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「暦の上ではディセンバー」(笑) [ ・クドカン世界&『あまちゃん』]

※「暦の上ではディセンバー」の、曲に関する情報はナシ。当記事は個人の感想だけです。

 ・関連記事「『潮騒のメモリー』、CD発売!」 ← 「暦の上では……」CD情報入手♪

●ご無沙汰になってしまいました。
ブログはお休みしていたけど、4月からずっと朝ドラ「あまちゃん」にハマリっぱなし!
「あまちゃん」は、視聴率も良いそうで。ワタクシのバンドのメンバーの半分がハマってて、
もう一人が話を聞いて「オンデマンドで全話見る!」と染まりました(笑)。

毎日どころか1日に2度、見ています。目まぐるしい展開、目が離せない!
気がつくと脳内BGMが、劇中歌「暦の上ではディセンバー」に(笑)。
なんてキャッチーなサビなんでしょう(^^)。
前奏(間奏?)の人工的な音色も、東京編初め頃のドラマBGMとして使われたときに
「都会の喧噪とアキちゃんの不安」のイメージと重なって、
次回、どうなるの!? と想像力をかき立てられました♪

「あまちゃん」は、既にサントラ盤が発売済み。後に書くように、
テーマ曲と、細かい場面で流れるインストのBGM曲が収録されています。

連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック

連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2013/06/19
  • メディア: CD
しかし、しか~し!
サントラ盤には、このドラマで今のところカギとなっている重要曲が入っていない!? 
つまり「潮騒のメモリー」「暦の上ではディセンバー」が!

「暦の上ではディセンバー」(どうもタイトル初出時から笑っちゃってしょうがない ^^; )
劇中では既に誰かが歌っていて、その曲に合わせて主人公のアキちゃんが踊りを練習。
今週(2013年7月9日火曜日時点)は特に、重要で頻出の曲なんだけどなぁ……。

サントラは出ないんでしょうかね?
ドラマでは「アメ横女学園」名義の作品だけど、実際は誰が歌っているんでしょうね?
 → 以下、「追記」にて解決。
何にせよ、ドラマ「あまちゃん」は、もう1枚「東京編サントラ」が出ないと完結しないよね!?
 → 「配信」だけで済ませる……のかしら!?

 ・関連記事「『潮騒のメモリー』、CD発売!」 ← 「暦の上では……」CD情報入手♪

NHKがドラマがらみで手広く商売をするっていうのも想像がつかないんだけど(笑)、
調子に乗って歌曲収録のサントラを作ったうえ、宮藤さんをプロデューサーにして(?)
「GMT(地元)47(6?)」を発足させちゃえばいいのに(笑)。
映画「スウィングガールズ」みたいに。
(同映画では、劇中のブラスバンドが実際に演奏ツアーもして話題に)

NHKは公共放送だからそこまではしないだろうけど、
「GMT」の架空のホームページ、できていました(笑)。
★が日本列島の形になっているのが、カワイイ♪

「GMT47」が地元の老若男女を元気づけ、なおかつ
全国規模で話題が共有できるのって、楽しそうじゃない?
あ、現時点では「ご当地ゆるキャラ」や「B級グルメ」が、既にそのポジションか。
でもでも、その延長でアイドルも生まれたら、面白そう~(^^)。


●NHK番組公式サイトに、「暦の上では……」情報がないかと見に行きましたらば。
同曲のインタビュー記事では、
今のところ同曲発売(?)に関する情報は一切なく。
でも代わりに脚本・宮藤さんと音楽・大友さんの「メイキングやりとり」が面白かった。
以下に抜粋やらリンクやら。

--------------------------------
宮藤官九郎さん「今回は3分で書きました。
大友良英さん「宮藤さんが『潮騒のメモリー』を5分で書いたことに対抗し、3分で作ろうと思いましたが、さすがに無理でした(敗北!)。
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……って。ドラマの外でも、お二人とも楽しませてくださいます(笑)。

【13/07/10、追記】 大友さんのブログで同曲のメイキング秘話発見(「大友良英のJAMJAM日記」内、「いきなり情報解禁『暦の上ではディセンバー』制作秘話」)。作曲は4人の共作で、すさまじい勢いで、想像もつかない忙しさの中で練り上げられたのですね! んで、既に配信されているんですね!? んでもってHMVサイトによると、歌っているのはアイドル「ベイビーレイズ」&役名「成田りな」だったんですね? 同サイトによると「配信初日にデイリー首位」とのこと、人気の高さがうかがえます。配信先はコチラ(「オリコンスタイル」)を参照。

宮藤さんの脚本や「サラリーマンNEO」のスタッフさんの演出が面白いのはもちろんのこと、
このドラマでは音楽も大きな位置を占めていると感じています。
気分が乗せられるというか……感情移入がしやすくなるというか。
人間味&温かみが感じられるBGMが、素敵です。

あまちゃん挿入曲のブラスバンド版も、アルバムになっているそうですね!?

あまちゃん ぶらばん ~公式版 吹奏楽「あまちゃん」曲集~

あまちゃん ぶらばん ~公式版 吹奏楽「あまちゃん」曲集~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2013/07/31
  • メディア: CD

中高生の皆さんも視聴しているのかしら?
是非、楽しく演奏してください♪
オバサンはテーマ曲を甥っ子のためにピアノ連弾に編曲できないか、思案中だよ(笑)。


●そんな「あまちゃん」のサントラライブがパルコ劇場であったとか!? 聞いてみたかった!
以下、昨日付のタワーレコード「ニュース詳細」より抜粋。
--------------------------------
〈大友良英 & あまちゃんスペシャル・ビッグバンド〉は7月13日(土)に千葉・幕張メッセで行われるフリー・イヴェント〈FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013〉に出演。そのほか、福島発のプロジェクト〈フェスティバルFUKUSHIMA!〉などでのライヴが予定されている。
--------------------------------
……だそうですよっ♪ (同ページより引用)


サントラの演奏メンバーと曲名もわかったので、同リンクから引用。

<サントラ演奏メンバー> (※ギター演奏者は、記事内容からの推測)
--------------------------------
長見順(ギター)、斉藤寛(フルート)、井上梨江(クラリネット)、鈴木広志(サックス)、江川良子(サックス)、東涼太(サックス)、佐藤秀徳(トランペット)、今込治(トロンボーン)、大口俊輔(アコーディオン)、江藤直子(ピアノ)、近藤達郎(キーボード、ハーモニカ)、かわいしのぶ(エレキベース)、小林武文(ドラムス)、相川瞳(パーカッション)、上原なな江(パーカッション)
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あれっ? 弦楽器の方はいないのね! キーボードだったのか……(わからなかった ^^; )。
記事によると、上記メンバーの8割は「チャンチキトルネエド」というバンドの方だとか?

CHANCHIKI TORNADE-1st tornade for flying around the world-

CHANCHIKI TORNADE-1st tornade for flying around the world-

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: スリーディーシステム
  • 発売日: 2009/10/07
  • メディア: CD
 ※うわ~、聞いてみたいなぁ~♪ 活動休止中? 残念。

パルコ劇場でのライブ演目は、以下。

※タワーレコードページより抜粋。コメントはAmazon上記リンク先での試聴の感想。
カッコ内の数字は、サントラ盤試聴ページでの曲番号。

--------------------------------
【第1部】
1. あまちゃん オープニングテーマ:毎朝、これ聞いて元気になる! (01)
2. 行動のマーチ:マーチなのに流れるようなメロディー。コレも元気出る。 (02)
3. 日常:アコーディオンの楽しい曲。アキちゃんの部屋で流れていそう。 (26)
4. 朝のテーマ:ブラスによるスカ曲。あまり聞き覚えないような……?? (07)
5. 琥珀色のブルース:ブルースだけど、どこか明るい感じなんだよねぇ(^^)。 (08)
6. じぇじぇじぇ:ドラマで「じぇじぇじぇっ!(次回につづく)」みたいなところで流れていそうな不協和音。 (19)
7. アイドル狂想曲:オープニング曲にちょっと似た、おっちょこちょいな曲想。よく聞く♪ (04)
8. 芸能界:これも波乱含みの展開のとき使われてそう……かなぁ? (30)
9. 海:静かでせつないピアノ演奏。 (34)
10. テーマ変奏曲:ピアノで始まる、元気な曲。これも「次回につづく」時の感じ。 (23)

【第2部】
1. あまちゃんスイング:テーマ曲がゆったりテンポでスイングしている。 (23)
2. 銀幕のスター:どこで使われたかわからないけど、アコーディオンがいかにも「銀幕」(^^)。 (15)
3. アキのテーマ:これはナレーションとともにしょっちゅうかかる。ピアノの高音が印象的。 (16)
4. 友情:(試聴部分ではよくわかんなかった……) (31)
5. あまちゃんクレッツマー:チャップリンを連想させる、マイナーだけどスピーディーでコメディーっぽい曲。 (11)
6. 地味で変で微妙:タイトルが(笑)。これ、ドラマでもすっごく印象的。ギターが引っかかりある不協和音をはじくのよね。 (22)
7. あまちゃんのワルツ:「ぽ~ぴぴぱっ、ぱ~ぴらぴろっ」って感じ(笑)、のどかで大らか、よく聞きます。 (06)
8. 星めぐりの歌:忠兵衛さんのテーマかと思ったら、アキちゃんが三陸を離れる時だかにも聞きました。 (32)
9. TIME:「ミソソソ、ソファミレ/ドミミミ、ミレドシ……」ってシンプルながら印象的、よく脳内BGMでかかります(^^;)。これの、訥々としたギターバージョンが、しみじみしてて好き。 (21)
10. 希求:未来を感じる場面でかかるような? (33)
11. 灯台:トロンボーンが印象的な、太い音のゆったりバラードね。 (35)

〈アンコール1〉
1. 潮騒のメモリー サントラには入っていません!
2. あまちゃん オープニングテーマ

〈アンコール2〉
1. 地味で変で微妙
--------------------------------

抜粋&感想、以上。
この夏、上記の皆様方でコンサートが行われる模様。


●音楽担当の大友さんのお姿を、先月くらいにNHK番組でのインタビューで拝見。
「スカ」なのに「チャンチキ」が入っている、みたいな音楽的な「なまり」を大事にしたい、
みたいなことをおっしゃっていました。
ご本人も福島出身横浜出身だけど、10代を福島で過ごされたんですって。
シャイな感じだけどハートの熱い方……個人的に東北の方のイメージだなぁ。
今回のドラマにあたり、300曲くらい作曲したんですって!(@_@)

流行の文化が東京から一方向で発信されるだけでなく、
地方から発信されるのもいい、みたいなことをおっしゃっていました。
ウン、ウン。「あまちゃん」が、今まさにそんな感じになっているではないですか。
東北色の強いドラマと音楽が日本中を元気にする……素敵♪

今後も音楽に注目しつつ、もしかして年末の紅白歌合戦で
「暦の上ではディセンバー」が歌われるのではないかしらと密かに妄想しつつ(笑)、
月曜日から土曜日の放送を楽しみにするのです♪



●蛇足。ドラマ自体の話。
毎週土曜日、次週の予告ダイジェストが流れるんだけど、
それが「いい意味で」こちらの予測を裏切ってくれています。
こちらがベタな発想で「えぇ~っ、そんなことになるの!?」と想像していたら、
ピークはそこではない、という……。想像もつかない展開になっているという……。

小ネタもますます多いですね。
70代の母と見ていると、「あれは何?」「どういうこと?」と聞かれ通しで、
1回目の視聴では物語がアタマに入ってきません(笑)。

最近では……鮨屋の大将(ピエール瀧さん……ということは、ただのチョイ役ではなさそうね!?)
黙ってニッコリ微笑み通しだったときに「小林薫じゃあるまいし」みたいなツッコミが入ったところ。
「なんで小林薫が出てくるの?」と聞かれても、正答はワタシもわかりません。
ただ……乏しい知識の中からドラマ「深夜食堂」の大将へのオマージュだろうか??? と思いました。
他のドラマあんまり知らないんで、違ってるかもだけど。

【追記】 Wikipediaの小林薫さんのページを眺めていたら、NHK「イキのいい奴」(1987年)ってドラマで、主人公の鮨屋の親方を演じていらしたそうな! 見てなかったからわからないけど、きっと「黙ってニッコリ」してたんですね!?(笑)


ドラマはコメディーでフィクションなんだけど、人生の悲喜こもごもが描かれていて、本当に濃い。
個人的に好きな、「主人公のみならず、出ている全員に物語がある」って感じ。

一見チョイ役の「勉さん」にも、琥珀への内に秘めた熱い思い、裏切りへの怒り、
口止め料にワカメをもらったからって秘密を守る義理堅さ(笑)や、
壊れたユイちゃんに対する優しさやら……といった
「人としてのかわいらしさ」が存分に詰まってますもんね(^^)。
「ファイナル勉さん」「スマート勉」って……(笑) ←勉さんファンか?

実は前半の「北三陸編」で、北三陸の人たちのキャラの濃さにすっかり親しみを覚えちゃって。
後半で「東京編」になると知ってガッカリしたくらい。
「セレブ」と「サブレ」を言い間違える弥生さん、もっと見たい(笑)。
でもいやいや、主人公が東京に来たって、北三陸の人たちが出てきて「ああだ、こうだ」言ってる。
何だか安心しました。ああいうコミュニティーに、ある種の憧れがあるのかも……。

東京編になったからってギスギスして息詰まる感じかと思ったらそうでもなくて、
しれっとクールなマネージャーの水口さんが、実は熱い夢を持っていることがわかったり。
夢の実現に向けて頑張っているアイドルのタマゴたちのささやかな喜びや、
「大女優」の人間味なんぞに、元気をもらったりしています。

なんかねぇ明るくて、でも明るいだけじゃなくて……見ていると元気出るなぁ。
で、こういうドラマの視聴率が良いっていう事実も、何だか嬉しいなぁ。
みんな、元気もらっているんだなぁ……って。

ま、いずれにせよ何にせよ、「笑い通し、時に涙」のドラマです。
録画、永久保存します。
時々、テーマ曲を聴きたくなったり、頑張っている真っ直ぐなアキちゃんの姿と
北三陸編キャストの皆さんの楽しいやりとりを見たくなったりしそうだからね(^^)。
(HDD残量がなくて、全部は残ってないのが残念)



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