歯を隠し「笑い顔」にならないようにしたり。

……ということを踏まえて、第21週第6話(2013年8月24日<土>)の『あまちゃん』を見てください。

あまちゃん 完全版 DVD-BOX3<完>

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD
※多分、このDVDボックスに収録されているのではないかと……?(未見につき不明)

「アドリブ→NGギリギリ」のシーンが、一瞬挿入されていますよね!?


小ネタ「生まれたての鹿」のシーンで、太巻こと古田新太さんの演技を見て、
鈴鹿さん(薬師丸ひろこ)が横を向いて顔を隠して笑ってるんです。
で、アキちゃん(能年玲奈)もカメラから顔をそむけて、背中が小刻みに震えて笑ってました。
これ、普通だったらNG扱いでメイキングなんかに入るようなシーンよね!?
台本に「鈴鹿、横を向く。アキ、笑いをこらえる」なんて、書いてなさそうよね?
すぐに「改めて撮った」「続きのシーン」が被さってきて、ほんの一瞬ではあったんだけど。

恐らくこのシーンについて、公式サイトに古田新太さんのコメントが載っていました。
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この作品では、監督からけっこうアドリブを求められています(笑)。 たとえば、アキ(能年玲奈)と鈴鹿さん(薬師丸ひろ子)の立ちけいこを 太巻が演出するシーンは、おいらのセリフは全部アドリブ。 アキと鈴鹿さんはセリフが決まっていてそれでお芝居している。 その芝居をおいらのタイミングで止めて、おいらのアドリブで演出をつけています。
能年さんってすごいなと思ったのは、おいらがアドリブで何か言うと それに食い下がってくるんですよね。 新人の子だと普通、黙ってしまったり、戸惑った顔になることが多いけど、 普通にアドリブを返してくる。キラキラした顔して、やるなあと思いました(笑)。

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(以上、古田さん談。番組公式サイトより引用。改行箇所・強調箇所は当ブログで変更)

これ多分、「生まれたての鹿」のシーンのことでしょう。超オカシイ動作は古田さんのアドリブで、
薬師丸さんとアキちゃんが思わず笑っちゃったのは、普通ならNGでカットになるレベル。
だけど、その空気が面白かったから、『あまちゃん』では敢えて一瞬使っちゃったわけです!
多分わざとね。

んで、その後のシーンでアキちゃんが「……鹿」の動作に「食い下がって」、
アドリブで演じ返したんですね! やるなあ、能年ちゃん!
んで、やるなぁ、『あまちゃん』のスタッフの皆さん。この場面を編集で残すとは!
「じぇじぇっ!?」っとビックリしたのち、大笑いさせていただきました♪

このシーンがあまりにもおかしかったので、ワタシの周りでは盛り上がりましたよ!
……たかが小ネタだけど、思いっきり遊んでるなぁ、『あまちゃん』!(^^)


【13/09/14、追記】 昨夜放送の『秋の夜長の"あまちゃん"ライブ』で、ゲストの古田新太さんが明言なさっていました。「……鹿」のシーンを見直しながら、「普通のドラマならNGですよね」みたいに。さらに、「奈落」でアキちゃんと太巻さんが初めて出会ったときのヘンな振り付け合戦、あれもアドリブが入ってたみたいです! 決まっていた振り付けに、能年ちゃんが余計な手の振りを増やしたんですって。古田さんはそれを見ながら「そうやるんかい!」と、その場でマネをしたんだとか。……そう言われてからそのシーンを見るとなるほど、古田さん超真剣にアキちゃんの方を見ています(笑)。その「予定調和」ではない妙な緊張感が、ドラマ『あまちゃん』にライブ感を加え、面白みが増しているのかもね!?

【13/10/09、追記】 上記以外にもいろいろ「本来ならNG」でもおかしくないシーンがあったのですね。栗原ちゃんと足立先生が笑っているだの、水タクが本気で吹き出しているだの。 ←これは本放送で「あ!」と思った箇所でした(^^)。詳しくは「NAVER まとめ #あまちゃん 分かるやつだけ分かれば良いネタ頑張ってまとめてみた(1週~最終週、裏話)」を丹念に読み進めたら出てきます。いわゆる「あまちゃんロス症候群」で寂しい方は、そちらをどうぞ♪ (著作権とか肖像権とか、いいのかな……?)


●余談ながら、この日の次週予告が、もう気になって気になって!
ワタクシの趣味バンドの『あまちゃん』ファンで、推測大会に(笑)。

・潮騒のメモリーは春子さんが歌うの!?
 → 多分、歌うんだよねぇ?
 → 歌いそうで、全部は歌わなかったねぇ!

・太巻さんが映画館っぽいところで泣いてるよね?
 ってことは、太巻さんは完全にアキちゃんの味方、イイ人になったの? 
 (だとしたら第21週第5話の最後で「薄ら笑いを浮かべて目が泳いでいた」のは何!? 混乱?)
 → 試写を見て、長年のわだかまりが解けるのかしら???
 → 自らを「鬼の世界(?)でも優しい方の鬼」か何か言っていたけど、「鬼」の部分が崩れて、春子さんへの後悔などから人間味のある情でいろいろ決断してしまって、自分でも戸惑っていたのかな?

・恐らくアキちゃんと種市先輩がつき合うのを黙認したことが春子さんにバレ、
 水タクが責められる……のかな?
 → でしたね(^^)。

……『あまちゃん』予告も結構、視聴者を裏切りますからね(笑)。
今週はどんな風に裏切られるのか、楽しみ♪


楽しみだけども……だんだん2011年に近づいているわけで。
ファンで盛り上がった際、(ワタシは耳をふさいでいたんだけど)結末の噂があるらしくて。
都市伝説だか、ワタシの好きな勉さんが……みたいな噂も聞いたことがあるし。
 → ガセネタでした~。ヨカッタ~! 最終回くやしそうでかわいそうだったけど、人間味満載で面白かった(笑)。
そう思って見ていると、勉さんのセリフに結構意味深な言葉が多かったりするし。
(「オラは死んでも琥珀は死なない!」みたいなセリフがあったのよ! 騙された~ ^^; )
あと1か月、ますます目が離せません。

※かつての朝ドラ『ちりとてちん 総集編 BOX [DVD]』も、実は間に阪神淡路大震災を挟んでいたんだよね。だけど直接的には描かず、「何年後」って話がワープしてた気がする。『あまちゃん』は、何となくだけどワープしない気がするなぁ。大変なことが起きちゃったけど、そこからアイドルが勇気づける……みたいな方向を、個人的に予測しています。あぁ、でもクドカンさんだから、ベタには描かないよね。思わぬ裏切りが待っている……と期待しています!

バンドメンバーで予測大会になったとき、「紅白に『あまちゃん』ファミリー、絶対出るよね~」
「キョンキョンと潮騒のメモリーズと……」「幸橋夫(笑)もゲストで出そうじゃない?」
「スナックリアスのメンバーが全員出たりして(笑)」と、話が止まりませんでした(笑)。
【紅白後、追記】 えっと……。「橋幸夫」以外は全部当たりましたね(笑)。しかしまさか……ホントーにスナック「リアス」の面々が「リアス」から顔を出し、ほぼ全員が舞台に上がるとか、生ドラマが一部・二部と展開されるとか、そこまでは予測できなかったなー(^^;)。常に予測を裏切る「あまちゃん」制作の皆さまに、紅白まで楽しませていただき、本当に堪能しましたよ!

バンドのメンツだっただけに、オープニング曲の良さ、歌の面白さにも話題が広がり。
オープニング曲、やってみたいよね~♪ なんて話にまでなってみたり。
どこを切っても娯楽性が満載!

もう~、ツボにはまりまくりです♪
沈みがちな今の状況に楽しいドラマを、ありがと~!!!!!

いつでも夢を (MEG-CD)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント株式会社
  • メディア: CD
※『あまちゃん』のごく初期から流れているこの歌も、のちのちとても重要な位置づけになっていく気がするんだよね~。根拠はないけど♪ ←これだけは、予測を外しました~(笑)。でもね、エンディングのシーンの裏テーマになる文言だよね、「いつでも夢を」ってさ。誰も「そうだ」と言ってはいない、一個人の感想だけどさ(^^)。


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